新型コロナウイルス感染症の拡大が続くフィリピン。最近は外出規制も再び厳しくなり、万が一コロナにかかってしまった場合も心配ですよね。そこでフィリピンプライマー最新号では、多くの日本人の皆様が心配されている疑問や悩みについて、専門家からのアドバイスをご紹介しています!
マニラの病院受診ガイド
・もしかしたら、コロナかも?
・診療の予約は?コロナ以外の病気になったらどうしたらいい?
などなど、万が一病院を受診するとなった場合には、色々な不安がありますよね。そこでプライマーでは、マニラの病院で受診する際の注意点や準備すべきことなどをまとめてみました!
フィリピンでの医療に詳しくなかったり日本語で話したい場合は、ジャパニーズヘルプデスクなどの医療サービスを利用してみましょう。ジャパニーズヘルプデスクはマカティメディカルやセントルークスなどのメジャーな病院にカウンターを設置し、日本人の診療予約や診察の際の通訳など様々なサポートを提供してくれる医療サービスです。
保険に加入されている場合はジャパニーズヘルプデスクから保険会社に請求するため、病院へ現金を持っていく必要はありません。保険証を持っていない場合や、加入保険が対象外の場合などは、一回のケースにつきP1,500のサービス料がかかります。
ジャパニーズヘルプデスクの詳細はこちらから!
クリニックや医療サービス
フィリピンで病気になった時に利用したい日系クリニックや医療サービスをご紹介します!
東京ヘルスリンク
日本語対応の総合クリニック。2004年にアラバンに開院。2007年には同地区にリハビリ専門施設を開設、また2010年にはマカティに開院。定期健康診断や各種予防接種、各種検査、往診サービス等も提供。海外傷害保険でのキャッシュレス受診や国保・社保の請求手続きなどに関しても常駐の日本人スタッフが親切丁寧に対応してくれる。
詳細はこちらから!
ひばりクリニック
BGC「2セレンドラ」の向かいにあるHigh Street South Corporate Plaza Tower内にオープン予定のクリニック。女性医師が対応し、日本語通訳は常駐。
各種保険にも対応しており、キャッシュレス支払いも可能。現在は、開院に先駆けてオンライン診療を開始。スマホ、パソコン、タブレットなどを使って、ビデオ通話で自宅にいながら診察を受けることができる。日本人通訳も同席するので、安心。支払いは銀行振込、海外旅行損害保険も利用可能。
詳細はこちらから!
日本人会診療所
マニラ日本人会付属の診療所。現在はコロナ禍の影響により、健康診断、予防接種(子どもは対象外)、生活習慣病の方で投薬が必要な方に限り薬の処方箋発行のみ対応している。各種海外医療損害保険の利用が可能。完全予約制なので、診察を希望する場合は事前に予約を。営業日は火~金曜。
Trident Tower, 312 Sen. Gil J. Puyat Ave, Makati, 1209
Metro Manila
☎02-8815-3559/02-8818-0880
www.jami.ph/clinic
対応言語:日本語・英語・タガログ語
ジャパニーズヘルプデスク
マカティメディカルやセイントルークスなど、フィリピンのメジャーな病院に設置されているジャパニーズヘルプデスク。
診療予約、病院内アテンド、医療通訳などのサポートを日本人向けに行っており、英語が苦手、海外の病院のシステムがよく分からない人などでも安心して任せることができる。
また、キャッシュレス診療も対応しており、海外旅行保険やヘルスケアプログラムに加入していれば、病院へ現金を持っていく必要がないのもうれしい。
詳細はこちらから!
ウェルビー
フィリピンへ2013年に進出。グローバルに事業展開される日系企業へ「緊急対応」、「事故予防」、「リスクファイナンス」の「三位一体」体制を通じた企業サポート。緊急対応は24時間日本語にて病気、事故発生時の病院予約、救急車手配、通訳スタッフ派遣等。
事故予防は海外赴任者特有の重症疾患リスクを考慮した健康診断の企画販売、事例を活用した赴任者向けセミナー。リスクファイナンスは保険代理店としてオリジナル自動車保険、火災、傷害保険等の損害保険の販売。
2 B&C, Blue Sapphire Residences, 30th St., cor. 2nd
Ave., Bonifacio Global City, Taguig
☎02-8816-4923
www.wellbemedic.com
対応言語:日本語・英語・タガログ語
PCR検査について
・フィリピンでPCR検査を受けるには、どんな手続きが必要?
・結果はいつ受け取れる?
こうした疑問を解決すべく、プライマーチームがPCR検査を受けてきました。PCR検査予約 ~ 検査結果入手迄の時系列順に沿って、下記の動画で解説しています!
専門家の特別インタビュー
・フィリピンでコロナになったらどうなるんだろう?
・治療は受けられるの?
・ワクチンは摂取するべき?
などなど多くの人が抱える疑問を、大病院の緊急外来で数多くのコロナ患者に接してきた、ジャパニーズヘルプデスククリニックの専属医師・モディーナ先生に伺ってみました!
フロントライナーとして、コロナ禍の危機をどう乗り越えてきましたか?
コロナ禍の初期は多くの同僚が亡くなりました。特にPhilippine Heart Centerで働く同僚たちです。これを見て、私たちはフロントライナーとして命を落とすかもしれないという思いで士気が低下しました。それぞれの病院に所属する多くの看護師や医師はトラウマに苦しみ、仕事を辞めました。私自身も、喘息などコロナになりやすい病気を患っているためストレスを感じていました。
N95マスクを一日8~12時間つけっぱなしにしていますが、これが喘息を起こす要因となるため、大変な思いをしています。そして、これだけ用心深く行動をしていても、仲間の多くが感染してしまいます。昨年(2020年)は家族に感染することを恐れて、何か月も家に帰るのを拒む看護師や医師もいました。私自身は家族が支えてくれたおかげで耐えることができました。定期的に休暇を取るようにもしています。おかげで、今は少しよくなってきたと感じています。
新型コロナウイルスはどんな病気ですか?また、症状は?
新型コロナウイルスはインフルエンザによく似た病気です。最初は呼吸器疾患として現れます。卒中や心臓発作を起こした多くの患者さんが新型コロナウイルスに感染していました。呼吸困難、咳、風邪、のどの痛み、わずかな発熱、体の衰弱、まれに下痢、嘔吐、または嗅覚の喪失を患っている人は、すでに新型コロナウイルスの疑いがあります。
風邪やインフルエンザに似た症状が出た場合、そうでないことが証明されるまでは新型コロナウイルスだと判断されます。パンデミック中は、救急治療室では「誰もが新型コロナウイルスを持っていると疑わなければならない」というルールがあります。
デング熱の症状である発疹として現れることさえあるため、デング熱が新型コロナウイルス検査を陽性にすることもあります。ですから、それが新型コロナウイルスなのかデング熱なのか判断できない場合もあるのです。他にも脳卒中、心臓発作など、多くの病状を模倣することもできます。
インタビューの全文はこちらから!
ほかにも新型コロナに関する様々な情報を、フィリピンプライマー最新の4月号ではご紹介しています。ぜひご自宅でゆっくりとご覧ください!
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