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【フィリピン経済ニュース】紀伊國屋書店フィリピン進出、邦人や知日家が待望

2022年10月24日

株式会社紀伊國屋書店(本社:東京都目黒区)は、10月19日、「フィリピンの書店チェーン大手Fully Booked(フーリーブックド)と提携し、2022年11月18日から、マニラで日本語書籍の販売を開始する」と発表した。紀伊國屋書店のフィリピンへの出店は初めてとなり、紀伊國屋書店の海外店舗がある国は11カ国となる。

 

紀伊國屋書店は、フィリピン進出を決定した理由について、フィリピンで日本のポップカルチャー、特にアニメやゲームなどが若年層を中心に人気を博していること、日本の有名アパレルメーカーや人気ラーメン店、コンビニなどが続々とフィリピンに進出していること、豊富な労働力と英語が公用語という利点を持つフィリピンに対し日本企業の熱い視線が集まっていること等を挙げている。先ずは、漫画、ファッション、イラスト、児童書、日本語テキストなど日本語書籍20,000冊を取り揃えて、マニラ中心部の以下の2店において販売する。

 

<取扱い店舗>
・MITSUKOSHI BGC店(8th Avenue corner 36th Street,1630, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila)
・Fully Booked 本店(B6 Bonifacio High Street, Bonifacio Global City, Taguig City, Metro Manila)

 

<Fully Booked>
2003年にロックウェル(パワープラント・モール)に最初の店舗をオープンし、現在ではフィピン全土で30店舗を展開している。書籍を中心とした書店チェーンではフィリピン最大規模である。英文書を中心いあらゆるジャンルの本を幅広く取り揃えている。

 

<紀伊國屋書店>
昭和2年(1927年)に創業し、95年以上の歴史を持つ日本最大規模の書店チェーン。海外事業では、昭和44年(1969年)に海外1号店となるサンフランシスコ店を開店して以来、米国、シンガポール、台湾、インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)、ミャンマー、カンボジアに店舗を展開し、現在10カ国で39店の海外店を営業している。ベトナムでは、2016年からベトナム最大の書店であるFAHASAと業務提携し、FAHASA店頭で日本語書籍を販売している。

 

紀伊國屋書店の海外店は、1)現地在住の日本人だけでなく、広い読書ニーズに応える「現地密着」の書店として読書文化の向上に寄与すること、2)日本発のコンテンツやサービスの提供を通じて日本の文化の発信基地となること、3)さまざまな文化の交差点として言語や民族を越えた人々の相互理解に寄与すること、という3つの基本理念のもとに運営している。現在、各国において”BOOKS Kinokuniya”は、広く認知され、本を愛する現地採用の社員が中心となって品揃え、サービスの向上に努めている。

 

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