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第4回 フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー / Mark Kooijman
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お馴染みのフィリピンで活躍中のアノ人に直撃!日本人以外にもフィリピンには注目のキーパーソンが多く暮らしています。そこで、国籍問わず活躍中のビジネスパーソンにもフィリピンにおける「いろは」を語ってもらうコーナーがスタート!

Philippines Urban Living Solutions 共同創業者
Mark Kooijman マーク・クージマンさん

Philippines Urban Living Solutions(PULS)の共同創業者のKooijman氏。以前はDevelopment Principles Group(DPG)の創業者でありCIOを務めていました。2004年にはマニラに拠点を置くBPOのMicro Sourcingも共同創業していたこともある人物です。

座右の銘を教えてください。
私のモットーは、「優秀であることを追求すれば、成功は常にやってくる」というものです。常に、優秀でありたいと思っています。
 これは、フィリピンでは少し欠けている考え方だと思います。全力を出し切るよりも、8割の努力で済ませてしまう人のほうがむしろ多い。成功したいなら、自分がなすこと全てで優秀であることが必要だと私は思います。あなたが優秀なら、お金の方からあなたのところへやってくる。自ら持っている力の5割とか8割の努力しかしないライバルに勝てるからです。

 

 

編集部

 

PULSについて詳しく教えてください。

 

Mark Kooijmanさん

 

働く若い人々のための寮を、おもにBGC、またマカティに開発しています。BGCで働く人々の平均給料は22000ペソ前後ですが、BGCで最も狭いスタジオタイプの部屋でも、家賃は25000ペソ前後もします。PULSは、家賃が高すぎて職場の近くに住めないという社会問題を解決しようとしています。

 

 

編集部

 

法人顧客やBGC周辺で働く個人をターゲットに設定したのはなぜですか。

 

Mark Kooijmanさん

 

BGCにオフィスを構える平均的な法人に目を向ければ、スタッフを獲得することと、維持することの両方に問題を抱えていることがわかります。業界の離職率は35~50%もの高水準です。すなわちマリキナに住みながらBGCで働いていて、イーストウッドで職が見つかれば、BGCでの仕事を辞めてイーストウッドで働くだろう、ということです。誰だって家から近い職場がいいですよね。なので、スタッフを雇って維持したいと思うなら、住む場所も合わせて提供すればいいのではないかということを提案しています。BPO業界では、スタッフの維持に問題を抱えていることが見て取れます。またスタッフを確実に時間通りに出社させるのも難しい問題です。

 

 

編集部

 

MyTownの開発地はどのように決められたのですか?

 

Mark Kooijmanさん

 

BGCに照準を合わせました。BGCはある種フィリピンのマンハッタンだと思っているので、メジャーな企業ならここにオフィスを持っていると。ここには現在20万人強の若い専門職が働いていて、数年のうちに38万人まで膨れ上がるでしょう。今後、深刻な住宅不足が起こると予想しています。

 

 

編集部

 

PULSにとって、これまでで最も困難な挑戦は何でしたか?

 

Mark Kooijmanさん

 

提供する環境の、ベストなラインを見つけることです。フィリピンの住宅市場は価格に非常に敏感です。我々の入居者は、月給14000ペソのナースから30000ペソ稼ぐBPO企業のマネジャーまで様々です。
 デベロッパーとして、市場で優位に立つには、どれくらい快適なユニットで、どれくらい多くの設備をつけられるか、決定を重ねていく必要があります。もし1ベッドの寮が月6000ペソだったら、ナースや駆け出しのBPO従業員は手を出せなくなってしまう。
 より快適なユニットにも需要があると見ています。BGCで働く若いカップルで、スタジオタイプの部屋は借りられないけど、新しいアパートメントに月15000~20000ペソは出せる、というような入居者を獲得していきたいです。
 それとは別に、月給12000~14000ペソの若いナースで、6人部屋で、トイレは共同の生活を許容できて、家賃に2500ペソまでしか出したくない人々がいます。そちらをターゲットにするなど、顧客層を変えて、プロダクトを微調整して提供することにチャレンジしていきたいですね。

 

 

編集部

 

ただ多くの寮を建設するだけでなく、その場所に住みたい人々に向けて、調整を加えた住宅の提供を考えているわけですね。

 

Mark Kooijmanさん

 

そうですね、常に高いレベルを狙っていきます。金属の二段ベッドを押し込んで、月3000ペソで貸し出すことも可能ですが、それはやりたいことではない。我々は市場の底辺で同業者と争いたいわけではありません。長期貸し出しにも適した、優れたプロダクトを常に提供したいのです。
 フィリピンは、これから常に成長を重ねていくでしょう。12人部屋に詰め込まれて月2500ペソを払うような寮は、5年以内に消えていてほしい。
 より多くの人々が、余裕のある住環境を享受できるように、平均給与が22000~30000ペソまで上がっていればいいですね。西洋諸国のように。ロンドンでジャーナリストやナースとして働いていれば、12人部屋で暮らさずに済みますし、給料ももっとよいでしょう。

 

 

編集部

 

あなたの原動力となる思想について教えてください。

 

Mark Kooijmanさん

 

2つあります。1つ目は「フィリピンで、社会を変革したいというアイディアから我々の企業が成り立っている」ということです。この国はたくさんの問題を抱えています。環境、社会、その他様々な問題があります。私自身、「政府や機関投資家に頼っているだけでは、問題を決して解決できない」と考えていますが、そのためにはリターンが魅力的で、民間資本が出資したいと思うような商業製品や企業を作る必要があります。

