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フィリピンのオフィス家具企業紹介

フィリピンのオフィス家具業界は、ビジネスや教育分野において必要とされる、オフィス用の家具を扱う産業です。オフィス家具は、職場の機能性や効率性を高めるために重要な役割を果たしています。フィリピンのオフィスを快適にする、オフィス家具を取り扱う企業を紹介します。テレワークの環境整備にも!

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これでわかる!フィリピンのオフィス家具業界

 

フィリピンのオフィス家具業界の市場動向

 

フィリピンのオフィス家具市場は、2024年時点で約40.6億USDに達し、2025~2033年にかけ年平均約5.3%成長し、2033年には66.3億USD規模まで拡大が予測されます。Asia-Pacific全体でも2033年に127億USDの見込み。この背景には都市化と中間所得層の増加、BPOやIT、金融などオフィス需要の拡大があります。

 

製品群としては、業務用椅子(エルゴノミックチェアが主流)、デスク・ワークステーション、会議用テーブル、ロッカー・収納、受付・ラウンジ家具など。特に、エルゴノミクス設計(調整機能付きチェア、sit-standデスクなど)は健康重視のワークプレイスで標準化が進んでいます。

 

最新トレンドとしては、リモート/ハイブリッドワーク用ホームオフィス家具や、2024年以降、在宅勤務者向け椅子・デスク市場も注目されており、サステナブル素材・認証木材・再生プラスチックを採用した高付加価値家具が、都市部を中心に増加しています。

 

外資家具ブランド(IKEA等)は都市部のコワーキングスペースやホテルなどで採用実績を伸ばし、また、日本製家具メーカーも品質訴求でニッチ市場に進出。一方、地場中小家具メーカーは伝統工芸と現代デザインを融合し、国内外への輸出拡大を狙っています。

 

現在の課題は、部材輸入コストの高騰、物流インフラ未整備による地方展開の難しさ、職人や設計人材の育成不足などがあげられます。

 

今後の動向としては、AR・VRによるバーチャル配置シミュレーションやカスタムオーダーモジュラー家具、オンライン販売プラットフォーム強化がカギとなる予測です。

 

 

プライマー2025年8月号(vol.208)より

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