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UE社とウィン・リゾーツ社が26億ドルの和解金、フィリピンカジノ事業に優先配分方針

2018年4月5日

カジノ・娯楽関連企業であるユニバーサルエンターテインメント(旧社名アルゼ、ジャスダック上場、以下UE社)は、3月8日、ウィン・リゾーツ社(Wynn Resorts Ltd.)が総額26億3,200万米ドルをUE社支払うことで和解したと発表した。

 UE社によると、100%子会社のアルゼUSAが保有するウィン・リゾーツ社株式を償還する権利を有していたこと、償還時の株式査定価格には妥協性がなかったこと等をウィン・リゾーツ社が認め、その結果ユニバーサルテンターテインメント社グループに対し、総額26億3,200万米ドルを一括で支払うことに合意、和解契約が締結された。

 UE社グループは、和解契約締結により、経営に重くのしかかっていた高金利の借入と高額な米国訴訟費用の経費から解放されて、大きく身軽になることから、フィリピンのマニラで展開しているカジノリゾート「オカダ・マニラ」の成功と、メーカー事業の強化の両面に注力できる。

 和解契約により得られた収益は、借入金等の弁済及びフィリピンの「オカダ・マニラ」プロジェクトの推進に優先的に配分していく予定である。ただし、借入先との交渉等にも時間を要するため、最終的な確定はまだ先になるもよう。UE社は現在、大手主要格付機関のレーティング審査を受けており、格付け取得で信用性を高めた上で、各借入先との再交渉を始める方針である(18年4月2日のユニバーサルテンターテインメント社発表などより)。

 なお、『オカダ・マニラ』プロジェクトは、フィリピンの国家的プロジェクトであるマ二ラ湾岸沿いの「マニラベイ・エンターテインメントシティー」に、世界最大規模のカジノ施設を含む豪華ホテルや高級レストラン、商業施設、バジェットホテル、コンドミニアム、世界最大級の噴水やビーチクラブを兼備した一大複合リゾート(IR)を創設するというものである。

 

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