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【暮らしと住まい】 - 災害


2007/11/08 16:04

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フィリピンで深刻な自然災害は、20世紀最大と言われる1991年6月のピナツボ火山の噴火や、2006年2月の南レイテ州で大規模な地すべりにみられるような火山災害(火砕流・火山泥流など)と、それを素因とした、台風による洪水です。これらの土砂災害により、フィリピンでは毎年何百人の死者が出ています。土砂災害の頻発には大雨のほか、丘陵地帯がほとんどプランテーションとなっており保水力がほとんどないこと、および残っている山林の過剰伐採・違法伐採も原因として疑われています。

災害による被害を最小限に食い止めるためには、日本同様に、フィリピンでも私たち一人ひとりが防災ということに関心を持ち、いざという時に慌てず適切な行動がとれるように、日ごろから災害に対する心構えと準備をしておくことが大切です。

■災害に備える

◆停電に備える
フィリピンでは地域によって風・雨や台風などの天候が原因で停電が起こることがあります。その場合、当然ながら電気で動くものは自家発電機や電池がないと作動しません。下記のものを用意しておきましょう。

乳幼児がいる家庭では、上記以外に子供が必要とするものも準備しましょう。

◆地震に備える
フィリピンは、日本同様、地震及び火山活動が非常に活発です。東側のフィリピン海溝から沈み込むフィリピンプレート、及び西側のマニラ海溝から沈み込むユーラシアプレートに励起する応力場とマグマが活発な地震と火山活動を引き起こしています。震災に備えて、普段より生活に欠かせないものを必ず用意しておきましょう。

またフィリピン国内のニュースでは、誤報が流されることがありますので、状況判断に当たっては、複数のニュースから情報を収集するようにしましょう。

◆津波に関して
地津波は英語でも "Tsunami" と呼ばれます。フィリピンは、フィリピン海プレート、ユーラシアプレートが重なる海溝やトラフ(海溝より幅が広い海底の谷)が分布しており、プレート間における大規模な海底地震による津波が発生しやすい海域になっています。

海外沿いにお住まいの方、レジャーでビーチなどに滞在する方は、地津波警報に十分注意しましょう。

◆災害時に対する対策

  1. 連絡網の構築
    自然災害はいつ起こるか分かりません。予めそのような場合の家族間、企業間の緊急連絡方法について決めておくことがベストです。

    また事前に「在留届」を在フィリピン日本国大使館に提出しておきましょう。在留届が出ていないと、どこに、誰が住んでいるのか確認出来なく、日本のご家族などから連絡があった際に安否を確認するのが難しくなります。

    在フィリピン日本国大使館では、自然災害時における在留邦人との連絡を密にするため安全対策連絡協議会(大使館とマニラ日本人会、マニラ会、商友会、ジャフィール会等の代表者で構成)というのを設けており、各邦人団体毎に緊急連絡網を作成しております。誰から誰に連絡するのか等、常時把握しておくと安心でしょう。

  2. 一時避難場所や災害待避先を決めておく
    自然災害は、いつ、どのような規模で起こるかは全く予測がつきません。日頃から避難場所を検討しておくことが大事です。

    <一時避難場所の検討>
    常に周囲の状況に注意を払い、情報を収集し、危険な場所に近づかないようにしましょう。そして、勤務先、通勤途上、自宅等における一時避難場所を予め検討しておきましょう(外部との連絡が取れるところが望ましいでしょう)。

    <自然災害時避難先>
    在フィリピン日本国大使館から自然災害の情況に応じて、自然災害時避難先への集結を指示することがあります。

  3. 自然災害発生時における携行品、非常用物資の準備
    旅券、現金、貴金属等最低限必要な物は、すぐに持ち出せるように予め保管場所を決めておきましょう。自然災害発生時には、停電や断水も予想されます。また、一定期間自宅待機が必要となることもありますので、飲料水、非常用食料、医薬品、燃料等を最低限10日分準備しておくと万全でしょう。

◆自然災害時の行動について

<心構え>
平静を保ち、群衆心理に巻き込まれないようにしましょう。

<情勢の把握>
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、現地メディアや在フィリピン日本国大使館から情報収集を勤め、二次災害の恐れなどを把握するようにしましょう。

◆お助けサイト Website(PC用):
在フィリピン日本国大使館・在マニラ日本国総領事館
外務省 海外安全ホームページ
フィリピン国家警察 (philippine national police)


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