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フィリピン人送り出し機関紹介

フィリピン人送り出し機関とは、フィリピン国内から海外に働きに出る労働者をサポートする機関を指し、これらは政府によって監督されています。フィリピンは、海外で働く労働者の数が多く、その多くが中東や東南アジア、香港、シンガポール、日本、北アメリカ、ヨーロッパ、豪州、ニュージーランドにいるとされています。日本向けの技能実習生送り出しをおこなう、フィリピン人送り出し機関を紹介します。フィリピン海外雇用庁(POEA)認定の正規人材派遣会社です。

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これでわかる! フィリピン人送り出し機関

 

フィリピン人送り出し機関の市場概況

 

フィリピンは、若年層の労働力が豊富で、海外就労を目指す人材を数多く育成し、世界各国に派遣している国として知られています。フィリピン統計局(PSA)の2023年10月の報告によると、2022年4月から9月にかけて海外で働いたフィリピン人労働者は約196万人に上り、上位5カ国はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、香港、カタールなど、中東諸国での就労が目立っています。また、シンガポール、台湾、その他アジア諸国でも多くのフィリピン人が働いています。

 

一方、人手不足が問題となっている日本では、2022年10月末の時点で外国人労働者が182.2万人に達しており、これは前年の172.7万人から9.6万人増加し、記録を更新した数字です。外国人労働者の国籍別内訳を見ると、フィリピン人は全体の11.3%、約20.6万人を占めており、ベトナム人、中国人に次ぐ割合となっています。フィリピン人労働者は親しみやすく、英語に堪能で、新しい環境に順応しやすいと評価されています。日本の労働市場において、彼らの存在は人手不足の解消に大きく貢献していると言えるでしょう。

 

(2024年2月号(vol.190)より)

 

業界インタビュー;経験と実績で培ったノウハウ活かしフィリピンと日本に貢献

 

海外就労者が1千万人、 GDPの11%が海外からの“送金“でしめるフィリピンにと っ て、人材送り出し機関は重要な役割を担っている。今回は、フィリピンで12年以上の経験、現在九州から北海道まで5000名もの送り出し数を持ち、 日本国際リクルートメントエージ ェンシー、さくらジ ャパニーズラングェージスクール、サクラケアギバーヘ ルスケアスクール、とともに日本などへの人材の送り出しに尽力するプロデンシャルエンプロイメントエージェンシーの藤本氏に、フィリピンでの送り出し機関の現状を伺った。

 

Q. 比国の海外就労者の現状は?

 

日本で就労する外国人労働者は2021年10月末の実績で約172.7万名、うちフィリピンからの就労者はベトナム、 中国、インドネシアに次ぐ4番めで、 20万人弱が日本で就労しています (厚生労働省 「外国人雇用状況の届出状況」 令和3年10月末現在) 。 うち技能実習生は35. 2万人名 (同前) 、 特定技能1号在留外国人数は8, 681名 (出入国在留管理庁 「特定技能在留外国人数」2022年6月末)となっています。

 

弊社の場合パンデミック前の2019年には計2097名、 21年にはビザが取れず67名まで落ち込んだものの、 22年は今時点で1927名まで回復しました。 来年はさらに増加する見込みです 。 フィリピンは、 書類関係が非常に繁雑なこともあ っ て敬遠する受け入れ側の日本企業も多か っ たのですが、 マルコス新大統領が演説の中で 「その手続きを三週間で完了できるようにする」 と述べ ていますので、 日本での就労がより容易になることが期待されています。

 

Q. 人材募集、 教育方法は ?

 

弊社の場合は45万以上のフォロアーがいるFBを主に使 っ て、 送り出し先の希望に沿 っ て経験者を募集しています。 そして、 4時間に及ぶ面接とテストをおこなった後に、 合格者だけにがさくら日本語学校で4 ヶ 月間、 日本語、 マナー、ルール、日本の文化、コミュニケーション等を厳しく合宿研修にて指導しています 。もともと社会人経験があって、期間を頑張れば日本で働けるのですから、離脱も少なく、みな意欲的ですね。

 

弊社では「世界で一番大きな声で挨拶する会社」と掲げています。朝からきちんと大きな声で挨拶する 、知っている人がいたら挨拶する、こんな当たり前のことが、今の日本では出来ていないことが多い 。厳しいと言われることもありますが、実習生が日本で暮らすためには非常に重要なことです 。実習生たちは月曜日から土曜日まで、朝8時から夕方5時まで授業、また夕食後6時から8時まで自習します 。また送り出した後も日本側の協同組合、 技能実習生たちと常に連絡を取り合うようにしています 。これまで12年間に集めた様々368項目に及ぶ、日本でのあれこれの対処法をまとめた「K1」と呼んでいるマニュアルも実習生には渡しています 。

 

お陰様で多くの送り出し先のお客様から、大変ご好評をいただいております。

 

 

午後6~8時の自習勉強時間に教室にお伺いしました。全員大きな声で、笑顔で挨拶をして自己紹介。日本に行ってからの仕事について話してくれました。

 

 

Q. 送り出し先の方の心構えは?

 

多くの実習生を日本に送り出すなかで感じるのは、フィリピンの方の日本での就労意欲は10年前を10とすれば、 残念ながら4くらいだというのが現場に いる私の印象です。フィリピンも給与水準があがる一 方で日本は円安です 。しかも日本国内の労働力不足は必須です 。その中で優秀な海外人材を確保するためには、上から目線で物事を進めていたら成り立ちません。同じ目線でともに働き、実習生も送り出し先の企業様も、そして我々送り出し期間も、三者がWⅠNWⅠNの関係でいてこそ、この制度が有効に機能するのだと思います 。

 

フィリピンには若い労働力が豊富にあります 。今後もフィリピン、日本の皆さんの幸せのためによりよい実習生の育成と送り出しに傾注して参ります。

 

ディレクター  藤本 哲児氏

プロデンシャル エンプロイメント エージェンシー(PEA)は創立13年、技能実習生、特定技能、エンジニア等の送り出し数は“NO.1”の座を確保しております。弊社の強みは、全職種に対応ができ、特にパン製造・お惣菜・自動車整備等が強く、他に機械加工・溶接・建築・農業と広範囲に渡っております。トラブルに関しては、担当者が7名近くおり、いつでも“ZOOMミーティング”が出来る体制を取っており、福岡、大阪、東京に駐在事務所を設置(名古屋は近日中!)し日本へのモニタリングスタッフも5名を用意しております。フィリピンの場合、最後に契約の進め方や書類の作成方法等、他国に比べて少し繁雑ですが、フィリピンの事務所は、日本人スタッフが8名も在籍していますので、遠慮なくお問合せ、メールを頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

 

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