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フィリピンの物流・梱包企業紹介

フィリピンの物流・梱包業界は、電子商取引(EC)市場の急速な拡大により、需要が増加しています。海上輸送、航空輸出などのロジスティックスや、倉庫業、安全かつ物流コストを軽減する梱包資材の製造など、物流・梱包関連企業を紹介します。

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LBC Transtech Co. LTD
株式会社トランステック

バリクバヤンボックス宅配便貨物

トランステック株式会社は、日本全国のお客様のフィリピンへのお荷物を、航空便と船便の両方で、ドア・ツー・ドアの宅配便サービスを提供しております。

Suzuyo Whitelands Logistics, Inc.
鈴与フィリピン

コールドチェーン医薬品物流物流

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NIHON HOUZAI LAGUNA CORPORATION
日本包材ラグナコーポレーション

パッケージ製品包装材料段ボール

日本包材は、1973年2月に日本の品川区で創業。1996年フィリピンのマニラに現地法人を設立。以来、日本製の高品質を御客様に御届けする事を目指して参りました。弊社は、あらゆる...

Super Flex Logistic Inc.
スーパーフレックスロジスティクス

梱包段ボール設計紙パレット集合梱包

繊細な精密機器の梱包、運搬のための、緩衝材と組み合わせたパッケージまで、幅広い梱包資材を製造販売。梱包材のダウンサイジング化、省資源化、積載効率のUP、トータル梱包材物流コス...

MIRAI PHILIPPINES CORP.
ミライ フィリピンズ コープ

プラスチック輸送資材梱包資材輸送コスト削減

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Ocean Network Express Philippines, Inc.(ONE)
オーシャンネットワークエクスプレスフィリピン

コンテナ輸送

安定したサービス、充実したネットワーク、優秀な人材育成により、皆様のお役に立てる船会社(キャリア)を目指しています。

Yutaka Finepack Philippines Corp.
ユタカファインパックフィリピン

包装資材製造

袋の原料や製造設備は全て日本から輸入し、製造工程でも日本基準の品質管理を行うことで、フィリピンでも日本と変わらぬ品質での包装資材提供を実現しています。

NISSIN TRANSPORT PHILIPPINES CORP.
ニッシントランスポートフィリピン

小口海上輸送引越し

海外150ヶ所以上の拠点・ネットワークを活かして世界の各地へお客様のニーズにあった物流サービスのご提案・ご提供しています

これでわかる!フィリピンの物流・梱包・倉庫業界

 

フィリピンの物流業界の市場動向

 

フィリピンの物流市場は、その力強い経済成長を背景に近年著しい成長を遂げており、約2兆ペソ(約5兆円)の市場規模に達していると予測されています。この成長の背景には、主に活発な国内消費、電子商取引の普及、製造業の拡大などが要因と考えられています。

 

しかし、フィリピンの物流業界は、まだ発展途上にあり、これはインフラ整備の遅れ、人材不足、など多くの課題も残されています。しかし、政府は物流改革に力を入れており、今後さらに市場が拡大していくことが期待されています。

 

フィリピンの物流業界には、国内外の様々な企業が進出しています。日系企業も多く参入しており、高い技術力とサービス品質で存在感を発揮しています。近年は、スタートアップ企業による革新的なサービスも登場しており、業界の活性化に貢献しています。

 

また、フィリピン政府は、外資企業の物流業界への参入を積極的に推進しており、外資系企業は積極的に投資を行っています。外資系企業は、最新の技術やノウハウを持ち込み、フィリピンの物流業界の近代化に貢献しています。

 

 

フィリピンの梱包業界の市場動向

 

一方、物流を支える一つの要であるフィリピンの梱包市場は、約550億ペソ(約1375億円)規模に達すると予測されています。この成長は、前述の物流市場の拡大に加え、環境規制の強化や、消費者の利便性向上への意識の高まりなどが要因とされています。

 

フィリピンの梱包業界は、まだ伝統的な梱包手法が主流であり、効率化やコスト削減の余地が残されています。しかし、近年は、環境に優しい梱包材の開発や、自動化システムの導入など、業界の近代化に向けた取り組みが進んでいます。

 

フィリピンの梱包業界には、国内外の様々な企業が進出しています。ここにおいても日系企業も多く参入しており、高品質な梱包材と丁寧なサービスで顧客の支持を得ています。近年は、環境問題への意識の高まりから、リサイクル可能な梱包材やバイオマス素材を使った梱包材を開発・販売する企業も増えています。

 

また梱包業界においても、フィリピン政府は、外資企業の梱包業界への参入を積極的に推進しています。外資系企業もまた積極的に投資を行っています。

 

 

フィリピン物流・梱包業界の今後

 

