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サンケイビルと京阪ホールディングス、フィリピンオフィス開発事業に参画

2018年4月25日

サンケイビル(本社:東京都千代田区)と京阪ホールディングス(本社:大阪市中央区)は、4月20日付にて、三菱商事と共同で、フィリピンのマニラ首都圏において最大のビジネスエリアであるマカティ市内のオフィス開発事業に参画したと発表した。
  
 本件は、マカティ市において三菱商事及びローカルパートナーであるセンチュリー・プロパティーズ・グループ(CPG)が開発を進めている、地上35階地下5階建てのオフィス開発事業に参画するものである。マカティ市では、堅調な経済成長と人口増加により、オフィス需要が増加しており、その中心部においてハイスペックなオフィスを開発することで、ニーズに応えて行く方針である。

<物件概要>
PJ名 フィリピン マカティ市オフィス開発PJ
物件所在地 マニラ首都圏マカティ市
敷地面積 約3,166平方メートル
延床面積 約94,768平方メートル
階数 地上35階地下5階
用途 オフィス、一部商業
着工年月 2016年1月
竣工年月 2019年12月(予定)(18年4月23日の株式会社サンケイビルと京阪ホールディングス株式会社のニュースリリースより)。

 なお、2016年初めに、三菱商事とCPGとの共同開発事業である「フォーブス メディア タワー」プロジェクトの鍬入れ行われた。この「フォーブス メディア タワー」プロジェクトの総事業費は45億ペソと発表されている。有力金融誌フォーブス・マガジン などを発行する米国フォーブス・メディア社は、2013年に、「センチュリー社との協働で、成長著しいマカティ市に、フォーブス・メディア社のオフィスビルを建設する」と発表している。フォーブス・メディア社は、アジアの中でもフィリピンを特に有望視、その経済の中心地であるマカティ市に先端オフィス・ビルを建設、世界の有力企業に良好なビジネス拠点を提供する方針であるとも表明している。

 

その他の記事

フィリピンの最大銀行(資産規模)であるBDOユニバンク(BDO)は、4月20日、2018年第1四半期(1月~3月)の決算概況を発表した。によると、今第1四半期の主力の純金利収入は前年同期比20%増の222億ペソと好調であった。純利益は59億ペソで前年同期の58億3,1000万ペソからは小幅増であるが、一時的損益を除いた実質ベースでは16%増益であったとのことである。

フィリピン証券取引所(PSE)は、4月17日、2018年3月末のPSE主要株主名簿を公表した。PSE上場企業は四半期ごとに主要株主に関する報告を義務づけられている。PSE自身もPSEに上場(上場日は2003年12月15日)にしており、他の上場企業と同様な情報公開義務がある。

東ソーは、コア事業である「ビニル・イソシアネート・チェーン」事業強化の一環として、2015年に、フィリピンのソーダ製品の製造・販売会社であるマブハイ・ビニール・コーポレーション(MVC社、フィリピン証券取引所{PSE}上場)の株式を追加取得し、子会社化した。

このニッシンURCの業績が好調に推移している。URCの2017年アニュアルレポート(年次報告書)などによると、ニッシンURCの2017年(1月~12月)の売上高は前年比17%増の51億0,300万ペソ、純利益は同18%増の5億5,900万ペソと二桁増収増益となった。

フィリピン航空(PAL)は今年2月、、英国SKYTRAX(スカイトラックス)社が運営するワールド・エアライン・レーティングにおいて、4つ星(4スター)航空会社として認定された。現在、スカイトラックスの4つ星航空会社として約40社が認定されているが、フィリピンの航空会社の4つ星認定は、PALのみである。

フィリピン財務局の発表した速報値によると、2018年2月の財政収支は、歳出の拡大で前月の黒字から一転して617億ペソの赤字となった。この結果、2018年2カ月間(1月-2月)の累計で515億ペソの赤字となった。

千石(本社所在地:兵庫県加西市)は、2018年5月に、フィリピンのルソン島ラグナ州カランバのライト・インダストリー & サイエンス・パーク II (LISP II) に設立したSENGOKU PHILIPPINES INCおいて、中国の東莞工場・恵州工場に続く、新たな製造工場を稼働させる。 

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