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フィリピンでのジプニーの乗り方

フィリピンのシンボルといっても過言ではないジプニー(ジープと呼ぶ人もいる)。 米国占領時代に使い古されたジープを改良し、今も公共交通機関として利用されている。 ジプニーは、比較的どこでも乗降できる(NO LOADING AND UNLOADINGの標識がある場所は、乗り降りしようとした人も運転手も罰金を取られます。)という利便性から、庶民の足として多くの国民に使われています。
こちらのページでは、そんなジプニーの利用方法についてご紹介します。

1. ジプニーの構造についてく
車体前の表示板
行き先が表示されています
例) Cubao
車体横の表示板
ジプニーは車体ごとに決まった区間を往復しています。その区間の名前が表示されています。
例) Cubao - Divisoria

この表示は固定のため、随時乗る前にどちらの行き先に向かっているのかの確認が必要です。
座席
乗客は車体後方から乗り降りします。写真のように、天井は非常に低く車内は昼間でも薄暗いです。
(夜間は照明が点灯)
2. ジプニーの乗り方について
① ジプニーを捕まえる
まず、走っているジプニーを停めて、行き先を確認します。行き先が違った場合は、首を振るなどのNoサインを運転手に示し、別のジプニーを探しましょう。

乗る前に、運転手に行き先を確認しましょう。タガログ語で「サ (場所名〇〇) ポ」(場所名〇〇までお願いします)と聞くと、そこまで行くかどうかを教えてくれます。
② 座る場所
・ 後方座席

乗客は車体後方から乗り込みます。車内は、両端に座席が並び真ん中に通路があります。(凄く慣れてしまった人は助手席に乗ったり、後ろのステップに立ち乗りしたりします。) 天井は大変低く、女性でも身体をかがませながら前に進むほどです。席に座る前に発車することもあるので、天井にある手すりに掴まりましょう。

・ 助手席

助手席に座れば、運転手へ簡単に運賃を聞くことや支払いをすることができます。助手席に座った場合、基本的にドアはありませんので、振り落とされないように気をつけましょう。

③ 運賃を支払う

運賃は初乗りP7.5前後(2014年12月現在)。4km以降になると、1kmごとにP1が加算される計算方法です。最初に、どこまで行くかを伝えると料金を教えてくれます。(もし運転手が遠い場合、周りの人に聞きましょう。気軽に教えてくれます。)

運賃は運転手または車掌に支払いますが、座席が遠い場合は客同士でお金を手渡ししていきます。お金を渡す際には、 「バーヤッド ポ(支払いです)」 と言って手渡しします。 支払う時も、お釣りをもらう時も、客同士でバトンを渡すようにお金を手渡ししていきます。自分も手渡しに参加できるようになると、あなたも上級者です。

まめ知識①:小銭を用意しましょう!
100ペソ以上のお金は使えないことが多いため、あらかじめ「5ペソ」や「10 ペソ」などのコインを用意しておきましょう。
④ 降車時
降りる時は「パーラ」(降ります)といって天井をコンコンとノックすれば、運転手がその場で車を停めてくれます。
3. 利用する際の注意点

・ スリ、置き引き、強盗、事故などがあるものとしてお考えください。
犯罪や事故に巻き込まれたくない方は、出来るだけ乗らないことおススメします。どうしても乗りたい、もしくは乗らなければならない場合は、十分注意をして乗りましょう。

・ 高価なもの(時計、アクセサリー)を身につけるのはやめましょう。
服装は、出来るだけ粗末なもの(Tシャツ、短パン、ビーチサンダルなど)を着ましょう。電子機器(携帯電話、スマートフォン、デジカメなど)の持ち込み、また車内での利用は避けましょう。財布は失くしてもいいものを選び、出来れば2つ用意し強盗に遭った時のダミー財布として用意しておきましょう。強盗に遭った時は、すぐに財布や携帯電話を差し出しましょう。なるべく入り口付近に座り、何かがあった時にすぐに逃げられるようにしておくと良いでしょう。(お金を支払うバトン渡しに参加しなくてもよくなるという利点もあります。)

ジプニーは現地の人間でも犯罪に巻き込まれることが多い乗り物です。
利用する際は身の安全に十分に注意しましょう。

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