フィリピンの金属加工企業紹介
フィリピンの金属業界では、近年、金属加工技術の向上や、高付加価値製品の製造に注力し、グローバル市場での競争力を高める取り組みが進められています。板金加工、金型制作、表面処理、曲げ加工や溶接加工など、フィリピンの金属関連企業を紹介します。
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これでわかる!フィリピンの金属業界
今回のビジネス特集はフィリピンの製造業 ・金属加工について取り上げます。実際にフィリピン国内で活躍している日系金属加工企業に金属加工業の現状や、フィリピンでの事業展開の展望などをお伺いしました。
フィリピンの金属加工業の変遷
地元の鍛冶屋・小規模工房から徐々に発展してきたフィリピンの金属加工業は1980年代に転機を迎えました。建設需要やインフラ整備の拡大、輸出型製造業の発展が追い風となり、産業全体の成長に貢献。またこの時期、政府・地方自治体による工業団地整備や輸出加工区(EPZ、後の特別経済区)の誘致が、外資企業の進出と産業構造の変化を後押しする結果となりました。
その一方で、製造業全体に占める金属加工の比重は必ずしも継続的に高まったわけではなく、むしろ電子部品など他分野の成長に押される形で、素材や部品供給が増加するという傾向になって来ました。
多様化する製品群と顧客ニーズ
現在の金属加工業は、製品と用途の多様化が進んでいます。構造用鋼材(鉄骨・鋼管・梁など)や産業装置部品、建築金物、家具・インテリア金属部品、さらに精密部品やカスタム品まで、幅広いニーズに対応する企業が増えています。市場調査では、インフラ需要や産業拠点の拡張により、構造鋼材やプロセス装置向けの加工分野は年平均4.1%の成長が予測され、2025年7月調査によれば、2024年の市場規模約86.5億米ドルが、2031年
には137.2億ドルへ拡大する可能性も指摘されています(2025年7月調査)。こうした中、小規模業者もOEMやEPC(設計施工会社)と連携し、大型案件に参画する動きが見られます。こうした傾向を背景に、小規模業者もOEM/EPCと連携して大型プロジェクトに参画するケースが増えてきています。
産業としての可能性と制限
成長の余地が大きい一方で、業界全体が抱える課題も顕在化しています。
■原材料・エネルギーコスト:原材料の多くを輸入に依存し、電力供給の不安定さや物流費も製造コスト上昇の要因です。
■人材不足:技術者や熟練作業者の確保が難しく、技術継承が進まない状況もあります。
■設備投資と資本力:高度な加工機械やCAD/CAM導入には多額の初期投資が必要で、中小企業には負担が大きい現実があります。
■規制と行政手続き:許認可取得や制度対応に時間とコストがかかることもハードルです。
■品質と国際認証:輸出や外資との協業にはISOなど国際規格への適合が不可欠で、品質保証体制の整備が求められます。
外資企業の参入状況
フィリピンでは近年、インフラ整備や産業多角化に伴い、金属加工業でも外資参入が顕著になってきています。特に日本、韓国、中国、台湾といったアジア諸国からの投資が活発化し、技術移転や品質向上の面で同国の製造業全体の底上げにつながっています。
外資企業の進出は、経済特区(PEZA)を中心に拡大して来ました。中でも、日系企業の存在感は大きく、主に自動車部品、電子機器部品、精密加工部品などの分野で多数が活動しています。
その背景には、「チャイナ+1」の候補地の一つとしてフィリピンが注目され、製造拠点の分散化を図る企業の進出が加速したことにあります。特にマニラ首都圏南部やカラバルソン地域では、日本語対応が可能な技術者の育成も進められ、品質管理の日本基準への対応も可能になりつつあります。
更に、加工設備・自動化技術の導入を伴う外資企業の参入によって、設備集約型から高付加価値化への転換がひとつの潮流となっています。
フィリピンの金属加工業が抱える課題
外資参入が加速する一方で、フィリピンの金属加工業ではいくつかの課題も浮き彫りになっています。
