新型コロナウイルスの拡大をうけ、ルソン島の多くの地域ではコミュニティー隔離措置(ECQ)が継続されています。今回はフィリピンと日本間の配送状況について、最新の情報をお届けいたします!
DHL(ディーエイチエル)
日本では佐川急便がDHLの荷物の配送を請け負っています。日本からフィリピンへの荷物の配送は現在でも継続していますが、首都圏マニラ内でも配達ができない地域が増えています。
配達を一時中止しているエリアはこちらのURLから確認できます。事前にフィリピン国内で送りたい住所の郵便番号を確認し、最新の情報をチェックしましょう。
EMS/郵便
3月のコミュニティー隔離措置(ECQ)以降も、日本からフィリピンへの配送は継続しています。しかし貨物関連の飛行機の便数が減少しているため、通常よりも配達に時間を要しています。東京都内の郵便局で荷物を預けた場合、日本の空港からフィリピンに向けて出発するまでに、1週間以上かかってしまうケースもあるとのこと。
現在フィリピン国内では緊急支援物資を優先的に配送しているため、一般荷物の輸送は大きく遅れている状態です。フィリピンの郵便局で荷物がストップしていることもあります。紛失なども考えられるため、随時最新の情報を確認しましょう。
フィリピンの郵便局PHLPOST(フィルポスト)の公式ページでは、営業している郵便局の情報を公開しています。
FedEx(フェデックス)
FedExは日本とフィリピン間の配達は継続していますが、フィリピン国内で取り扱いができない地域が増えています。通常よりも6日ほど配達が遅れているケースが多いとのことです。
下記の郵便番号地域は配達が可能ですが、それ以外のエリアでは一時サービスをストップしています。
★配達可能地域の郵便番号
1000, 1630, 1632, 1700,
1771, 2001, 2009, 2010,
2022, 2023, 2200, 2222,
2301, 2600, 3311, 4024,
4025, 4026, 4027, 4106,
4107, 4114, 4116, 4232,
4233, 4234
詳細は公式サイトをご覧ください!
TRANSTECH(トランステック)
日本からフィリピンへの荷物配送は、船便にて通常通り行っています。バリックバヤンボックスと呼ばれる専用の箱の荷物を主に取り扱っています。詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
3月のコミュニティー隔離措置以降も日本とフィリピン間で荷物の配達は継続されていますが、現在は医療関係の物資といった緊急支援物資をフィリピン国内で優先的に配送しているため、一般荷物の輸送は大きく遅れています。そのため食べ物など賞味期限が限られているものの配送は控えた方がよいでしょう。
また紛失の可能性も考えられるため、重要な書類などの配達は慎重に。コミュニティー隔離措置(ECQ)が解除されたタイミングで、荷物の配送を考えるのも選択肢のひとつでしょう。
引き続き随時最新の情報を公式サイトなどでチェックしましょう!
コメント / トラックバック 4 件
TABE MITSUYOSHIさま
プライマー編集部です。コメントいただきありがとうございます。
FedExの配達の場合ですと、追跡は可能です。配達に要する時間は最低でも3営業日と記載がありますが、現在は貨物便の運航本数も限られているため、それ以上に日数がかかる場合の方が多いかと思います。
また配達対応地域に関する情報につきましては、こちらのサイトもしくはこちらのページをチェックいただき、直接お問い合わせいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
プライマー編集部
マニラ発、東京行きの荷物を送りたいのですが、今現在の状況を分かれば詳しく教えて頂きたいです。
荷物の内容はマスクです。Fedexなど安全で追跡が可能な手段で送りたいのですが値段、日にちが分かれば教えて頂きたいです。
あん様
コメントいただきありがとうございます、プライマー編集部です。
最新の情報は、Fedexなど直接企業に問い合わせいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
プライマー編集部
私は、PASIG CITY 〒1600に住んでいますが、FedExの取次店はあるでしょうか? 日本に発送したいのですが、何日程度て着くのでしょうか? 追跡はできるのですか?。教えてください。