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いざという時に使える市販薬

いざという時に使える市販薬@フィリピン
    誰しもがみな常に健康でいられるという保証はありません。 たとえ常日頃から体調管理をしっかりとしていたとしても、体調を崩してしまうことはあります。 特に、海外で体調を崩したときは大変。 いつもとは勝手が違う場所で、どうしていいかわからない。 医療機関に診てもらうにも、うまく症状を伝えられるかどうか、また保険が効かず高額な請求が来るのではないかという心配が付きまといます。 そのため、まず自分で何とかしたいと思う人も少なくないと思います。 しかし、海外の薬局では、用途や用法・用量がわからず購入を躊躇することや望まぬ副作用に悩まされたという経験を多くの人がお持ちではないでしょうか。 そこで今回、フィリピンで体調を崩したときに役立つ市販薬について特集します。
 
※服用に当たっては、医師、薬剤師などにご相談ください。
 

non-RX 医薬品

医薬品には二種類あるのをご存知ですか?主に医師が処方するRX医薬品と薬局・ドラッグストアなどで販売されているnon-Rx医薬品があります。今回特集するのは薬局・ドラッグストアなどで販売されているnon-Rx医薬品。自分自身で健康管理を行い、軽い病気の症状緩和などに活用してください。また、用法・用量はそれぞれのケースで異なります。説明書の指示を守って下さい。またご使用の前にすべての注意事項と用法をお読みください。これからは、自分の健康は自分で守る「セルフメディケーション」の時代。 non-Rx医薬品を上手に使いましょう。

non-Rx医薬品紹介
解熱鎮痛薬 外用鎮痛消炎薬 風邪の症状・去痰
風邪の症状・咳止め 風邪の症状・鼻水 下痢止め
整腸薬 胃腸薬 生理痛
吐き気 腹痛 便秘
水虫薬 車酔い 痔疾用薬
鼻づまり 鼻洗浄剤 睡眠改善薬
切り傷(消毒剤) うがい

口内炎

目薬 虫よけ

虫刺され

 

解熱鎮痛剤

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): TYLENOL (Johnson&Johnson) タイレノール

世界共通の薬剤一般名:Acetaminophen アセトアミノフェン

Tylenol
適応症:

頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛、悪寒・発熱時の解熱

特徴、性能、副作用:

タイレノール(Tylenol)は、ジョンソン・エンド・ジョンソンが販売するアセトアミノフェンを単一成分とする解熱鎮痛剤である。アセトアミノフェンは胃を刺激しないことから空腹時にも使用できることが特徴(ただし、かぜによる悪寒・発熱時を除く)。眠くなる成分は含まれていない。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(一般医薬品)成人(15歳以上):1回1錠(300mg)、1日3回
比 成人(12歳以上):1回1~2 錠(650mg)、1日3回

(禁忌:消化性潰瘍、重篤な血液・肝・腎障害、心不全、アスピリン喘息。使用上の注意:腎機能・肝機能の低下に注意。3日以上連続して服用するときは医師に相談すること。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): ADVIL (Pfizer Consumer) アドビル

世界共通の薬剤一般名:Ibuprofen イブプロフェン

Advil
適応症:

頭痛、歯痛、腰痛、生理痛、風邪、筋肉痛、関節、炎の軽度な痛みの鎮痛、悪寒・発熱時の解熱。

特徴、性能、副作用:

酸性非ステロイド性抗炎症薬に分類される解熱鎮痛成分。作用機序は、シクロオキシゲナーゼ活性阻害によるプロスタグランジン合成阻害作用により、特に末梢に作用してプロスタグランジンを抑え、上気道や関節痛などの末梢での炎症を伴った痛みに効果的である。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ナロンメディカルなど、一般医薬品)成人(15歳以上):1回200mg、1日2回まで。
比 成人(12歳以上):1回1~2錠(200-400mg)、1日最大1200mgまで。食後服用。
小児:液体薬、用法・用量は年齢によって異なる。添付資料確認のこと。

(禁忌:過去現在において消化性潰瘍や出血性疾患のある方、妊娠後期。 服用時の注意:解熱のため3日以上、鎮痛のため10日以上の連続服用はしないこと。服用による症状が悪化、出血傾向、その他副作用の出現に注意。他の解熱鎮痛剤との同時服用にしないこと。妊娠中・授乳中、老人は服用を避ける。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): BAYER Aspirin(Bayer Healthcare) アスピリン270

