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【フィリピン経済ニュース】放送局ABS-CBN、政権との軋轢で大幅赤字続く

2021年6月9日

2019年まではフィリピン最大の放送局であったABS-CBN(証券コード:ABS)が、6月8日、2020年の年次報告書と2021年第1四半期(1月~3月)の事業報告書を提出した。


ABSは反政府報道が目立つなどとして、近年ドゥテルテ大統領から事業権取り消しを仄めかされ、実際に2020年5月に主要放送事業の停止を命じられるなど、混乱が続いてきている。2020年の業績は5月からの主要放送事業停止の影響で非常に厳しい決算となった。


ABSの2020年の総収入は前年比(以下同様)50%減の214億ペソ、広告収入は69.2%減の71億ペソへと大幅減少した。費用は20.9%減の335億ペソであった。これらの結果、帰属純損損失(赤字)は728%増(約8.3倍)の134億5,616万ペソに急増した。


2021年第1四半期についても、総収入は前年同期比(以下同様)54.6%減の39億ペソ、広告収入は78.3%減の9億ペソへと大幅減少した。費用は36.9%減の58億ペソであった。これらの結果、帰属純損損失(赤字)は156%増(約2.6倍)の19億5,066万ペソに急増した。


一方、BS-CBNと視聴率首位争いを演じてきたGMAネットワーク(証券コード:GMA7)の業績は、ライバルであるABS-CBNの主要放送事業停止という漁夫の利もあって、好調に推移している。2021年第1四半期(1月~3月)の総収入は前年同期比(以下同様)54.5%増の54億5,731万ペソ、そのうち、広告収入は56.6%増の50億9,000万ペソに達した。一方。総営業費用は5.4%増の28億3,700万ペソにとどまった。その結果、帰属純利益は3.5倍の19億9,815万ペソへと急増した。GMAネットワークは合計52のテレビ放送局(47VHF、41UHF、5デジタル地上波放送局)と24のラジオ放送局を有する国内最大の放送局でとなっている。

 

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