フィリピンの物流・梱包業界は、活発な経済活動と政府の政策支援により、今後も高い成長が期待されます。課題克服と更なる発展に向け、関係者による連携と革新的な取り組みが重要となります。特に、デジタル技術の活用、人材育成、環境への配慮などがカギとなるでしょう。フィリピンの物流・梱包業界は、アジアの物流ハブとしての地位確立に向けて、技術を持つ人材の不足、中国やベトナムなどの競合国との競争の激化などが課題であり、その動向が注目されています。

 

(プライマー vol. 194(2024年6月号)より)

 

業界インタビュー(2021年3月号 Vol.155)

 

コロナ禍における物流の現状はどうなっているのでしょうか? また、日本とフィリピン間の物流では何に注意すべきなのか、どこの物流会社を選べばいいのか? など数々の疑問を、日比間の物流を手がけ、定額制宅配サービスのバリクバヤンボックスで知られるTranstech Co., Ltd.の高橋司さんにお伺いしました。また、日系の物流企業会社各社に自社サービスの特長を、倉庫業務もあわせてお伺いしたほか、物流に欠かせない梱包材企業もご紹介。フィリピンの国内の大手物流企業などもぜひご覧ください。

 

コロナ禍のフィリピンから日本への物流の現状は?

 

コロナ禍での日本➡比の物流の状況はいかがですか?

 

コロナ禍であっても、原則、人は動けなくててもモノとお金は動いています。現在多くの会社が日本、フィリピン間の物流を扱っていますが、その顧客が個人か法人か、またどのような業界の物流を取り扱うかによって、コロナ禍の業績の明暗が分かれているようです。弊社・トランステックの傾向を見ると、個人向けは堅調で、また送付先もフィリピン人向けも増加傾向です。また昨年11月からエアーカーゴ(航空輸送)サービスをは開始したこともあり、多くの日本人が帰国している中ではありますが、お陰様でむしろ弊社の取扱量は倍増に近く推移しています。ECQの際に、グループのLBCが国内輸送を認可されたのも功を奏しました。

 

コロナ禍で物流のプロセスに変化はありますか?

 

フィリピンの物流自体は、「人の流れは制限しても物流の流れはとめるな」という政府の後押しのもと堅調に動いているといっていいでしょう。ただ、輸送プロセス自体の変化はないものの、フィリピン側の税関オフィスが突然クローズするといったこともあり、フィリピンに荷物が到着した後に、一週間程度の遅延が生じている現状はあります。また昨年末から日本側でも税関の検査が強化されたこともあって、遅延が生じがちですので、この点は注意が必要ですね。

 

日本➡比の荷物 物流会社を選ぶポイントは?

 

日本、フィリピン間でも各社様々なサービスを展開していますので、まずご自身の用途にしたがって選択していただくのがいいですね。急ぎの程度に合わせて船便を選ぶか航空便がいいのか。またその場合の料金はどうなのか。

 

超急ぎであれば、割高にはなりますがFEDEXのように、夕方までに集荷センターに持ち込めば、その次の朝には届くというサービスもあります。エアカーゴ(航空便)なら通常2〜4日で到着します。通常は、船便であれば3週間程度かかりますが、もちろんその分料金は下がります。ただ船便でも航空便でも値段が安いと、指定個所にとりに行く必要があったり税金が加算されて結局高いものについてしまうこともありますので、事前にきちんと調べる必要かあります。ちょうどトランステックでは、今エアカーゴ開始のキャンペーンをやっております(笑)。ぜひお問合せいただけたらと思います。

 

フィリピンならではの荷物送付の注意点は?

 

現在は日本、フィリピン間の輸送で以前あったような、途中での荷物の紛失などはほとんどありません。送付物で注意すべきは、もちろん、下表のように日本・フィリピンの各種法律・法令により輸出が禁止されている物ですね。最近、よく聞かれるのはPCやスマートフォンは送れるのか?という質問です。現在は原則2台までは個人送付できることになっています。ただそれを超えるとコマーシャル(商用)とみなされて課税されてしまいます。それは新品であっても中古であっても同じで、台数で判断されますので注意が必要です。これはプレーステーションなどのゲーム機も同様です。その他衣料品などは問題なく送付できます。箱に入りにくいなとかこれは送付できるのかな?と思ったらぜひ御相談ください。

 

またフィリピンから日本への物流は、需要が少ないこともあってあまりPRされていませんが、国際輸送サービス大手、トランステックでもグループのLBCで取り扱っています。日本への輸送の場合、事前に送付物に課税があるかを確認する必要があります。

 

日本⇔比 今後のサービスはどうなる?

 

フィリピン日本間の物流は、各社様々なサービスを提供して日進月歩しています。トランステックでも、エアカーゴを開始したのに続き、現在新サービスをご提供する計画を進めています。ぜひフィリピン、日本の物流の利便性を向上させて、皆さんにより安心してご利用いただきたきたいと考えております。

 

Transtech Co.,Ltd. トランステック株式会社
Chairperson & C.E.O.
高橋 司さん
Mr. Tsukasa Takahashi

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