世界共通の薬剤一般名: Acetylsalicylic acid アセチルサリチル酸

Aspirin
適応症:

頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・月経痛(生理痛)・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛。悪寒・発熱時の解熱。

特徴、性能、副作用:

胃腸で早く溶け、速やかに吸収されるので、痛みや熱によく効く。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(バイエルアスピリン、一般医薬品)成人(15歳以上):1回1錠、1日3回まで。
比 成人:1回1~2錠(300-600mg)、食後服用。再服用する際は3-4時間あける。
小児(5歳以上):1回1錠(300mg)、(3-5歳)1回半錠(150mg)7

(禁忌:アスピリン喘息、出血性疾患、活動性消化性潰瘍、心不全、腎不全の既往のある者。使用上の注意:インフルエンザ・おたふくかぜ・水痘、出血熱等の患者、消化性潰瘍・喘息の既往者、出産間近の妊婦は服用を避ける。)

外用鎮痛消炎薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): VOLTAREN RAPID (Novartis Healthcare) ボルタレン

世界共通の薬剤一般名:Diclofenac ジクロフェナック

適応症:

腰痛、肩こりに伴う肩の痛み、関節痛、筋肉痛、腱鞘炎(手・手首の痛み)、肘の痛み(テニス肘など)、打撲、捻挫の痛みの鎮痛・消炎。

特徴、性能、副作用:

べとつかず、乾きが早いゲル。優れた経皮吸収性を持つ消炎鎮痛剤。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ボルタレンゲルなど、一般医薬品)1日3~4回、患部に塗布。皮膚病や傷のある部位、眼部、粘膜部には塗布しない。

(禁忌:アスピリン喘息、本剤成分に対して過敏症のある方。 使用上の注意:妊婦や小児には使用しない。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Feldene gel (Pfizer)フェルデンジェル

世界共通の薬剤一般名: Piroxicam ピロキシカム

適応症:

変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上、顆炎(テニス肘など)、節肉痛、外傷後の腫脹・疼痛の鎮痛・消炎

特徴、性能、副作用:

経皮消炎鎮痛剤。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(フェルデンクリーム、医療用医薬品)1日3~4回、患部に塗布。皮膚病や傷のある部位、眼部、粘膜部には塗布しない。

(禁忌:アスピリン喘息、本剤成分に対して過敏症のある方。使用上の注意:妊婦や小児には使用しない。)

風邪の症状・去痰

フィリピンでの薬剤商品名(会社名):AMBROLEX/AMBROLEX OD(Glaxo Smith Kline) アンブロレックス

世界共通の薬剤一般名:Ambroxol HCl アンブロキソール

適応症:

急性・慢性気管支炎、気管支喘息、肺結核,珪肺症、手術後の去痰、慢性副鼻腔炎。

特徴、性能、副作用:

気道の粘液分泌を高めて気道の潤滑化を促し、痰を出しやすくする。主な副作用として、血管浮腫(顔、眼瞼や口唇のまわりの腫れ)、発疹、じん麻疹、じん麻疹 様紅斑、かゆみ、胃不快感、めまいなどが報告されています。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ムコソルバン、医療用医薬品)成人:1回1錠(主成分として15mg)を1日3回服用
比:成人(12歳以上) / 1回1錠(30mg)1日3回。
小児(6-11歳):1回1/2錠(15mg)、1日3回。
小児用シロップ(Ambrolex Pediatric Syrup,15mg/5ml):6~11歳1回5ml、2~5歳1回2.5ml、1日3回。2歳以下1回2.5ml、1日2回
いずれも食後に服用。

(禁忌:本剤に過敏症のある方。慎重投与:妊娠または授乳中の方。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名):Bisolvon (Boehringer Ingelheim) ビソルボン

世界共通の薬剤一般名:Bromhexine HCI ブロムヘキシン

適応症:

急性気管支炎、慢性気管、支炎、肺結核、塵肺症、手術後の去痰。

特徴、性能、副作用:

痰の粘り気を低下させて排出しやすくしたり、痰を溶かして排出しやすくする。主な副作用として、血管浮腫(顔、眼瞼や口唇のまわりの腫れ)、発疹、じん麻疹、じん麻疹様紅斑、かゆみ、胃不快感、めまいなどが報告されています。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ビソルボン、医療用医薬品)成人:1回1 錠( 4mg)を1日3回服用
比 成人(12歳以上):1回1錠(8mg)、1日3回
小児(小児用シロップ4mg/5ml):7~12歳1回5ml、2~6歳1回2.5ml、2歳以下1回1.25ml、1日3回
いずれも食後服用。

