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第5回 フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー / Inanc Balci
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お馴染みのフィリピンで活躍中のアノ人に直撃!日本人以外にもフィリピンには注目のキーパーソンが多く暮らしています。そこで、国籍問わず活躍中のビジネスパーソンにもフィリピンにおける「いろは」を語ってもらうコーナーがスタート!

LAZADA Philippines CEO/共同創設者
Inanc Balci イナック・バルチさん

フィリピン最大オンラインショップLAZADA Philippines(ラザダ・フィリピン/以下、ラザダという。)のCEO兼共同創設者 Inanc Balci(イナック・バルチ)さん。イナック・バルチさんはトルコのイスタンブール生まれ。米国パデュー大学で産業・生産エンジニアリングと経済学の二重学位を取得後、ロンドンの金融関係の会社に務めた。3年後、フィリピンへ渡り、ラザダを立ち上げ、現在はCEOとして活躍している。


これからフィリピンで起業をしようとする人にアドバイスをお願いします。

私からのアドバイスとしては、思い付いたアイデアをその国で実行する前にローカライズすることが非常に重要であるということです。例えば、米国のビジネスモデルを導入する場合、フィリピンでは機能しないかもしれません。ローカライズし、フィリピンの市場に適したビジネスモデルを考え出すことは非常に重要です。私たちは、地元の商人や現地パートナーとやり取りするプロセスから始めて、起業するために多くのことをローカライズしました。ほとんどのヨーロッパ諸国には存在しない代金引換払いシステムを使って、フィリピンのユーザー向けにビジネスモデルを調整しなければなりませんでした。

 

 

編集部

 

ラザダを創設したきっかけを聞かせて下さい。

 

Inanc Balciさん

 

私がロンドンで勤めていたとき、東南アジア5ヶ国(インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン)でネット通販会社ビジネスを始めたいというドイツ人投資家らに出会いました。そこで私は彼らのオファーを受け、フィリピンでラザダを立ち上げることになりました。ラザダは当初、小売ネット通販会社でしたが、2014年にはラザダに登録した出品企業が直接自社の商品を販売するマーケットスタイルに変更しました。現在、ラザダの登録企業数は約1,000社です

 

 

編集部

 

ウェブサイトには1日にどれくらいの人がアクセスするのですか?

 

Inanc Balciさん

 

1日の平均アクセスは約100万人です。アニバーサリー・イベントを実施した期間には3日間で1,000万人を超えました。ラザダはフィリピンで7番目に訪問数が多いとされています。

 

 

編集部

 

ユーザーが好んでラザダで商品を購入する大きな理由は何だと思われますか?

 

Inanc Balciさん

 

主な理由は便利だからだと思います。モールに行くためにひどい渋滞に巻き込まれることはないですし、色々なショップを回って商品を探さなくてもいい。ガソリン代だけでなく、時間の節約にもなります。私たちのモットーの1つは、フィリピンで簡単に買い物をしてもらうことです。登録不要で使いやすいウェブサイトを提供することで、多くのユーザーに使っていただけるようにしています。

 

 

編集部

 

競合他社との競争をどのようにして乗り越えていますか?

 

Inanc Balciさん

 

私たちは主に2つのチャレンジを行っています。1つ目は物流管理システムです。仮に私たち自身が物流業務をしない場合、ネット通販会社として存在することが非常に困難であると考えています。そこで私たちは当社の社内配送会社であるラザダ・エクスプレスを立ち上げました。今ではフィリピン国内で75%のエリアをカバーできています。2つ目は代金引換払いシステムです。ユーザーは商品を受け取るときに、宅配会社に代金を支払います。フィリピンではクレジットカードの普及率が3~4%しかありません。フィリピンで初となる、このシステムを全国的に開始しました。これらの結果、競合他社よりも一歩前進できました。

 

 

編集部

 

2016年、ジャック・マーさん(アリババ)から投資がありました。ラザダの運営にどのような影響がありましたか?

 

Inanc Balciさん

 

当社の事業自体に変化はありませんでしたが、当社の戦略と事業の考え方には影響がありました。アリババはオンラインマーケットを長年運営しており、彼らは最高のパフォーマンスを実現する方法と、電子商取引会社を最適化する方法について莫大な知識を持っています。私たちは彼らから多くのことを学びました。これからもその影響が私たちの業務にインパクトを与え続け、ビジネスモデルの最適化につながることでしょう。

 

 

編集部

 

ビジネスを継続的に成長・拡大するためにどのような戦略を持っていますか?

 

Inanc Balciさん

 

私たちは特に品揃えに力を入れています。現在、ラザダで購入できる商品数は約700万点です。また、登録ブランド数も増加しており、現在は約1万4千のブランドを保有しています。そして、オンライン・レボリューション(当社最大のセールイベント)や5周年記念セールイベントのような様々な大きなイベントも行い、新しいユーザーの獲得に努めています。

 

 

編集部

 

今後の目標は?

 

Inanc Balciさん

 

フィリピンを世界トップのネット通販市場の国にしたいと考えています。フェイスブックのように、普及を成功させたいです。私たちの目標は、ラザダを有名にすることではなく、フィリピンでのネット通販市場を大きくすることです。現在、色々な業界とパートナーを組んで進めています。

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フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー

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フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー
Philippines Urban Living Solutions(PULS)の共同創業者のKooijman氏。以前はDevelopment Principles Group(DPG)の創業者でありCIOを務めていました。2004年にはマニラに拠点を置くBPOのMicro Sourcingも共同創業していたこともある人物です。

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フィリピンでシェフとして活躍する傍ら、外食産業のコンサルタント業務に従事していたStratenさん。2000年から2007年までは、スターバックスにてサンドウィッチの開発に携わる。2007年、日本全国で展開しているステーキ店「ペッパーランチ」とアジア各国に店舗を持つしゃぶしゃぶレストラン「しゃぶ里(Shaburi)」のフランチャイズを運営する会社、Benmark Group Holdingsを設立。
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