キリン(社長 磯崎功典氏)は、インターネット上の仮想大学「キリンビール大学」(http://www.kirin.co.jp/entertainment/daigaku/)を運営している。
これは、ビールの楽しさ・奥深さを消費者に伝えるために2001年7月に開講したもので、美味しいビールの飲み方から、ビールに関する興味深いうんちくまで様々な学部・施設で400以上の豊富な講義提供、パソコンでもスマホでも、365日24時間好きな時に好きなだけ、ビールについて学習できる。
今回は、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき計170の世界主要国および各地域において、2016年のビール消費量をまとめた。この調査は1975年分から統計を開始している。
2016年の世界の総消費量は、約1億8,689万kl(前年比0.6%減)で前年に続きマイナスとなったが、東京ドームをジョッキに見立てると、約151杯分に相当する。中国(前年比3.4%減)が14年連続で1位となったものの大幅減。この影響で、世界の総消費量もマイナス着地となった。2位のアメリカ(前年比0.6%増)は、2年ぶりにプラスに転じた。以下、3位ブラジル、4位ドイツ、5位ロシア、6位メキシコ、7位日本、8位英国、9位ベトナム、10位スペインと続く。日本(前年比2.4%減)は10年連続で7位となった。増加率では、上位25カ国のうちインド(前年比9.9%増)が最大となった。