(禁忌:本剤に過敏症のある方。慎重投与:妊娠中の方。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): LOVISCOL (Pfizer Consumer) カルボシステイン

世界共通の薬剤一般名: Carbocisteine ムコダイン

適応症:

•次の疾患の去痰/上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核 ・慢性副鼻腔炎の排膿
•滲出性中耳炎の排液(小児)

特徴、性能、副作用:

たんの粘り気を低下させて排出しやすくしたり、たんを溶かして排出しやすくする薬。粘液修復薬に分類される代表的な去痰薬です。喀痰中のシアル酸とフコースの構成比を正常化します。副作用として、ショック、アナフィラキシー症状、肝機能障害、黄疸、皮膚粘膜症候群などが報告されています。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ムコダイン、医療用医薬品)成人:1回 500mg、1日3回
比 成人:1回1カプセル(500mg)、8時間おき。
小児(シロップ、100mg/5ml):8~12歳1回10~15ml、4~7歳1回7.5~10ml
いずれも食後服用。

(禁忌:本剤に過敏症のある方。慎重投与:肝・心障害のある方、妊娠中の方。)

風邪の症状・咳止め

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): ROBITOSSIN-DM (Pfizer Consumer) メジコン

世界共通の薬剤一般名: Per 5mL syr Dextromethorphan HBr 15mg, guaifenesin 100mg, alcohol 1.4%

適応症:

通常、感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肺結核、 上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)にともなう咳や、気管支造影術および気管支鏡検査時の咳の治療に用いられます。

特徴、性能、副作用:

脳の延髄(えんずい)にある咳中枢(咳をおこさせる細胞群)の興奮を鎮めて、せきを止める作用をもつ薬。主な副作用として、吐き気、めまい、発疹などが報告されています。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(メジコン、医療用医薬品)成人:1回1~2錠(Dextromethorphan HBr15~30mg)1日3回
比(シロップ) 成人:1回5~10ml( Dextromethorphan HBr15~30mg)6時間おき。
小児6~12歳:1回5ml、6~8時間おき。

(禁忌:MAO阻害薬服用者。 使用上の注意:妊娠中、授乳中、1週間以上続く咳、乳児は服用を避ける。)

風邪の症状・鼻水

フィリピンでの薬剤商品名(会社名):CLARITN (Schering-Plough) クラリチン

世界共通の薬剤一般名:Loratadine ロラタジン

適応症:

アレルギー性鼻炎、じんましん、皮膚疾患(湿疹・ 皮膚炎、皮膚そう痒症)にともなうかゆみの治療に用いられる。

特徴、性能、副作用:

抗ヒスタミン薬と呼ばれ、ヒスタミン受容体の作用を抑制することでアレルギー症状を抑える。副作用として、眠気、倦怠感、腹痛、口渇、吐き気、嘔吐、発疹、便秘などが報告されています。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(クラリチン、医療用医薬品)成人(7歳以上):1回1錠(10mg)を1日1回、食後服用。
比 成人(12歳以上):1回1錠(10mg)、1日1回。
小児(シロップ、5mg/5ml):体重30kg以上1回10ml、体重:30kg以下1回5ml、1~2歳1回2.5ml 1日1回。

(使用上の注意:妊娠中、授乳中、肝・腎不全患者は服用を避ける。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Benadryl One (Jhonson & Jhonson) ベナドリル

世界共通の薬剤一般名: Cetirizine HCl 塩酸セチリジン

適応症:

アレルギー性鼻炎、じんましんのほか、湿疹(しっしん)・皮膚炎、皮膚、瘙痒症(そうようしょう)、痒疹(ようしん)などの皮膚疾患に伴うかゆ みの治療。

特徴、性能、副作用:

効能はクラリチンと同じ。副作用は過敏症状(発疹,かゆみなど)が現れることがあります。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

小児がこれらの薬を使用するときは、医師の指示を厳重に守ってください。
日本(コンタック鼻炎Zなど、一般用医薬品)1 回1錠(10mg)1日1回。
比:成人・小児(6歳以上)1回1錠(10mg)1日1回。

