【フィリピン経済ニュース】株式:10日は5.2%急騰し7千台回復、約9カ月ぶりの高値に
2020年11月11日
2020年11月10日の株式市場は7営業日連続での上昇となった。PSE株価指数は前営業日比349.63ポイント、率にして5.22%急騰、7,035.48ポイントで引けた。米国で開発中の新型コロナウイルスワクチンの有効性の高さや経済正常化期待に伴うNYダウの急騰、フィリピンでの第3四半期の企業業績回復傾向を背景に、大幅続伸、7千ポイントの大台回復に至った。
この日の終値は、今年2月24日の7,187.44ポイント以来、約9カ月ぶりの高値水準となった。また、349.63ポイントという上昇幅、5.22%という上昇率は、今年3月26日の373.82ポイント、率にして7.44%上昇以来、約8 カ月ぶりの大きさである。年初から大幅に下落していた景気敏感株中心に幅広く買われた。
全体の売買代金は前営業日比63%増の130億7,800万ペソ(約284億円)、総取引回数は25%増の17万5,295回。値上がり131銘柄、値下がり87銘柄、変わらず35銘柄。外国人投資家は22億7,700万ペソの買い越しに転じた。
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