フィリピンの祭りと行事/祝日
フィリピンは1年を通し、毎日のようにどこかでお祭りが 開催されています。にぎやかで華やかな南国気質たっぷりの お祭りは、宗教色が濃いものも多く、フィリピンに根付く強い宗教観を垣間見ることができます。
※フィリピンの祝日は急に変更になる場合があるので、日程は事前要確認
1日 新年 <New Year’s Day>
フィリピンの場合、大晦日からあちこちで花火や爆竹の音がしてきます。家の前で大量の花火を打ち上げ、爆音で邪気を払うという意味があるそうです。
第1日曜日 三賢者祭り <Holy Three Kings>
クリスマスの最後を締めくくる行事。マリンドゥケ島のサンタ・クルスとガサンでは、3人の王に扮した仮装をしてパレードが行われます
9日 ブラック・ナザレ <Black Nazarene>
国内最大のイベントで、マニラのキアボ教会で開催されます。当日は、黒いキリスト像(ブラック・ナザレ)を担いで周辺を練り歩きます。この黒いキリスト像に触れることで「病気から守られる」と信じられており、地元の人々は我先にと集まります。そのため、周囲は相当な混雑となりケガ人が出ることもあります。
第3日曜日 シヌログ祭り <Sto. Nino de Cebu>
セブ最大のお祭りで、サントニーニョ(幼きイエス・キリスト)の像を祝います。像を先頭に、民族衣装をまとった各チームがセブの街中をパレードします。
第3週 アティアティハンの祭り <Ati-Atihan>
パナイ島カリボで数日間にわたり繰り広げられるサンバカーニバルです。
不定期 ディナギャン <Dinagyang>
パナイ島イロイロ市で開催。アティアティハンと同じ源流の祭り。アティアテイハンの1週間後に開催されます。
1月末~2月上旬 旧正月 <Chinese New Year>
マニラのチャイナタウンで行われます。華僑の人々を中心に旧暦の正月を祝う新年の行事です
2月中旬~下旬 バギオ・フラワー・フェスティバル <Baguio Flower Festival>
避暑地として有名なバギオ最大のお祭り。ひまわりを中心とした各種花々や植物と、先住民族の文化が融合したストリートダンスが繰り広げられます。
10日~16日 アラワ・ナン・ダバオ <Araw ng Dabaw>
ダバオ市の建設を祝うお祭り。
第2日曜 イロイロレガッタレース <Iloilo Regatta>
パナイ島のイロイロ州対岸にあるギマラス島とイロイロ市の間を、趣向を凝らしたレガッタ艇で競争するお祭り。
25日 シヌログ・フェスティバル <Sinulog Festival>
西ネグロス州イログで開催される民族舞踊のお祭り。
3月末~4月中旬 聖週間 <Holly Week>
聖木曜日(Maundy Thursday)と聖金曜日(Good Friday)、聖土曜日(Black Saturday)、復活祭当日(Easter Sunday)まで連休となります。
9日 勇者の日(バタアン・デー) <Araw Ng Kagitingan、Day of Valor>
第二次世界大戦中、ルソン島中部のバタアン半島に立て籠った比米軍部隊が日本軍に降伏した日が1942年4月9日。その後、多くの被害者を含め兵士たちの勇敢な行為を記念する日へと変更。
24日 マゼラン上陸記念祭 <Magellan's Landing>
1日 勤労の日 <Labor Day>
労働者によるデモや集会が繰り広げられます。
1日~30日 サンタクルーサン・フェスティバル <Santacruzan>
ヘレナ女帝とコヌスタンティヌス王子の聖十字架の発見を祝うお祭りです。
1日~30日 平和と航海の聖母マリア祭り <Feast of Our Lady of Peace & Voyage>
リサール州アンティポロで行われるお祭り。旅行者の守護聖人を祀る寺院に巡礼します。
14・15日 カラバオ(水牛)祭り <Carabao Festival>
ブラカン州プリラン、ヌエバ・エシハ、リサール州アンゴノで行われます。カラバオ(水牛)に感謝を捧げながら、農民の守護神サン・イシドロを祝います。
15日 収穫祭 <Havest Festival(Pahiyas)>
ケソン州のルクバン, サリラヤ, タヤバスの各町で催される収穫を祝うお祭り。
17日~19日 ファーティリティ・ライツ <Fertility Rites>
ブラカン地方オバンドの3守護聖人の祝いと多産記念のお祭り。
12日 独立記念日 <Independence Day>
1898年、スペインからの独立を宣言した日。1964年から、6月12日に変更。
24日 聖ヨハネ水かけ祭り <Feast of St.John the Baptist>
リサール州サン・ファンで開催。聖ヨハネがキリストを洗礼したことを祝うお祭り。 周りの人や通行人がお互いに水を掛け合います。
24日 レチョンパレード <Lechon Parade>
バタンガス地方バラヤンで開催。豚の丸焼き(レチョン)のパレードが行なわれます。
第3週 カダヤワン・サ・ダバオ <Kadayawan Sa Davao>
ミンダナオのダバオで開催。季節のフルーツやランの花の収穫を祝うお祭り。
1983年、政治家、ニノイ・アキノ氏がマニラ国際空港(現・ニノイ・アキノ国際空港)で暗殺された日。
最週の日曜日 英雄の日 <National Heros Day>
フィリピンの歴史上著名な英雄だけでなく, 無名の英雄にも思いを馳せる日。
第3週末 ペニャフランシア・フェスティバル <Penafrancia Festival>
南カマリネス州のナガ市で行われる水上パレードです。
29日 アン・シヌログ <Ang Sinulog>
イリガン市の守護神サン・ミゲルを祝うお祭り。
不定期 マスカラフェスティバル <Masskara>
ネグロス島バコロド市で開催。奇抜な衣装と派手なマスクを着用してストリートダンスを繰り広げます。
1日 万聖節 <All Saints Day>
日本のお盆にあたります。
23日 ヒガンテス・フェスティバル <Gigantes>
リサール州アンゴノで開催。3メートル近い巨人が登場して街を練り歩きます。
28日~12月2日 グランド・カニャオ <Grand Canao>
ルソン中央にあるバギオ市で最大のお祭り。各山岳州の民族が市内に集まり、神々に音楽や舞踊を贈り、感謝を捧げるお祭りです。
30日 ボニファシオ・デイ <Bonifacio Day>
フィリピン革命の原動力である秘密結社カティプーナンの創設者の一人、アンドレス・ボニファシオの誕生を記念した日です。
8日 聖マリア祭 <Feast of the Immaculate Conception>
聖母マリアがイエス・キリストを身籠ったとされる日。
16日~25日 クリスマス期間 <Simbang Gabi(Midnight Mass)>
クリスマスまでの9日間を、聖母マリアが懐胎しキリストが誕生するまでの9カ月間を意味しており、このころから各地の教会には連日多くの信者が詰め掛けます。
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24日 ランタン・フェスティバル <Lantern Festival>
パンパンガ地方サン・フェルナンドでランタン・パレードとコンテストが開催されます。
25日 クリスマス <Chiristmas Day>
キリスト教徒の多いフィリピンでは、1年の中で最も特別な祝日。
30日 ホセ・リサール・デイ <Rizal Day>
国民的英雄であるホセ・リサールが処刑された日。
31日 大みそか <Last Day of the Year>
新年を迎えるときに花火をあげる習慣があります。