2025年6月5日(木)、「Barilla Pasta Championship Asia」の一環として、フィリピン各地から選ばれた6名の実力派シェフが、マニラのDe La Salle大学に集結し、パスタ料理の腕を競い合いました。この大会を主催するBarilla(バリラ)は、1877年にイタリア・パルマで小さなパンとパスタの店として創業し、現在では世界100か国以上で親しまれている世界的な食品メーカーです。本大会は、「イタリア料理の卓越性を世界に広める」というBarillaのミッションのもとに開催され、各シェフが自らの技術と情熱、そして創造性あふれるパスタ料理を通じて、その腕前を披露しました。
6人の参加シェフ
参加者には、著名なレストランからフィリピンを代表する有望な料理人たちが名を連ねました。今回出場したのは、Dough and GrocerのManuel Valila氏、Tartufo RistoranteのJoshua Alfonso氏、Mama Lou’s Group Holdings, Inc.のKarl Vincent Manlapaz氏、The Palms Country ClubのDanilyn Dagle氏、The Westin ManilaのAaron Joseph Gulinao氏、Marriott Hotel ManilaのJan Richard Hubilla氏の6名です。
審査員には、Werdenberg International Corporation最高執行責任者のOthmar Frei氏、De La Salle–College of Saint Benildeの料理学科プログラムチェアを務めるシェフMargarita Isabel Marty氏、Barilla Asia PacificのエグゼクティブシェフであるAndrea Tranchero氏、LTB Philippines Chefs AssociationでSports & Socialsディレクターを務めるシェフCarlo Miguel氏が名を連ね、審査にあたりました。
左から: Chef Carlo Miguel, Chef Margarita Isabel Marty, Chef Aaron Joseph Gulinao, Chef Andrea Tranchero, and Chef Othmar Frei
そして栄えあるチャンピオンに輝いたのは、シェフAaron Joseph Gulinao氏です。彼は「Spaghetti in Alaminos Longganisa Ragu with Smoked Kesong Puti Mousse」という独創的な一皿で審査員を魅了しました。イタリア料理の技法とフィリピンならではの力強い味わいが見事に融合した一品でした。
優勝したシェフAaron Joseph Gulinao氏
Spaghetti in Alaminos Longganisa Ragu with Smoked Kesong Puti Mousse
Gulinao氏は今後、2025年11月にクアラルンプールで開催予定の地域決勝に進出し、中国、ベトナム、マレーシア、フィリピン、韓国、インド、日本、シンガポールの代表者たちと競い合うことになります。
この「Barilla Pasta Championship Asia」フィリピン大会は、Barillaと、同社のフィリピンにおける販売パートナーであるWerdenberg International CorporationおよびSäntis Delicatessenの共催によって実現しました。Säntis Delicatessenは、メトロマニラ各地に店舗を構える高級デリカテッセンで、本格パスタをはじめ、生ハム、ソーセージ、チーズ、パン、ワインなど、ヨーロッパ各国の上質な食材を豊富に取り揃えています。
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画像撮影:フィリピンプライマー