ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > フィリピンの経済ニュース > ホテルオークラ マニラ、来年初頭にリゾーツワールドに

ホテルオークラ マニラ、来年初頭にリゾーツワールドに

2018年9月24日

11階建て170室、今年10月末にはヒルトン開業予定

 
ホテルオークラ(本社:東京都港区)は2017年に、フィリピンの「トラベラーズ・インターナショナルホテルグループ(トラベラーズ)」(本社:マニラ首都圏パサイ市)との間で、近く開業予定の『ホテルオークラ マニラ』に関する運営管理契約を締結した。これは、ホテルオークラにとって、マニラにおける2軒目のホテル開業計画となる。また、トラベラーズは有力持株会社アライアンス・グローバル・グループ(AGI)のカジノリゾート事業部門である。
 
 『ホテルオークラ マニラ』は、ニノイ・アキノ国際空港に隣接するトラベラーズ所有のフィリピン初の統合型リゾート施設「リゾーツワールド マニラ」(RWM)の拡張地区内に立地する。ビジネスの中心街であるマカティ地区からも程近く、レジャーのみならずビジネスにも至便な立地である。
 
 『ホテルオークラ マニラ』の開業は当初予定では2018年とされていたが、2019年初頭となるとのことである。ホテルオークラのウエブサイトにも、『ホテルオークラ マニラ』の詳細が掲載されている(https://www.okura-nikko.com/ja/philippines/manila/hotel-okura-manila/)
 
 『ホテルオークラ マニラ』は11階建て、標準客室面積約60平米、総客室数170室の規模となる。統合型リゾートの「華やかさ」とオークラならではの「和のおもてなし」を融合させ、最先端の設備を備えた、リゾート感を満喫できる施設である。シグネチャーレストランである日本料理レストランに加え、スペイン料理レストラン、オールデイダイニング、バーなどの飲食施設の他、プール、フィットネスなどの充実した施設を用意し、観光、ビジネスを問わず、訪れる全ての利用客に快適で満足できるサービスを提供する方針である。
 
 トラベラーズは、国家的大型カジノリゾートプロジェクトでもあるマ二ラ湾岸沿いの「マニラベイ・エンターテインメントシティー」においても、カジノリゾート「リゾーツワールド・ベイショア(RWB)」を開発中である、当初このRWBの完工・開業は2016年と予定とされていたが、まず2018年第4四半期と延期され、更に2020年に再延期される見込みである。
 
 ホテルオークラは、2014年10月に、RWB内にオークラを開業すると発表した。この発表時点では、RWB内のホテルの仮称が『ホテルオークラ マニラ』とされていたが、RWBの開業が2020年にずれ込みそうなことから、名称を『ホテルオークラマニラ ベイショア』へと変更、上記のRWM内のホテルの名称を『ホテルオークラ マニラ』とすることにした。
 
 『ホテルオークラマニラ ベイショア』に関しても、ホテルオークラのウエブサイトに基本情報が掲載されている(https://www.okura-nikko.com/ja/philippines/manila/hotel-nikko-manila-bayshore/)。それによると、地上13階、統合型リゾート(IR)の「賑やかさ」とホテルオークラならではの「和のおもてなし」の融合や最先端の設備を備え、リゾート感を満喫できる屋外プールやスパのほか、オールデイ・ダイニング、寿司や鉄板焼き、天ぷらコーナーを持つ本格的な和食「山里」など、飲食施設も充実させて行くとのことである。ただ、開業年は未定とされている。
 
 なお『ホテルオークラ マニラ』が立地する「リゾーツワールド マニラ」(RWM)には、「ヒルトン・マニラ」が開業予定である。当初予定では11月開業とされていたが若干早まる見込みである。トラベラーズはRWMにおいて、全てスイートのマキシムズホテルのほか、マリオットホテルマニラ、割安ホテルのレミントンなどを運営しているが、宿泊施設が一段と拡充されることになる。
 

その他の記事

イートアンド株式会社(東京ヘッドオフィス:東京都品川区)は、餃子専門店「大阪王将」の餃子の皮・具や「大阪王将羽根つき餃子」、「大阪王将ぷるもち水餃子」等、冷凍食品の製造工場であるイートアンド関東工場(群馬県邑楽郡)にて、2回目となる外国人技能実習生の受入れを実施すると発表した。今回受入れるのはフィリピンからの外国人技能実習生10名となる。

マニラ湾地区にて大型カジノリゾート「オカダ・マニラ」(Okada Manila)を展開しているユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場)は9月19日、「オカダ・マニラ」の運営会社タイガー・リゾート・レジャー&エンターテインメント(TRLEI、タイガー・リゾート社)が日本支店を開設すると発表した。

在フィリピン日本国大使館(日本大使館)は、9月18日、「サウス・コタバト州ジェネラル・サントス市における爆発事件に伴う注意喚起」というタイトルの注意喚起情報を発出した。

ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012年1月にSMリテール社と共同出資して合弁会社「ファーストリテイリング・フィリピン社(FRPI、所在地:マニラ首都圏パサイ市)」を設立した。ファーストリテイリングの出資比率は75%である。

サッカーJリーグの湘南ベルマーレは、クラブの国際化の一環として、フィリピン フットボールリーグ所属の「ダバオ・アギラスFC(Davao Aguilas FC)」とパートナーシップを締結することとなった。

フィリピン最大の格安航空会社(LCC)セブ航空(ブランド名:セブ・パシフィック航空)は、セブ経由の日本路線を増便し、ビサヤ地域やミンダナオ地域の人々が日本へ容易に旅行できるようにする。

商船三井(本社:東京都港区)がフィリピンのカビテ州ダスマリーニャス市サリトラン(首都マニラから南に約30km)においてマグサイサイ・マリタイム社と共同で開設準備を進めてきた商船大学「MOL マグサイサイ・マリタイム・アカデミー(MMMA)」の開校式が、9月12日に開催された。

日本外務省は9月10日、「台風22号の接近に伴う注意喚起(北マリアナ諸島、フィリピン、台湾、中国沿岸地域)」いうタイトルの海外安全情報(広域情報)を発出した。

PLDTのIT子会社であるePLDTは、このほど、ePLDTのデータセンター「VITRO セブ2」(所在地:セブ州マンダウエ市のPLDTコンパウンド)が、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)から、「Nexcenter」として認定されたと発表した。

フィリピン統計庁(PSA)発表によると、2018年8月の総合インフレ率(総合消費者物価指数、2012年=100)は6.4%(速報値)となり、前月から0.7%ポイント上昇、2013年以降(2012年=100)で最も高い数値となった。一方、年初から8カ月間(1月-8月)の平均インフレ率は4.8%で、政府のインフレ目標上限を0.8%ポイント上回った。

金融・経済

ジャンルで探す

フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you