フィリピンの人材会社紹介
フィリピンの人材業界は、求職者と企業のマッチングを行うことが主な業務であり、人材派遣、採用・人事コンサルティング、アウトソーシングなどのサービスを提供しています。人材紹介、人材派遣、採用代行、採用時の適性検査など、フィリピンの人材関連企業を紹介します。
J-Kネットワーク・リクルートメント・サービス&コンサルティング株式会社 / J-K Network Recruitment Services and Consultancy Inc.
UPDATE !
J-Kネットワークサービスは、フィリピントップクラスの人材紹介会社として、この10年間フィリピン国内の約800社以上に10,000人以上のバイリンガル人材を紹介した実績を持っ...
Studio Kay International Corporation / スタジオ ケイ インタナショナル コーポレーション
フィリピンで人材送り出しを行う、スタジオ ケイ インターナショナル/Studio Kay International。介護、家事代行、宿泊など、女性が活躍する職種が得意な送り...
PERSOL PHILIPPINES (JOHNCLEMENTS. RECRUITMENT, INC. – JAPAN DESK) / パーソルフィリピン
パーソルフィリピンは、日本で転職サービスの「doda」や派遣の「テンプスタッフ」などのサービスを提供しているパーソルホールディングスのフィリピン拠点です。
フィリ...
RCX Recruitment Inc.
Reeracoen Philippines(リーラコーエン)がRCX Philippines, Inc.として生まれ変わりました!今後さらに強力な人材採用支援サービスを提供し...
Mynavi Corporation / 株式会社マイナビ
株式会社マイナビ(広告・人材派遣/紹介業)は、全世界20か国以上に展開しているクロスボーダーのリモートタレントリーシング企業”Penbrothers社”...
プロデンシャル・エンプロイメント・エージェンシー
PRUDENTIAL EMPLOYMENT AGENCY, INC.
これでわかる!フィリピンの人材紹介、人材派遣業界
海外就労を希望する日本人と人材を求める企業をつなぐ「人材紹介業界」は、コロナ禍を経て活況を取り戻している。今回はフィリピンの人材紹介企業大手 ・ ジ ョンクレメンツリクルートメント・パーソルフィリピンジャパンデスクの田渕さん、 中野さん、 赤羽さんに、 業界の現状、 今後の市場動向と企業として優秀な人材を確保するために重要な課題などを伺った。
フィリピンの人材サービス業界は、人材紹介や人材派遣といった多岐にわたるサービスを展開しており、その中核を成す大企業群は特に目覚ましい活躍を見せています。これらの企業は、人事労務管理や採用プロセスのアウトソーシング、グローバルグループの現地法人としての運営、海外のフィリピン労働者向けの求人情報提供、様々な業種に対する人材の紹介など、広範囲にわたるサービスを提供しています。
現在、フィリピンでは情報通信業や金融業界を中心に、高度な技術を持つ人材への需要が高まっています。特にデジタルスキルを持つ専門家への需要は高く、企業間の競争も激化しています。これに応えるため、求職者たちは、新聞の求人欄、ショッピングモール内の求人情報ボード、Facebookやその他のSNSなどを活用し、特に高度なスキルを必要とする職には人材サービスを利用することが多いです。
さらに、フィリピンには世界的に展開する人材サービス企業や、日本人求職者に特化した企業も存在しており、これらは求人活動における重要なサポートとなっています。このように、フィリピンの人材サービス業界は、急速な成長とともに、求職者と企業の架け橋として重要な役割を果たし続けています。
(2024年2月号(vol.190)より)
Q. 2022年の人材紹介業界動向は?
弊社の場合、 第3四半期の求人数は対前年度比でローカル日本人ともに109%で着地し、 第4四半期は10月時点で全体で114%、 日本人求人は122%まで増加しております。現在の市場は完全な売り手場で、 求人数が求職者を上回 っ ている状態です。 日本人の求人を業界でみると、 フィリピンはベ トナムに次ぐ日本のITオフショア拠点になっており、 大手コンサル企業の数百名規模のカスタマ ーサポートなどの求人が目立ちます 。 またコロナ禍を経て再開したОDA(政府開発援助) のプロジェクトや製造業の管理者の他、 新規参入する日系企業のアドミン管理者などの案件も増えています 。 コロナのような想定外の事態が起きない限り求人数は順調に推移していくものと予想しています。
Q. よい人材を長期に亘り確保するには?
現地採用で就職した人材は、 3年ほどで転職する傾向があります 。 これは、 駐在員の上司が駐在期間を経て交代するとマネージメントの方向性が変化してしまう傾向があること、またそれ以外にも起因することが多いですね。たとえば、 将来を見据えたキャリアパスが社内に確立されておらず、 悪い意味でのジョブ型雇用が運用されている、 などが要因の一つです 。私たち人材系企業の人間もこの点は、 求人先の企業様に常にご進言申し上げており、フィリピンの日系企業の状況も、 徐々に変わりつつある段階です 。
求職者の方も海外での就労を安易に考えている方も中にはおり、最低限その国の労働環境や法律などはご説明するよう心がけております。また海外での就労期間が長く、日本人のビジネス感覚を失っている方もおり、それも課題の一つです 。
今フィリピンの日系企業では、現地採用社員、ローカル社員を育成して現地責任者・管理者に育成しようという動きが出てきています。直ちに実行するのは難しい状況ではありますが、企業の施策の持続性などの観点から、今後徐々にこの動きが加速するのではないかと考えます。
Q. 今後の取り組み、ビジョンは?
弊社は2017年に、 ジョンクレメンツリクルートメントと提携し、パーソルフィリピンジャパンデスクを設立、フィリピン国内最大の日系人材企業としてフィリピンの採用に貢献して参りました。 弊社は今、 第二期への移行期であり、フィリピン国内では次世代への権限の委譲、 フィリピン国内はもちろん、東南アジア諸国での人材サービスの拡大・拡充を図っています。直近ではフィリピンで弁護士を採用、お客様の労務の課題にも、すぐにリーガルオピニオンをお伝えできる体制が整い、労務・採用のプロ集団としてコンサルタント業務もさらに拡充しています。
弊社は、フィリピンでは8名の日本人スタッフを抱えています。今後、ますます加速する日系企業の進出と多くの既存の企業様の発展に、皆さんとともに、グローバルな総合人材会社として貢献していきたいと考えております。
John Clements. Recruitment,Inc. PERSOL PHILIPPINES JAPAN DESK
ジョンクレメンツリクルートメント パーソルフィリピンジャパンデスク
左から、Regional Manager 田渕 大輔 氏、Recruitment Advisor 赤羽 優貴 氏
フィリピン48年のノウハウで、人事採用戦略から労務問題まで、幅広い要望にお応えします。
私どもPERSOLグループは、1973年にテンプスタッフとして事業を開始いたしました。その後様々な企業様・求職者様にご支援を頂き、現在では55,000人の従業員を有する、日本の最大規模の総合人材サービスへと成長いたしました。2023年で50周年を迎える私どもPERSOLグループは、フィリピンでは現地の最大手総合人材サービス会社John Clements社と事業提携を行い、日系企業様向けにサービスの提供をしております。2017年よりJapan Deskを発足しサービスの提供をしてまいりましたが、よりサービスを拡充し、品質を高めるために、日本人担当の増員、また新しいマネージメント受け入れ、第2期へと移行をしております。より良いサービスをご提供するため、今後もJohn Clements PERSOL Philippinesは尽力して参ります。
ジョンクレメンツリクルートメント・パーソルフィリピンジャパンデスクの詳細はこちら。
(取材日:2022年11月28日)