マカティ市にある、アヤラ博物館が自信を持ってお届けする今年最初の展示は
- 日本のアート「具体派（Gutai）」。
「具体派（Gutai）」とは？
画家・吉原治良を中心に1954年、関西で結成された
前衛美術集団「具体美術協会」の芸術活動。
日本アートの動向の一つで「芸術制作において、
先鋭的かつエネルギッシュなアプローチをする」と定義される。
抽象的表現主義の後、現代美術において、人気の動きとなった。
後に彼らは、音、空間、光、パフォーマンスも使って芸術を表現。
それらはしばしばステージ、メディアにおいて使用され、彼らのアートは世界へ。
アメリカのアラン・カプロー氏のパフォーマンスアート「ハプニング」や、
フランスを中心とした抽象画家グループのアンフォルメル、オランダのヌルなど、
海外のアーティストと共同制作も実現。
写真）展示品は、個人収集家、カマチョ夫妻より借用し展示しています。
具体派（Gutai）のアートがまとまった形で公開されるのはフィリピン国内初。
具体派は、戦後日本美術の先駆的なものとして国内外で評価が高く、
グッゲンハイム美術館をはじめとして近年、あいついで回顧展が開催されています。
今回、フィリピンアートフェアと同時に開催。
展示品は８０点以上の絵画や彫刻で、身体を使って表現した（足を使ったり、
セメントや砂利の中で動き回ったもの、絵の具を高い位置からまき散らしたもの、
大砲を使ったものなど）型破りなアートをお楽しみいただけます。
今回の展示作品は、個人収集家のカマチョ夫妻から借用しての展示。
そのため、中には数点、未公開作品も含まれています。（これは見逃せない！）
プライベートコレクションには、特定のアートに対する情熱なようなものが感じられますね。
あなたも、現代美術に対して、理解を深めてみませんか？
【A taste of Gutai 「具体派アートに触れてみませんか？」】
期間：2月5日（金）から4月10日（日）まで
営業時間：火曜日から日曜日 ９：００～ １８：００
場所：Ground, Ayala Museum, Makati Avenue Cor. Dela Rosa St., Greenbelt Park, Makati, 1224 Metro Manila
（アヤラ博物館は、マカティ・アベニューの角、デ・ラ・ローサ通りにあります。）
お問い合わせ：メール [email protected] または電話 (632) 759 82 88
この記事はアヤラ博物館のプレスリリースをもとに作成してあります。
画像出典：www.ayalamuseum.org
- 「ニックネーム」 daisuke
- 「自己紹介」 フィリピンに来て1年以上が経ちました。
- ドゥテルテ大統領になり、どんどん変化する
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