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【フィリピン経済ニュース】出生数急減、コロナ巣篭りで急増との予想と真逆に

2021年10月12日

10月10日にフィリピン政府通信社は、「統計庁(PSA)予備報告によると、2020年の出生数は急減、34年間で最低となった」と発表した。

 

その発表によると、フィリピンの2020年の出生数は前年比約9.5%減の151万6,042人へと急減、エドサ革命が起こった1986年の149万3,995人以来、34年間での最低記録となった。新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック発生当初は、その対策としての外出・移動制限措置にともなう巣篭りで出生数が大幅増加するという予想が支配的であったが、全く逆の結果となった。

 

これは、COVID-19パンデミック禍での妊娠・出産はリスクがあり、困難や不便さを伴うという認識が高まり、家族計画手法を使用する比率が増加したことによる。フアン・アントニオ・ペレスII人口開発担当次官は、2020年の家族計画手法利用カップルは40万組増加したと説明した。経済的負担回避という意向もあったと考えられる。

 

2021年も出生数減少が続いている。第1四半期(1月~3月)の出生数は約26万8千人にとどまっており、近年の平均約35万人を23%も下回っている。出生数に大きく関係する婚姻数も急減している。2020年の婚姻数は24万0,138組で、2019年の43万1,972組を44%も下回り、過去20年間で最低となった。

 

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