フィリピンの外装施工会社紹介
フィリピンの外装施工業界は、主に中小企業で構成されており、近年は海外企業の参入や大手企業のM＆Aが活発化しています。ここでは、工場施工や設計などに関連する企業を紹介します。
GA ENVIRONMENTAL CONSTRUCTION CORORATION (GAECC)
GA 環境建設（株）
弊社は、ＰＥＺＡへ進出された企業の一般工場建設、事務所建設、増設・改修工事、生産設備設置・機械・電気工事、排水処理設備、排ガス処理設備、純水設備等、工事案件及び高速自動シャッ...
OPERATION & MAINTENANCE TECHNOLOGY PHILS., INC
オペレーションアンドメンテナンステクノロジーフィリピン
空調管理・給排水衛生設備・防災設備・オフィス改装などの設計・修理・工事・据付を高い技術でサービスを提供。エアコン・ボイラー・チラー・消火設備等に対して定期的な保守点検サービス...
これでわかる！フィリピンの外装施工業界
フィリピンの外装施工市場は、2023年には約50億米ドルと推定され、年平均成長率（CAGR）5.5％で、2019年から2023年の間に7.6％のCAGRで成長すると予測されています。この成長は、主に建設業界の活発化、住宅需要の増加、インフラ整備の進展などが要因となっています。
外壁材として、塗料（約60％）、タイル（約30％）、金属板（約10％）などが主流です。近年では、断熱性や耐火性に優れた新素材や、デザイン性の高い外壁材なども需要が高まっています。
フィリピンの外装施工業界は、主に中小企業（約80％）で構成されています。近年は、海外企業の参入や大企業のM&Aなどが活発化しており、日本の建築会社、施工会社が参入してきています。
課題は、新しい素材や施工技術への対応が遅れていること、施工品質のばらつき、納期への対応、 労働安全衛生対策が不十分な場合があり、事故なども多く、課題の解決が不可欠となっていることなどが挙げられます。外資の参入も後押しして課題の解決に向かうことが期待されます。
プライマー2024年5月号（vol. 193）より