インフラ整備の遅れ: 港湾・道路網・電力供給の不安定さが操業の支障となるケースが依然としてあります。
人材確保の難しさ: 熟練工やエンジニアの人材不足が設備投資と技術移転のボトルネックになっています。職業訓練校との連携や技能実習制度の活用が検討されています。
ローカル企業との連携: 外資単独では難しいロジスティクスや調達面での連携強化が、今後の成長に不可欠です。
原材料・エネルギーコストの変動: 輸入原料に依存する部分が大きいため、為替変動・国際市況の影響を受けやすく、コスト管理が課題となっています。
これらの課題に対しては、政府によるインフラ投資促進、産学協同による人材育成、サプライチェーンの地元化支援などが期待されます。
フィリピンの金属加工業の見通しと展望
今後、フィリピンの金属加工業は技術導入と外資参入の相乗効果により、成長を遂げると考えられます。例えば、鋼材加工市場に関しては、2024年の約194.9億米ドル(約2,200億ペソ相当)から2033年に約256.95億米ドルに到達すると予測されており、年平均成長率(CAGR)は約3.12%の予測が出ています。また、金属加工・ファブリケーション市場全体では、2025‑2031年の間に年平均成長率4.1%が想定されているというデータもあります。
フィリピンの金属加工業は全体の加工付加価値が今後5〜10年で堅調に拡大し、都市化・インフラ案件・自動車部品等の成長と連動し、「低コスト加工」から「高付加価値・精密加工」へ転換する潮流が明確です。
さらに、グリーン製造(再生可能エネルギー利用、リサイクル材活用)やスマートファクトリー(IoT・ロボット導入)といった技術革新もその成長を加速させるでしょう。
外資の参入+技術高度化+政策支援という3つの軸により、フィリピンの金属加工業は「成長基盤から発展基盤」へとステータスを変えることが期待されます。
プライマー2025年11月号&12月号(vol.211&212)より
モノづくりの原点を大切に パーフェクトプラントを目指す
フィリピンに進出した石田フィリピングレーチング。屋外の排水溝等に使われる格子状の蓋・グレーチングで高い独自の技術を持つ石田鉄工(本社・三重県)のフィリピン現地法人として30年の歴史を誇る。社長の川村卓也氏にフィリピンで操業する金属加工メーカーとしての現状と課題、今後の展望などを伺った。
Q. フィリピンに進出した背景は?
弊社は丸紅さんが開発に関わっ たFCI(First Cavite Industrial Estate) の募集に参画し、日系工場第1号として創業を開始しました。鉄という硬いモノだけを扱って行こうという創業者の石田社長の信念のもと、主に家具用鉄パイプの製造をする石田フィリピンチューブ、他にKOHWA PHILIPPINES(精密プレス加工品製造)の3社石田鉄工株式会社の子会社として創業してきました。
Q. フィリピンの金属加工業の現状は?
課税や為替の変動、運送費の高騰、競合国との競争など、取り巻く環境は厳しい状況ですね。そしてそもそも、フィリピンは鉄資源を算出しておらず、金属加工を行うためには鉄を輸入する必要があります。PEZA企業である弊社でも工場で使用する原材料の95%は日本からJIS規格の原材料を仕入れています。フィリピンの国内企業からも調達はできるのですが、フィリピンは米国規格で、規格が異なり、クライアントである日本企業には受け入れられないことも多いです。また、その他にも不良品の混在などの品質管理、納期の遅れなど、海外では日本のスタンダードが通用しないことは頻繁に起こります。しかし、スタンダードに合わないからダメということではなく、それを見込んだ上で、歩み寄ることも、今後の日本企業に重要な点ではないかと感じています。
さらに、製造業分野では今労働力の確保が課題になっています。いぜんであれば10名の募集があれば100名の応募があった企業でも、現在は一人も応募して来ないということもあります。現在のフィリピンでは海外への労働力の流出に加えて製造業ではいわゆる3Kにあたる業務を嫌う傾向が、特に若い層にあるようです。