(禁忌:本剤成分または比ペラ人誘導体過敏症のある方、重度腎障害患者。 使用上の注意:妊娠中、授乳中、腎・肝機能障害患者、てんかん患者は慎重投与。)

下痢止め

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Imodium (Johnson & Johnson)  イモディウム

世界共通の薬剤一般名: Loperamide HCI ロペラミド

適応症:

下痢症

特徴、性能、副作用:

腸のぜん動を抑え、腸管における水分吸収を促進。急性、慢性を問わず、幅広い種類の下痢に対応する強力な下痢止め。脳中枢に影響を与えないので、長期服用も安心。低出生体重児、新生児および6ヵ月未満の乳児:外国で過量服用により呼吸抑制、全身性けいれん、昏睡などの重篤な副作用の報告があります。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ロペミン、医療用医薬品):1回1mg、1日2回まで。
比 成人:初回2カプセル、その後症状に応じて1回1カプセル。1日最大8カプセルまで。

(禁忌:潰瘍性大腸炎、偽膜性腸炎、出血性大腸炎、感染性下痢患者、低体重・2歳未満の小児。慎重投与:肝機能異常、妊娠中、授乳中の方。)

整腸薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): LACTOMIN PLUS (Pro Bio Pharma) ラクトミン

世界共通の薬剤一般名: Lactic acid basteria 乳酸菌

適応症:

下痢や便秘。

特徴、性能、副作用:

乳酸菌の仲間のラクトミンからできている。赤ちゃんや子供を含め、各科で広く使われいる、おなかの調子をよくする薬

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

成人:1日1〜2包、
小児:1日成人の半量。
食後30分以内に服用。
胃腸薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): ZANTAC 75 (GlaxoSmithKline) ザンタック

世界共通の薬剤一般名: Ranitidine HCl ラニチジン

適応症:

胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血

特徴、性能、副作用:

胃酸分泌に関与する物質を阻害することにより胃酸が出るのを抑えます。主な副作用として、便秘、下痢など消化器症状、発疹、そう痒、発熱、血管浮腫、血管炎が報告。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ザンタック,医療用医薬品)成人:1回1錠(150mg)を1日1~2回 ※症状により変動
比 成人(16歳以上):症状のある場合1回1~2錠(75~150mg)1日1~2回。発症予防には1回1錠(75mg)1日1回。

(慎重投与:腎不全、肝不全、急性ポルフィリア、妊娠中、授乳中、16歳以下の小児。)

生理痛

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Buscopan venus (Boehringer Ingelheim) ブスコパン

世界共通の薬剤一般名: Hyoscine-N-butylbromide 10mg, paracetamol 500mg

適応症:

生理痛、月経困難症

特徴、性能、副作用:

子宮や腸の収縮による下腹部の痛みを抑えるブチルスコポラミン臭化物に、解熱鎮痛剤であるアセトアミノフェンを配合した生理痛改善に特化した薬。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本:該当医薬品はなし。成人1回1~2錠、1日3回。

(禁忌:重症筋無力症,巨大結腸症,重篤な肝機能障害、緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス。使用時の注意:G6PD欠損症,肝・腎障害,出血性大腸炎の出現に注意。3日以上の服薬は不可。妊婦、授乳中、10歳以下の小児には使用しない。)

吐き気

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): MOTILIUM (Janssen) モティリウム

世界共通の薬剤一般名: Domperidone ドンペリドン

適応症:

吐き気、消化器機能異常症状

特徴、性能、副作用:

胃腸の運動を促進させ胃の膨満感と逆流の不快な症状を緩和させる。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(医療用医薬品)
比 成人:1回1~2錠を4~8時間ごと、食間・食前に服用。

(禁忌:消化管出血、腸閉塞、プロラクチン血症、妊婦または妊娠している可能性のある方。慎重投与:1歳以下の小児、肝・腎機能障害のある方。)

腹痛

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): BUSCOPAN (Boehringer Ingelheim) ブスコパン

世界共通の薬剤一般名: Hyoscine-N-butylbromide

適応症:

消化性潰瘍や胃炎、腸炎等における消化管の痙攣、運動機能亢進。

特徴、性能、副作用:

胃腸の過度の緊張や痙攣をやわらげ、胃痛、腹痛、さしこみの痛みを鎮める、胃腸鎮痛鎮痙薬。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(一般用医薬品):15歳未満は服用しないこと。1回1錠(ブチルスコポラミン臭化物10mg)を1日最大3回。服用間隔は4時間以上。
比 成人・小児(6歳以上):1回1〜2錠(10〜20mg)、1日3〜5回まで。

