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フィリピンの不動産会社(賃貸・売買)の紹介

フィリピンの不動産業界は、中流階級の増加により住宅市場が急速に成長しています。都市部において、住宅開発プロジェクトの需要が高まっています。また、外国人に対して投資環境も開かれています。フィリピンでの住まい探しやオフィス探し、物件の売買や管理を相談できる不動産会社を紹介します。

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これでわかる!フィリピンの不動産

 

フィリピンの不動産業界の概要

 

フィリピンでは、特にメトロマニラやセブなどの都市部で、住宅やオフィス、商業施設などの建設が盛んに行われています。不動産価格も上昇傾向にあり、投資家にとって魅力的な市場となっています。

 

フィリピンの不動産業界は、ローカル企業、日系企業、その他の外資系企業がそれぞれ参入しており、競争が激化しています。ローカル企業は、国内の多くの不動産デベロッパーから認定を受けた不動産ブローカーが多く、幅広い物件情報を提供しています。一方で、ライセンスのないブローカーによる詐欺など課題もあります。日系企業は、日本人向けに多くの物件を取り扱う不動産会社が多く、住宅賃貸、コンドミニアム販売、オフィス賃貸などにおいて、日本語での対応や質の高いのサービスを提供しています。外資企業は、国際的なネットワークや専門知識を活かして、高級物件や投資物件などを取り扱っています。

 

フィリピンの不動産業界は、手頃な価格の住宅需要が堅調である一方で、高級物件や商業物件の需要はコロナ禍の影響で減少傾向にありました。特にショッピングモールやオフィスビルなどの賃貸収入は、大きく落ち込んでいましたが、最近は入居率が上昇し今後は回復が期待できると言えるでしょう。

 

(プライマー 2024年1月号(vol. 189)より)

 

フィリピンの不動産賃貸市場の現状

 

ご好評をいただいているビジネス特集、今回は不動産の中でも特に不動産賃貸に焦点をあててお届けします。コロナ禍において、多くの外国人が帰国している現状ですが、今不動産賃貸の動向はどうなっているのか?また実際にフィリピンで賃貸物件を利用する際の具体的な注意点、物件選びのポイントなどを弊誌でおなじみのBED&GOの石橋さんにお話を伺いました。

 

より快適な生活のために!賃貸物件選びの秘訣は!?

 

Q. フィリピンの不動産賃貸市場の現状をおしえてください

 

私たちが取り扱う賃貸物件の多くは、日本人を含めた外国人テナント(借主)向けです。コロナ禍において、20年のフィリピン訪問外国人は84%減の 130 万人になったというデータをみました。テナント対象がこれだけ減少しているなかで、住居・商用含めて賃貸物件の空室率は各段に上昇しています。テナントの中にはフィリピンに入国できずに契約後にターミネーション(契約解除)する例も散見されます。賃貸市場は非常に厳しい状況といえるでしょう。ただここに来て売買がすこし動き始めているのが不動産業界としてプラス材料ではあります。

 

Q. いま、賃貸物件を選ぶポイントを教えてください

 

今は借り手市場、賃貸料も値下がり傾向ですので、コロナ前には4万ペソだったサルセドの40m2の物件が3万ペソに下がるなど、賃貸料の値段交渉ができる状況です。ただこの時期、入居の際にはPCR検査結果やメディカルサティフィケイト、渡航履歴等の提示が求められるケースがほとんどです。また内覧の際にもPCR検査結果の提示、マスク、フェースシールドはもちろんのこと、防護服や手袋の着用を求めるケースもあります。コンドミニアムのレギュレーションによりますので、注意が必要です。

 

実際に内覧をする時のポイントをいくつかお教えしましょう。まず、『天井にシミがあるかないか』。コンドミニアムは上位階と間取りが同じことが多いので、内覧した部屋の水回りの天井にシミがあったらなんらかの水漏れがあると考えられますので要注意です。また『キッチンのグリンストラップ(水道下のタンク)の臭いがないか、また水もれがないか』。臭いがあればパッキングが緩んでいるかもしれません。内覧時には水道がとまっていても開錠してもらい、水漏れしないかどうかなどを、チェックしましょう。

 

そしていざ、入居を決めた時には契約前に扉などの建付けも含めて綿密に現状確認をし、事前にオーナーや管理会社に連絡、修繕を依頼することが大切です。  ここフィリピンでは日本とルールが違います。入居後のトラブルは、基本、テナントの責任となることを覚えておきたいですね。ですから、記録をきちんとつけ、何かあったらすぐにオーナーや管理会社に連絡する、これがとても重要です。

 

Q. 退出時にトラブルにならず快適にすごすための秘訣は?

 

ある仲介をしたテナント様から、シャワー中にシャワールームの扉ガラスが壊れてガラスが降ってきた!なんとかしてくれ!との連絡がありました。慌てて駆けつけてみると扉ガラスは粉々、テナント様は切り傷だらけ。幸い大きな負傷はなかったのですが、その扉の修繕費をどうするかでオーナーとテナント様のトラブルになったケースがありました。弊社の管理物件ではありませんでしたが、仲介元としてコンドミニアムのアドミンにも掛け合い過去の事例なども調べましたが、結局テナント様の費用での修繕となりました。原因は止め金が金属疲労のためでした。なかなか気が付きにくいとは思いますが、気づいた時点ですぐにオーナーに相談していれば、事態は変わっていたかもしれません。

 

実は物件選びの時に見落としがちなのが『物件管理をどこがしているか』 という点です。信頼できるオーナー、信頼できる管理会社であれば物件のトラブルも、連絡すれば、迅速に対応してくれ不便がありませんし、退出時に起きがちなトラブルも回避できます。物件を探している方にぜひ留意していただきたい点です。

 

Q. 最後にBED&GO設立までの経過をおしえてください

 

2003年に大手ハウスメーカーの生産管理部門のマネジメントを担当したのを始めに、フィリピンの不動産販売会社での販売マネージャーを担当後、現在の会社を設立。フィリピンの不動産事情を、建築、販売から学ばせていただきました。 誠実に!がモットーです。オーナー様に対しては現地の代理人として資産を最大化できるように、そしてテナント様に対しては、フィリピンで快適に過ごすことができるように、何かあればしっかりサポートしてまいります。不動産賃貸、管理、それに売買などのご要望があれば、ぜひご連絡いただけたらと思います。

 

 

BEDANDGO INC.の詳細はこちら

 

BEDANDGO INC.
Director of Operation
石橋 正義さん

 

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