Q. 人材育成面での取組は?
私は、人事にあたるローカルスタッフがキーだと考えています。そのスタッフがいかに、工場の従業員と同じ目線でコミュニケーションが取れるかですね。
その実現のために、私は事務員含む全ての従業員に作業服を支給し、まず全員が工場内を掃除することから取り組みました。また、従業員の備品等の調達も、事務スタッフが自ら工場に出向いて聞いてくるように指示しました。最初は不満も多かったようですが、いまでは事務スタッフが当たり前のように工場に出入りするようになりました。工場で手が足りなければ、ほかの社員も手伝います。弊社はベネフィットの面で社員のメリットが高いことも功を総じて従業員の定着率は高いですが、全員が同じ目線で取り組むことで、より仕事に対する意欲が生まれ、モノづくり本来の楽しさや喜びを味わうことができてきたようです。それが製造業の原点だと考えています。
Q. 今後の抱負は?
パーフェクトプラントを目指します。誰が欠けても正常に稼働できる工場ですね。
また、フィリピンは現在、下水道の整備がはじまった段階で弊社のグレーチングは公共施設や新しいモールなど、用途が限られていますが、今後の発展に合わせて需要も拡大するでしょうし、また系列会社の家具用パイプなど国内オフィスの増加や輸出によって需要拡大を図ることができるでしょう。取り巻く環境は厳しい中ですが、社員が一丸となって、フィリピンでのモノづくりに貢献できたらと考えています。

ISHIDA PHILIPPINES GRATING Co., INC (石田フィリピングレーチング)
President 川村 卓也氏
石田フィリピングレーチングは、石田鉄工株式会社グレーチングメーカーの子会社で、1992年から操業を開始いたしました。フィリピン国内では、製缶品の設計製造もしており、タンク/歩廊/手摺/クレーン設備など設計製造・取り付けまでを一貫して取り扱っております。材料の信憑性確保とアフターケアを重視し業務を進めております。ぜひお問い合わせください。
石田フィリピングレーチングの詳細はこちら。
(写真は、川村卓也さん(右から2番目)。石田鉄工株式会社・石田昭三代表取締役社長(左から3番め)。専務取締役石田真弓さん(右から3番め)。石田鉄工株式会社、ISHIDA PHILIPPINES GRATING CO.,INC.の皆さんとともに。)
技術力と信頼関係、そして+αのサービス提供が今後の成長のカギ!
2011年にフィリピンで創業、金属精密切削加工の分野ではトップクラスの工作機械を有し、さらに今年50台を追加したパーツ精工フ ィリピン。 創業当時とは大きく変わる環境下でも、 常に邁進する同社の望月社長に、 今の製造業の状況、 そして今後どのような姿勢がフ ィリピンビジネスに期待されるかなどを伺った。
Q. 現在の景況感は?
コロナ禍を抜けつ つある今、 国境を超えた移動が楽になり、日本からフィリピンへの出張者も増えてきました。 弊社でもこれまで止まっ ていた案件が動いたり、 新規案件の相談が増えつ つあり、 フィリピンでのビジネスが活発になりつつあると感じています 。
また、 弊社の主力製品の半導体関連製品を例にとると、 世界的な半導体市場は需要の周期があり設備投資のあと1〜2年の製品需要が続きそのあとは、 半年くらい需要が停止、 そのあとまた大きくのびるという浮き沈みを繰り返しており、 現在は半導体の製造は下降期に、 そして設備投資は上昇期入 っ ています 。 弊社の場合、 半導体製造装置の部品を製造していますので受注が増加しています 。
今年の売上推移は、弊社の場合当初は、チャイナロックダウンや電子部品の不足の影響もありダウンしましたが、 5月、6月になって昨年並みに回復、 ここに来て徐々に上昇傾向になっています。