 それがPULSの常に背後にあるアイディアです。若い専門職の人々のために、この国の社会的なニーズも満たすプロダクトを創出する。そうすれば、小さな分譲マンションを若い家族に提供するとか、そういう方向にも事業転換することができるからです。

将来のフィリピンの住宅事情は、より垂直に伸びた小さな分譲マンションが増えるでしょう。我々は、TempletonやSMのような企業から数十億ペソを出資してもらい、寮をさらに作れるような企業になることが必要です。彼らが我々に投資する理由は、リターンが魅力的だから。もし我々が単なる非営利の社会事業だったとしたら、SMのような企業は投資をしないでしょう。

 ゴールはつねに、社会問題に対する解決策を見つけることです。多額の民間資本を動かせるくらい商業的な解決策にする必要があります。23%の人々がスラムに住んでいるというマニラの住宅問題ですが、政府には全員を住まわせる十分な財源は決してありません。民間資本から数十億の資本を投入しなくては解決しないことなのです。

2つ目は企業としての発展です。最終的には、株式の新規上場を行い、利益を得て株主にも還元したいと考えています。

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フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー

フィリピン最大オンラインショップLAZADA Philippines(ラザダ・フィリピン/以下、ラザダという。)のCEO兼共同創設者 Inanc Balci(イナック・バルチ)さん。イナック・バルチさんはトルコのイスタンブール生まれ。
David Leechiu(デイビッド・リチュウ)さんは、フィリピンの商業不動産ブローカーの第一人者です。20年以上にわたり、激動のフィリピン不動産業界を駆け抜けてきました。
世界規模で見てもトップクラスの豪華な設備を誇る5つ星ホテルとして、その名を馳せているソレア・リゾート。今回のビジネス・トークでは、そのバイス・プレジデント(以下VP)であり、フィリピンとスイスの混血であるジャンピエトロ・イセッピ氏に、ホテル業界での経歴やソレアの将来の展望などについてお話を伺った。
彼は環境プランナーとして有名です。フィリピン大学にて建築学の学位を取得し、1970年に実施された建築士試験では5位で合格しました。1978年にはThe Housing and Urban Development Coordinating Council(HUDCC)で、初の民間企業代表となりました。
SkyJet Airlinesの最高経営責任者であるパトリック・タン氏。過去にはSEAir, Inc.やTiger Airwaysで社長を務めた経験があります。

フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー 一つ前のコラムを見る

フィリピン・ビジネスパーソンインタビュー
1つのビル内に4つのレストランを運営するクリエイティブなシェフ、ガンボアさん。 MilkyWayレストランのオーナー、創業者であるJulie Araullo Gamboa氏を母親持つガンボアさんは、幼い頃より様々な料理やレストランに親しんできた。

その他

フィリピン全土に支店を展開し、リース、ファイナンスを中心としたビジネスを展開するオリックスのDirector、 佐藤文彦さんにお話をお聞きしました。
強すぎるグリッププレッシャーはヘッドの走りを妨げて、振り遅れの原因になる。永峯咲希は、ショット直前に右手を脱力させることでショットの安定感を高めているという。
みなさん、こんにちは。フィリピン住みます芸人「ハポンスリー(HPN3)」の井上です!今回は日本で少し前に流行った、オニギリ30秒チャレンジのフィリピン版ジョリビーのハンバーガー30秒チャレンジに挑戦しました!
マニラからバタンガス方面に1時間ほどの場所に立地するのがMt. Malarayat。コースはMakulot、 Lobo、Malipunyoのそれぞれ9ホール、計27ホールからなり、景観が良く、フェアウェイも広く、とても気持ちの良いコースです。
東南アジアを拠点に展開している配車アプリ「Grab」。手軽にタクシーやその他の輸送手段を手配できることで知られています。最近ではアメリカ発の配車アプリUberのフィリピン参入が話題になりましたが、依然Grabの人気は衰えていません。その人気のヒミツとはどんなところにあるでしょうか?
今から80年前に、アメリカの軍食用として誕生したスパム。ソーセージの材料を腸でなく缶に詰めた物です。第2次世界大戦の際に、アメリカ軍が沖縄、フィリピンなど世界の米軍基地に持ち込んだことで、今ではフィリピンでとってもポピュラーな食材として、コンビニ、スーパー、ファストフード店で見られるようになりました。
技術は素晴らしいが、それと特許の良し悪しは別問題なんです【 Part 2 】今回は前回の続きの話です。下町ロケットの第二話で、佃社長が初めて神谷弁護士と面談した際に、神谷弁護士が「佃製作所の特許が良くなかった」と指摘しました。
レストラン産業に関わって約23年。エルバート・クエンカ氏は、アップルに勤務した経験も。以前は、ラーメン・優勝軒、メンドコロ・ラーメンバ、日本料理店のKazunoriの経営チームに関わっていたが、現在は彼自身が手掛けるオリジナルベンチャー企業“ステーキ・ルーム・コンセプト”に専念している。
今回僕達は年末日本でお仕事を頂けるということで日本に帰ってきました。 久しぶりの日本ということで日本の寒さを舐めていました。 半ズボンで行けると思っていましたが無理でした。 そして日本に帰った事により、やはりフィリピンの方が好きだなと、再確認出来ました。
フィリピンには7千以上もの島があります。ただ僕たちはまだマニラのあるルソン島とセブ島しか行ったことがありません。フィリピンに住んでるからには色々な島に行ってみたい!そしてせっかくなので王道のセブやボラカイ、パラワンではなく、まだ僕たちが聞いたことのない島に行ってみよう。そしてなるべく格安で行こう!
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