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【フィリピン経済ニュース】アストラゼネカのワクチン、約53万回分が3月1日到着予定

2021年2月28日

ハリー・ロケ大統領報道官は、2月27日、「英国のアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチン(コロナワクチン)52万5,600回分が、3月1日正午頃にフィリピンに到着する」と発表した。

このアストラゼネカ製のコロナワクチン52万5,600回分は、コロナワクチングローバルアクセス(COVAX)ファシリティを通じて供給されるものであり、アストラゼネカ製総供給分4,400万回分(フィリピン人口の20%接種相当分)の初回供給分である。

COVAXフ ァシリティは、ワクチンと予防接種のためのグローバルアライアンス(GAVI)、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)及びWHOが主導するワクチンを共同購入する仕組みである。高・中所得国が自ら資金を拠出し自国用にワクチンを購入する枠組みと、ドナー(国や団体等)からの拠出金により途上国へのワクチン供給を行う枠組み(Gavi COVAX AMC)を組み合わせている。ユニセフも、ワクチン接種に欠かせない注射器の確保と備蓄、都市部だけでなく地方にも迅速にワクチンを届けるために必要な「コールドチェーン」の確保などの準備をすすめている。

官邸は、アストラゼネカ製ワクチンのフィリピンへの供給に尽力しているWHO、GAVI、CEPI、ユニセフなどに感謝の意を表明した。そして、ドゥテルテ大統領がこのコロナワクチン受療式を主導するとも発表した。

 

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