Q. 世界情勢の影響は ?
コロナ禍でのチャイナロックダウン によりシッピングが停止し、 部品が入らなくったことで、一端生産がストップした顧客があり弊社の製品納入も止まったことはありました。他の製造業メーカーさんでも同様の状況だったのですが、ここに来てようやく動き始めていると聞いています 。
直近の大きな課題は、ロシアのウクライナへの侵攻の影響もあり、 電気代が高騰していることです 。 実際、弊社のあるロザリオ工業団地では昨年の1月時点の3倍にな っ ており、頭が痛いところです。石油輸出国機構 (ОPEC) とロシアなど非加盟産油国で構成されるОPECプラスの閣僚会議で11月から石油を減産するとの話も聞きますので、 予断を許さない状況です。 物流コストも昨年比10〜20%は値上がりしており、エアライン輸送を海上輸送に変えたり、 島内の移動もなるべ く合理的にできるように試行錯誤して対応しています 。
Q. フィリピンで業務展開するメリットは?
エネルギー代の高騰に加え、フィリピンでは今年、最低賃金が引き上げられ、今後上昇傾向にあります。人件費が安いというメリットは徐々に失っていくでしょう。またVATの問題、円安の影響も懸念されます。さらに中国系、韓国系などの外国製造業メーカーとの競争もあります。 今までと同じことをやっていては、企業運営は難しいと感じています 。
その半面、フィリピンには豊富な労働力があります。東南アジアとの貿易協定をうまく利用して人手が必要なところをフィリピンで製造するなど、 HUB的に利用し、 その地の利を活かした明確な計画方針をもってビジネスを展開すれば、フィリピンは大きな力にな っ てくれるでし ょ う。
日系企業は終身雇用の伝統があり、 働いている人の安心感と教育制度によるスキルアップが、 フィリピンの労働者にとっては魅力だと聞きます。弊社でも日本での研修などは引き続き行っ ていきます 。 ただ、 後のミスマッチをなくすために、 どの職種のどの採用なのかを明確にした上での雇用が重要だとだと感じています。
Q. 今後の展望をお話ください
厳しい環境下ではありますが、その半面、フィリピンでの操業年数を重ねることでお客様の近いところで即座に対応できる関係性が出来たことが弊社の財産です 。 弊社では今年になって50台近くの製造機器を導入しました。 これは成長するフィリピンのワイヤーハーネス産業の受注に対応するものです。フィリピンはこの分野で世界的に大きなシェアをもっており、今後も国として力を入れていく分野の 一 つですが、 このワイヤーハーネスに使う金属部品の受注に対応できる体制が整いました。 これまでは多品種小ロットの、 いわばニッチな市場を狙って展開を行ってきたのですが、お客様の希望があれば大量生産にも対応できる体制が整いました。 今後もお客様のニーズに応じて、 弊社でなくては生産できない製品を作りだし、 さらに+αのサービスを行うことで、成長し続ける企業であるよう邁進して参ります。

Parts Seiko Philippines,Inc. (パーツ精工フィリピン)
社長 望月 資朗氏
マシン台数は350台超え!圧倒的キャパシティと安心の日本品質で対応します。
各種機械加工部品の製造、及び、アルマイト(白/黒)処理事業
当社は2011年12月にフィリピン(Cavite EPZA)に工場を構え、2021年には今後10年、20年と皆さまのご支援を受け共に飛躍していきたい思いを込め社名を“Parts Seiko Philippines,Inc.(PSP)”と変更しました。フィリピンではトップクラス350台以上のマシン台数を所持し、圧倒的なキャパシティが強みの一つです。多品種少量生産もまた強みであり、表面処理からアッセンブリーまで一貫生産体制で完成品対応致します。3次元測定器など高性能な測定器で安心の日本品質をお届け致します。日本人スタッフも5名おります。技術面、品質面など些細なこと何でもご相談ください。
パーツ精工フィリピンの詳細はこちら。



















