フィリピンの物流・梱包企業紹介
フィリピンの物流・梱包業界は、電子商取引(EC)市場の急速な拡大により、需要が増加しています。海上輸送、航空輸出などのロジスティックスや、倉庫業、安全かつ物流コストを軽減する梱包資材の製造など、物流・梱包関連企業を紹介します。
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これでわかる!フィリピンの物流・梱包・倉庫業界
フィリピンの物流業界
2024年に約120億米ドルに達したフィリピンの物流市場規模は、2026年にはさらに約162億米ドルに成長すると推測されています(市場調査会社モルドール・インテリジェンス)。
フィリピン港湾庁(PPA)が2026年1月に発表した統計によると、2025年の総貨物取扱量は前年比6.6%増の3億850万トンとなっており、国内貨物は1億483万トン(前年比+8.84%)、海外貨物は1億9,441万トン(同+5.33%)と伸びています。
日本との物流も活発で、輸出額は9億6,050万米ドルで国別では第3位です(2024年3月~2025年3月、フィリピン統計庁/PSA 2025年4月発表)。課題としては、フィリピンの物流コストが挙げられます。島国ゆえの輸送の手間に加え、交通渋滞や行政コストなどが原因で他国より高くなる傾向があり、インフラ整備やデジタル通関の革新による効率化が不可欠となっています。
(プライマー vol. 215(2026年3月号)より)
フィリピンの梱包業界
フィリピンの梱包市場は2023年に約10億米ドル規模に達し、食品・医薬品・Eコマース分野での需要拡大が成長を牽引しています。国内では中小企業による小ロット対応の需要が多く、国外向けには高品質・安全性を重視した輸出用梱包が求められています。
市場の特徴は、価格重視の傾向が根強い中で、環境配慮型資材の導入が進みつつあること。特に都市部では、紙製や生分解性プラスチックの需要が増え、大手Eコマース企業を中心に採用が進んでいますが、コスト面から中小企業での普及は限定的です。
外資系では、一部日系企業が現地生産体制を整え、アメリカ・欧州の企業も高機能梱包材市場に参入。特に医薬品・精密機器向けで存在感を示しています。
課題は、プラスチック使用規制やリサイクル義務に関する法整備が遅れている点。さらに、梱包材の多くを輸入に頼っているため、原材料価格の変動リスクも大きいのが現状です。
今後は、環境対応資材のコスト低下と現地生産拡大が課題解決のカギ。政府もリサイクル材利用を促進する法整備を進めており、サステナブル梱包の需要は高まる見込みです。Eコマースの拡大とともに、梱包は単なる保護材からブランド価値を高める重要なツールへと進化しつつあります。
物流と密接に結びつく梱包市場は、今後のフィリピン経済を支える成長産業といえるでしょう。
(プライマー vol. 204(2025年4月号)より)
コロナ禍における物流の現状はどうなっているのでしょうか? また、日本とフィリピン間の物流では何に注意すべきなのか、どこの物流会社を選べばいいのか? など数々の疑問を、日比間の物流を手がけ、定額制宅配サービスのバリクバヤンボックスで知られるTranstech Co., Ltd.の高橋司さんにお伺いしました。また、日系の物流企業会社各社に自社サービスの特長を、倉庫業務もあわせてお伺いしたほか、物流に欠かせない梱包材企業もご紹介。フィリピンの国内の大手物流企業などもぜひご覧ください。
コロナ禍のフィリピンから日本への物流の現状は?
コロナ禍での日本➡比の物流の状況はいかがですか?
コロナ禍であっても、原則、人は動けなくててもモノとお金は動いています。現在多くの会社が日本、フィリピン間の物流を扱っていますが、その顧客が個人か法人か、またどのような業界の物流を取り扱うかによって、コロナ禍の業績の明暗が分かれているようです。弊社・トランステックの傾向を見ると、個人向けは堅調で、また送付先もフィリピン人向けも増加傾向です。また昨年11月からエアーカーゴ(航空輸送)サービスをは開始したこともあり、多くの日本人が帰国している中ではありますが、お陰様でむしろ弊社の取扱量は倍増に近く推移しています。ECQの際に、グループのLBCが国内輸送を認可されたのも功を奏しました。
コロナ禍で物流のプロセスに変化はありますか?
フィリピンの物流自体は、「人の流れは制限しても物流の流れはとめるな」という政府の後押しのもと堅調に動いているといっていいでしょう。ただ、輸送プロセス自体の変化はないものの、フィリピン側の税関オフィスが突然クローズするといったこともあり、フィリピンに荷物が到着した後に、一週間程度の遅延が生じている現状はあります。また昨年末から日本側でも税関の検査が強化されたこともあって、遅延が生じがちですので、この点は注意が必要ですね。
日本➡比の荷物 物流会社を選ぶポイントは?
日本、フィリピン間でも各社様々なサービスを展開していますので、まずご自身の用途にしたがって選択していただくのがいいですね。急ぎの程度に合わせて船便を選ぶか航空便がいいのか。またその場合の料金はどうなのか。
超急ぎであれば、割高にはなりますがFEDEXのように、夕方までに集荷センターに持ち込めば、その次の朝には届くというサービスもあります。エアカーゴ(航空便)なら通常2〜4日で到着します。通常は、船便であれば3週間程度かかりますが、もちろんその分料金は下がります。ただ船便でも航空便でも値段が安いと、指定個所にとりに行く必要があったり税金が加算されて結局高いものについてしまうこともありますので、事前にきちんと調べる必要かあります。ちょうどトランステックでは、今エアカーゴ開始のキャンペーンをやっております(笑)。ぜひお問合せいただけたらと思います。
フィリピンならではの荷物送付の注意点は?
現在は日本、フィリピン間の輸送で以前あったような、途中での荷物の紛失などはほとんどありません。送付物で注意すべきは、もちろん、下表のように日本・フィリピンの各種法律・法令により輸出が禁止されている物ですね。最近、よく聞かれるのはPCやスマートフォンは送れるのか?という質問です。現在は原則2台までは個人送付できることになっています。ただそれを超えるとコマーシャル(商用)とみなされて課税されてしまいます。それは新品であっても中古であっても同じで、台数で判断されますので注意が必要です。これはプレーステーションなどのゲーム機も同様です。その他衣料品などは問題なく送付できます。箱に入りにくいなとかこれは送付できるのかな?と思ったらぜひ御相談ください。
またフィリピンから日本への物流は、需要が少ないこともあってあまりPRされていませんが、国際輸送サービス大手、トランステックでもグループのLBCで取り扱っています。日本への輸送の場合、事前に送付物に課税があるかを確認する必要があります。
日本⇔比 今後のサービスはどうなる?
フィリピン日本間の物流は、各社様々なサービスを提供して日進月歩しています。トランステックでも、エアカーゴを開始したのに続き、現在新サービスをご提供する計画を進めています。ぜひフィリピン、日本の物流の利便性を向上させて、皆さんにより安心してご利用いただきたきたいと考えております。

Transtech Co.,Ltd. トランステック株式会社
Chairperson & C.E.O.
高橋 司さん
Mr. Tsukasa Takahashi



















