100倍快適! 最新スマホアプリ vol.3 Sulit

フィリピンで最も有名なオンラインショッピングサイト、sulitという名前を聞いたことはあっても実際に使ったことのある人は少ないのではないでしょうか。今回は筆者が実際に「買ってみた」「売ってみた」経験を体当たりレポートします!
そもそもsulitとは 商品を売りたい人と買いたい人をマッチングさせるサービス。フリーマーケットや新聞の三行広告を想像するとわかりやすいでしょう。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外ではクラシファイドと呼ばれ、フィリピンでもお得に使いこなしている人が多いです。誰でも無料で気軽に広告掲載でき、手数料もかかりません。幅広いジャンルの商品が扱われており、携帯電話や家具など日常で使うものから不動産、車まで様々。※2014年3月にサイト名称がOLXに変更されました。
レポート ●買ってみた
ターゲットはNexus5というスマートフォン。（日本円で約4万円）フィリピンでは通常の店頭販売はされておらず、米国や日本から輸入されたものがOLXに売りに出されていたので、いざ挑戦!
1. 商品検索
"Nexus5 Black 32GB"などと欲しいもののキーワードを入れて検索。手渡し希望の際は出品者の地域で絞り込むことも可能。
2. 値段交渉
よさそうな商品を見つけたら出品者に連絡して交渉です。大半の出品者は携帯電話番号を載せているので、SMSで直接やりとりします。20,000ペソで出品されていたものを19,300ペソで譲ってもらえることに!
3. 商品の受け渡し&支払い
出品者によって、郵送もしくは手渡し（Meetup）が指定されます。今回はお互いマカティ在住ということで、近くのカフェで待ち合わせをしました。商品の状態を直接確認できるので、手渡しのほうが安心ですね。
●売ってみた
新しい携帯電話を入手したことで、今まで使っていたiPhone4Sが不要になったので、早速sulitで売ってみることに!
1. 出品
商品の状態がわかる写真を準備。類似商品を参考にして説明文を書き、値段を6,500ペソに設定しました。（値下げ交渉を見越して少し高めにしておくのがコツ。）
2. 買い手との交渉
なんと!　出品してからわずか2時間、3人目の連絡で交渉成立!　6,300ペソになりました。街中の携帯ショップでは3,500ペソの買取額だったので大満足!
3. 受け渡し
マカティ市内のショッピングモールで待ち合わせ。動作を確認してもらい、支払いを受け取ります。ここまで出品からわずか3日のスピード取引! 注意点 　お店ではなく個人と取引する際は、相手が本当に信用できるかどうかを事前にしっかり見極めましょう。商品を送ると言ったのに届かない、説明と商品の状態が違う、支払われた小切手を引き落とすことができない等、詐欺に合う可能性もゼロではありません。相手の取引履歴を確認する、高額の取引の場合は前金を活用する、会える距離の場合は対面で取引する、身分証明書を見せてもらう、など十分に注意して利用してください。
　筆者は過去には携帯電話以外にも、テニスラケットやWiFiルーターなどをOLX経由で購入したことがあります。
　英語でやりとりすることになるため、少し敷居が高いかもしれませんが、中古品も多く揃っているため、賢く利用すればお得に買い物できること間違いなし!楽しいショッピングライフを!