ドライバー
フィリピンでは駐在員をはじめ、多くの日本人がドライバーを雇い、生活しています。会社から支給される場合や個人で雇う場合など様々ですが、 フィリピンで暮らすにあたって知っておきたいドライバー事情をご紹介します!
マニラ周辺は交通量が非常に多く、いつも渋滞しています。また、運転マナーも悪く、スピードを出したり、危険運転をする運転手も少なくないので、外国人が自分で運転するのは危険だと言われています。
交通に関する暗黙のルールなども存在するため、現地の運転に慣れたプロのドライバーに任せるのが良いでしょう。アクシデントが起きた際は、タガログ語が出来るフィリピン人の運転手が交渉してくれるので、安心です。
レンタカーを長期レンタルし、そこに専属のドライバーが付くといった契約方法が主流です。ただし、既に車を所有している方で、ドライバーだけを雇用したい場合、エージェント派遣会社からの契約も可能です。
<契約までの流れ>
① WEB サイトもしくは電話でレンタカー業者に問い合わせ
② 車種やリース期間などを選んで、 プランについて交渉。
・ レンタカーをリースする場合、プランにドライバーも含まれています。
・ 一般的に、1 日12 時間の週5 日(原則、日曜とカラーコーディング日は休日となります)
※カラーコーディングについては【クルマ事情】をご参照ください
・ マカティ市内とその他の地域で、金額が変わってくる場合もあります。
③ 条件に納得したら、契約書にサインをして完了
・ 本人確認書類として、パスポートのコピーが必要です。
レンタカーの他にも、 既に車を所有している方であれば、ドライバー派遣会社からドライバーのみを派遣してもらうこともできます。また、駐在前任者や知人の紹介、掲示板などを通じて個人で契約することも可能です。
・ 基本給の目安として、マニラ市内で約P10,000 です
・ 条件や使用頻度によっては、前後することもあります
・ 最初の契約時に雇用内容について、明確にしておきましょう
・ 「秘密が守れる」、「運転技術が優れている」、「時間が守れる」の3 点は、ドライバーを雇う上で重要なポイントです
・ 以前の雇用主からの推薦状の有無なども、大きなアドバンテージとなります
契約を結ぶ際には、 雇用主とドライバー本人が理解と納得をした上で、契約書を作成し、時間外や休日出勤をどうするかなど細かく話し合い、明確にしておきましょう。また、面接や履歴書だけで判断するのではなく、試用期間を設ける必要があります。
※契約書の作成方法や面接については【メイド】をご参照ください