(禁忌:重症筋無力症、巨大結腸症、重篤な肝機能障害、緑内障、前立腺肥大による排尿障害、重篤な心疾患、麻痺性イレウス、細菌性下痢患者。)

便秘

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): SENOKOT(Mundipharma) セノコートン

世界共通の薬剤一般名: Sennosides A & B センノシド

適応症:

便秘

特徴、性能、副作用:

固い便や長期の便秘に対して大腸の動きを助ける。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

成人は1回1~2錠(12−24mg)を1日1回就寝前に服用。高度の便秘には1回 4錠(48mg)まで増量
比 成人:1回2錠 (384mg・センノシド17.2mg相当)、1日最大4錠まで。

(禁忌:急性腹症、重症の便秘、痙攣性便秘。)

水虫薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名):LAMISIL (Novartis Healthcare) ラミシール

世界共通の薬剤一般名:Terbinafine HCl テルビナフィン

適応症:

白癬症(手足の指の水虫)、カンジダ症、癜風などの皮膚真菌感染症治療に用いる薬。

特徴、性能、副作用:

絶対に飲んだり目にぬったりしないでください。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

成人(12歳以上):1日1〜2回患部に塗布。1〜2週間経っても軽快しない場合には医師の診察を受けること。

(慎重投与:妊娠中、授乳中。)

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): CANESTEN (Bayer Healthcare) カーネステン

世界共通の薬剤一般名: Clotrimazole クロトリマゾール

適応症:

白癬症(手足の指の水虫)、カンジダ症、癜風などの皮膚真菌感染症治療に用いる薬。

特徴、性能、副作用:

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(医療用医薬品)1日に2~3回患部へ塗布。
6日間継続使用する必要がある。

(慎重投与:妊娠中、著しいびらん面。)

車酔い

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): DIZITAB (Amherst Lab)

世界共通の薬剤一般名: Meclizine HCl メクリジン

適応症:

乗り物酔いの吐き気、嘔吐、めまいの予防の薬( 酔ってからでも効果があるかは不明)。

特徴、性能、副作用:

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(センパア、一般医薬品)
成人:1回1錠( 25mg)、
小児:(7〜14歳)1回半錠
比 成人(12歳以上):1回1~2錠(25〜50mg)
小児(6〜12歳):1回半錠。車に乗る1時間前に服用。
服用間隔は24時間。

(慎重投与:緑内障、喘息、肺気腫、前立腺肥大、妊娠中、授乳中)

痔疾用薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): PROCTO-GLYVENOL (Novartis Healthcare)

世界共通の薬剤一般名: Lidocaine HCI 2%, tribenoside 5%

適応症:

痔核(じかく)、裂肛(れっこう)の治療に使用する薬( 非ステロイド)。

特徴、性能、副作用:

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

日本(ボラザ G 座薬、一般用医薬品):1 回( トリベノシドとして 200mg、リドカインとして 40mg)、
1 日 2 回朝夕肛門内に挿入する

(慎重投与:肝機能異常、妊娠中)

鼻づまり

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): DRIXINE (Schering-Plough)

世界共通の薬剤一般名: Oxymetazoline オキシメタゾリン

適応症:

風邪、インフルエンザ、花粉症、アレルギー性鼻炎による鼻づまりを解消する鼻スプレー。

特徴、性能、副作用:

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):
日本(ナシビンスプレー、一般用医薬品)1回2~3回噴射。使用間隔は12時間あける。1日最大2回まで。
比 成人(6歳以上):1回2〜3回噴霧、1日2 回。

(慎重投与:高血圧、心疾患、甲状腺疾患、糖尿病、前立腺肥大、妊娠中)

鼻洗浄剤

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): PHYSIOMER (Goemar)

世界共通の薬剤一般名: Ultrafiltrated decalinised natural sea water 生理食塩水

適応症:

特徴、性能、副作用:

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):
日鼻の中にスプレーノズルを入れて、霧のような水で鼻水などの汚れを洗浄する1回1~3噴射を1日2~3回

睡眠改善薬

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): GNC MELATONIN (GNC) メラトニン

世界共通の薬剤一般名: Melatonin 3mg, vit B6 2mg メラトニン

適応症:

特徴、性能、副作用:
「即効作用+タイムリリース作用」で4~6時間かけて少しずつ体内に吸収されるので、入眠の他にも安眠の効果がある。アメリカでは栄養補助食品として販売。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):
1日1錠を寝る前に服用 24時間以内に摂取出来る量は1錠のみ

(禁忌:18歳以下、妊娠中、授乳中)

 

 

切り傷(消毒剤)
 

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Betadine Cream/Ointment (Mundipharma)

世界共通の薬剤一般名: povidone iodine  ポビドンヨード

適応症:

火傷、裂傷、切り傷、擦り傷の感染予防、一般的な皮膚感染症の治療、割礼、抜糸、包帯交換時の感染対策

特徴、性能、副作用:

有効成分であるポビドンヨードは、皮膚や創傷の感染症でよく遭遇する細菌に対して、ヨードの望ましくない特徴や欠点なしに、ヨードの幅広い殺菌活性を実質的に保持します。

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

必要に応じて使用できます。火傷の場合は8時間おきに、それ以外は通常1日1回塗布してください。

禁忌:
患者がヨウ素またはポビドンに対してアレルギーがある場合や患者が甲状腺機能亢進症または甲状腺疾患の場合、患者がリチウム療法を受けている場合、放射性ヨウ素の使用を伴う特定の医療処置の前後。
 
 
 
 
 
うがい

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Bactidol(Johnson & Johnson Philippines,)

世界共通の薬剤一般名: Hexetidine

 

 
適応症:

ウイルスや細菌の感染による喉の痛みや痒み

特徴、性能、副作用:

軽度なのどの痛みを一時的に緩和、口腔組織の色調を整え健康な歯ぐきを維持、 歯の表面を保護し虫歯の原因となる酸を形成する細菌を殺菌、口臭の軽減

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

1日1回20mlを30秒間うがいしてください。小さいお子さんは溶液を飲み込まないように注意してください

 
口内炎

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Daktarin Oral Gel ( Johnson & Johnson)

世界共通の薬剤一般名: Miconazole  ミコナゾール

 

適応症:

成人および4カ月以上の小児患者における口腔咽頭および消化管内カンジダ症の治療に

 

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

乳幼児(4-24ヶ月) 1.25mL(小さじ1/4)を1日4回、成人及び2歳以上の小児は2.5mL(小さじ1/2)を1日4回、食後に塗布する。すぐに飲み込まず、なるべく口内に長く残るようにする。症状が治まってから1週間は使用を続ける

禁忌:

ミコナゾール、製剤の他の成分、または他のイミダゾール誘導体に対して過敏症の患者の場合。生後4カ月未満の乳児又は嚥下反射が十分に発達していない者。肝機能障害のある患者の場合。

 

目薬
 

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): OPTIVE (ALLERGAN)

世界共通の薬剤一般名: carboxymethylcellulose  カルボキシメチルセルロース

適応症:

目の乾燥などを融和

特徴、性能、副作用:

コンタクトレンズとの使用も可。軽い目のかゆみまたは炎症、目のかゆみまたは充血、涙目、目のかすみ、または口の中に不快な味などの副作用が発生する場合もある

 
 
 
 
虫よけ

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): OFF!® Overtime(SC Johnson)

世界共通の薬剤一般名: N, N-Diethyl-meta-toluamide

 

適応症:

虫よけ

特徴、性能、副作用:

塗布後、効果持続は8時間

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

露出分に塗布

禁忌:
外用のみ。目や口、過度に日焼けした皮膚や傷んだ皮膚に塗布しないでください。まれに皮膚反応を起こすことがあります。プラスチックや合成繊維との接触は避けてください。
 
虫刺され

フィリピンでの薬剤商品名(会社名): Katinko (Greenstone Pharmaceutical HK, Inc.)

世界共通の薬剤一般名: CAMPHOR (SYNTHETIC), MENTHOL, METHYL SALICYLATE

 

適応症:

体の痛みやかゆみ、筋肉疲労、首や肩の凝り、捻挫、腰痛、頭痛、風邪、旅行酔い、打ち身、鼓腸、虫刺され

用量・用法など(禁忌、使用上の注意):

患部に塗布。1日3~4回まで。2歳以下の幼児への使用は医者に要相談

禁忌:
傷や破損した皮膚に塗布しないでください。目や粘膜に使用しないでください。暖房器具と一緒に使用したり、外部から熱を加えたりしないでください。
 
 
 
 
 

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