在フィリピン日本国大使館は11月4日、マニラ首都圏における強盗事件に関する注意喚起を発表しました。
●10月31日夜、マニラ首都圏パラニャーケ市北東部のマニラ湾 付近の路上において、邦人に対する拳銃のようなものを使用した強 盗事件が発生しました。
●改めて、夜間の歩行移動に際しては、細心の注意を払ってくださ い。
●強盗に遭った際には、身の安全を第一に考え、絶対に抵抗しない でください。
●クリスマスが近づくと、同種の犯罪が増える傾向にあるので、外 出等の際は細心の注意を払ってください。
1 10月31日夜、マニラ首都圏パラニャーケ市北東部マニラ湾付近 の路上(New Seaside Drive)において、邦人に対する拳銃のようなものを使用した 強盗事件が発生しました。
日時:10月31日(木)夜7時頃
状況:邦人がパラニャーケ市の大型リゾートホテル付近の歩道を歩 行中、バイクに乗った2人組に、突然肩掛けカバンを奪われそうに なったため、奪われぬようカバンを強く押さえたところ、犯人が拳 銃のようなものを取り出し銃のグリップ部分で被害者の手の甲を殴 打し、また銃口を被害者に向けてきたため、カバンから手を離した もの。
2 先日もマカティ市で類似事件が発生しているところ、フィリピンの 在留邦人、旅行者、出張者等の皆様におかれましては、改めて以下 の諸点にご注意願います。
(1)夜間・早朝は犯罪の発生率が高くなる(特にフィリピンでは クリスマスシーズンに入ると犯罪の発生率が高くなる傾向にありま す。)ことを念頭に、夜間の徒歩移動はなるべく控え、近距離であ っても車両移動を検討ください。また、やむを得ず徒歩移動する際 は、細心の注意を払ってください。
(2)強盗に遭っても、相手が凶器を所持していることを想定し、 絶対に抵抗せず、生命と身体の安全を最優先に考え、落ち着いて行 動してください。たとえば金品の要求に応じようとポケットやバッ グに急いで手を伸ばすと、 反撃すると誤解され攻撃される可能性もあるので、身体を動かすこ となく「ポケットに入っている」などと口頭にて説明するか、指だ けで差し示して犯人に取らせるようにしてください。
(3)外出する際は、なるべく車道から離れた歩道の内側を選んで 歩き、カバンは車道と反対側に持つように心がけてください。 また、必要最小限の手荷物にとどめる、 貴重品は分散保持するなど、犯罪に遭っても最小限の被害となるよ う、工夫をお願いします。(今回、 被害者は旅券と財布等の入ったカバンを盗まれましたが、携帯はカ バンに入れてなかったため盗まれず、また財布も盗まれても構わな い予備の財布に最低限の現金とクレジットカードしか入れていなか ったため、被害の拡大を食い止められました)。
3 次の各資料も参考としてください。
(1)海外安全ホームページ(安全対策基礎データ:フィリピン)
https://www.anzen.mofa.go.jp/i nfo/pcsafetymeasure_013.html
(2)安全の手引き(フィリピン)
https://www.anzen.mofa.go.jp/m anual/philippines_manual.html
(3)海外安全虎の巻~海外旅行のトラブル回避マニュアル~(P DF)
https://www.anzen.mofa.go.jp/p amph/pdf/toranomaki.pdf
(4)ゴルゴ13の海外安全対策マニュアル
https://www.anzen.mofa.go.jp/a nzen_info/golgo13xgaimusho.htm l
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(問い合わせ窓口)
○ 在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
当館ホームページ:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
海外安全ホームページ(フィリピン):https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html
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