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フィリピンで働く人図鑑Vol.17 / 金光 淳規
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kanemitsu17

より多くの日本人が英語でコミュニケーションがとれるように
Grand Line

金光 淳規(カネミツ ジュンキ)
1984年7月19日生まれ
出身地 千葉県千葉市
在比歴 約5年
ランチの予算/場所:0ペソ〜350/オフィスで妻の手作り、または外食

 

 

お仕事の内容について

26歳で今の会社をフィリピンで立ち上げ、最初はオンライン英会話からスタートしました。現在では、語学事業の中でより幅広くオンライン英会話、語学留学、海外インターンシップ、オープンカレッジ、フィリピン現地の駐在員の方たちを受け入れる、通学可能な英会話教室も運営しています。また、会計士の資格を活かして、タートアップ企業など予算が限られた会社の会計・税務・法律の相談を受けたりもしています。ですので毎日異なることをしていて、その日によって業務は様々です。

 

     フィリピンに来たきっかけは?

 

 日本で就職していた会社で、英語が必要なことが多々ありオンライン英会話で勉強していました。最初の上司がドイツ人だったので、英語が話せないとコミュニケーションが取れず。(笑)その時のオンライン英会話を通して知り合ったフィリピン人の先生に、フィリピンへ遊びに来てみなよと誘われまして。その先生はイロイロに住んでいると言っていたのですが、フィリピンについてほとんど知識がなかった当時は住んでる場所が“色々”と冗談を言っているのかと思いました。(笑)そして実際に訪れてみたら、その先生の家のある場所がインターネットも何もない田舎で驚きました。ですが、到着すると、近所の人たちがみんな集まって歓迎してくれて。何もない場所だけど人々がたくさんいて温かく、みんなまるで家族のようでした。そして英語が話せるという事はもちろん、知的レベルが高いのに皆自由奔放に生きている。そんな風に感じてそのギャップも含め、面白い国だなと思ったと同時に自身の価値観が変わりました。来比をきっかけにフィリピンについて色々調べるようになり、その後も何度かフィリピンを訪れました。会社を立ち上げることは以前から計画していて、オンライン英会話を運営したいと思った時にやはりフィリピンだと。色んな面で他の国と比較した上でフィリピンに決めました。

 

    

     フィリピンの好きなところ

 

 ルールがあってないような、自由なところですね。(笑)役所を含めて全員が緩い感じなので、自身の性格も穏やかになりました。また、気を使わなくて済むので、過ごしやすいですね。まだまだ足りないことだらけの国なので、ビジネスチャンスが多いのも魅力ではないでしょうか。

 

    

     海外で働く際に求められるスキル

 

 既定概念にとらわれず自身の信念を突き通せるブレない精神でしょうか。そして、とにかくチャレンジしてみる心、この国では自分自身が踏み出さないと誰も始めてくれないので。(笑)一歩踏み出せる勇気も、一つのスキルかと思います。また、価値観や文化が大分異なるので、その日本と異った環境にも耐えられるメンタルの強さも必要だと思います。

 

    

     フィリピンへ来る前に日本でやっておけばよかったこと

 

 それはやはり英語の勉強ですね(笑) これに尽きます。学生時代は英語が必要になるとは思ってもいなかったので、もっと最初から勉強しておけば良かったと思いました。

 

    

     プライベートの過ごし方

 

 あまりプライベートな時間が取れていないのですが、少し前までは柔道、最近ではゴルフでしょうか。仕事柄、プライベートと仕事の区分けがあまりできていないので、リラックスできる時間は取れるようにしています。そんな時間がとれた時は、マニラを離れてタガイタイの田舎へ行って1日何もせず、今後のことを妄想しています。(笑)

 

    

     恋人はいますか?

 

 既婚者です。会社の立ち上げと同時に結婚したのでもう5年になります。妻の弟と知り合いで、最初は現地法人の代表をお願いしようと紹介してもらったのがきっかけで出会ったのですが、文字通り公私混同しました(笑)

 

    

     尊敬する人は?

 

 学生時代はチンギス・ハンでした。裸一貫から中国、中央アジア、東ヨーロッパなど次々に征服して最終的には世界人口の半数以上を統治することができたその力に憧れます。元々、歴史が好きだったので、単純に織田信長や三国志の曹操孟徳も尊敬していました。もっと身近な人で言うと父親ですかね。今の事業を始めたのも父親の影響なので。自分が大学生の時に亡くなったので、一生超えることができないんですけどね。

 

    

     人生のモットーは?

 

 臥薪嘗胆です。目標を達成するまで続ける。学生時代の柔道の経験からですが、先生に、100人が見たら99人ではなく、100人が一本!という技を極めるようにと教わりました。なので、今のサービスも100人のお客様がいたら、99人ではなく100人に満足してもらえるサービスを提供するよう心がけています。あとは、社内向けには来るもの拒まず去るもの追わずですかね。(笑)つまりは、相手の意思を尊重するということです。自分の意見を押し付けたりはしないようにしています。

 

    

     一番成長したと感じられること

 

日本で就職していた会社が外資だったので英語が話せないと色々不便だったのですが、給料申請のためのシステムの説明書が英語だった時はかつてないほど必死に勉強しました。理解できないと一切給料がもらえないという恐怖感で。その時は、英語力がグンと伸びました。(笑)

 

    

     これからの目標

 

 10年ごとに人生の計画を立てているのですが、まずこれから10年で日本人が少なくとも1000万人は英語が話せる社会にするために貢献したい。その次は、この国で米作りを。(笑)フィリピンは米の消費量に対して輸入に頼っている部分が大きいので、それなら自分で作ってみようと。そしてその次の50代から60代の10年では、生命科学の会社を作りたいです。(笑)

 

    

     カバンの中身拝見

 

 必ず持ち歩いているのは、妻と2歳の子供の写真です。爪切り&耳かきセット、会社立ち上げ当時に作ったボールペンも常に持ち歩いています。また、悲惨なゴルフのスコアは臥薪嘗胆のために、パスポートと証明写真は何かあった時のために。。。(笑)

 

    

     【ある一日のスケジュール】

 

  6:00 起床
家を出るまで特に何をするでもなく過ごしています。時々ゴルフの打ちっぱなしへ行くことも。
9:00 出社、メールの返信などデスクワーク
12:00 昼食
13:00 打ち合わせ、ミーティング等
18:00外食含め打合せなど
22:00 帰社、雑用の片付け
24:00 帰宅後、就寝

 

 

 

これからフィリピンで働こうと思っている人へのメッセージ

 

迷っているなら、とにかく来てみてください。フィリピンのことは、実際来てみないと分からないと思います。日本で報道されていることが全てではないので、日本人が抱くイメージとは異なるのではないでしょうか。あとは、自分の身は自分で守る、ということですかね (笑)最後にフィリピンで働くからには、自分は異国の人間だと自覚してフィリピンで働かせてもらっているという感謝の気持ちを忘れないことも大切だと思います。そうすることで、日本とは大分違った異文化も受け入れることができるのではないでしょうか。

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その他

フィリピンでシェフとして活躍する傍ら、外食産業のコンサルタント業務に従事していたStratenさん。2000年から2007年までは、スターバックスにてサンドウィッチの開発に携わる。2007年、日本全国で展開しているステーキ店「ペッパーランチ」とアジア各国に店舗を持つしゃぶしゃぶレストラン「しゃぶ里(Shaburi)」のフランチャイズを運営する会社、Benmark Group Holdingsを設立。
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