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フィリピンイオンファンタジー8月末55店に、ASEAN第2位

2019年9月10日

1年間で10店増加、地方でも順調に拡大

 

株式会社イオンファンタジーは海外でも、フィリピン、中国、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムにおいて、ファミリー向けアミューズメント施設およびインドアプレイグラウンドの直営展開を進めるとともに、香港、カンボジアにおいて、ライセンス契約およびフランチャイズの店舗を展開している。
 
 2019年8月は、フィリピンにおいて1店、中国で1店を出店した。この結果、2019年8月末の海外事業における店舗数は合計433店舗(フランチャイズ店舗等含む)となった。他の国で伸び悩みが目立つところもあるが、フィリピンでは店舗数が順調に拡大している。
 
 フィリピンにおいては、2014年5月に子会社「イオンファンタジー・フィリピン」が設立された。同年11月に、イオンファンタジーキッズーナ・フィリピン1号店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビンソンズ・ガレリア」内にグランドオープンした。その後、マニラ首都圏を中心としたドミナント化を推進するとともに、セブ、ダバオなど首都圏以外での出店も積極化、順調に店舗数が増加している。

 2019年8月30日には、マニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「SMフェアビュー」にフィリピン55号店をオープンした。前年同月末の45店から10店、率にして22%の増加となっている。そして、ASEAN諸国の中では、マレーシアの92店に続く第2位の店舗数となっている。

 なお、イオンファンタジーは、2018年度から2020年度までの中期3カ年計画において、アジアシフトの加速を掲げており、アジア店舗数を2017年度末の389店の1.9倍の730店とする方針である。特にフィリピンにおいては2017年度末比2.1倍の81店と高い伸びを目指している。フィリピンは、年間人口増加率が約2%、9歳以下の人口が2割(2千万人)以上と高く、子供向けアミューズメント施設需要の急拡大が期待できる(19年9月5日の株式会社イオンファンタジーのニュースリリースなどより)。 

 
 2019年8月末のイオンファンタジー海外店舗数{( )内の数値は内数でFC等}
モーリーファンタジー キッズーナ その他
海外計 218(5) 188(2) 27 433(7)
  中国 151(4) 52 13 216(4)
  マレーシア 53 29 10 92
  タイ 7 20 1 28
  フィリピン 55 55
  インドネシア 1 24 1 26
  ベトナム 5 6 2 13
  カンボジア 1(1) 2(2) 3(3)
 (出所::株式会社イオンファンタジー速報資料より作成)
 

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