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フィリピン基礎知識

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フィリピンの概要

東洋と西洋の文化が融合され、他の東南アジアに比べユニークな文化、生活様式を持つ国、フィリピン。東南アジアのちょうど中心に1,840キロメートル以上に渡って7,107の島で構成されています。主要なエリアは、3つ。
メトロマニラ都市圏のあるルソン島、セブ島を含むビザヤ地方、そしてダバオ市のあるミンダナオ島です。
気候は、雨季と乾季がありますが、基本的には1年中高温多湿です。日本との時差は、-1時間。


フィリピン位置図


正式国名
フィリピン共和国 Republic of the Philippines
面積
299,764平方キロメートル  出所:フィリピン政府公式サイト
人口
100,981,437人(2015年)  出所:2015年国勢調査(フィリピン統計局)
政治体制
共和制
公用語
フィリピン語と英語。英語が共通語として広く使われています。

地理

フィリピンは、大小7107の島から成るインドネシアに次ぐ世界第2位の群島国家です。広さは約30万平方キロメートル、日本の本州と北海道を合わせたくらいの大きさで、北緯4.23度から21.25度、東経112から127度に位置しています。南シナ海、フィリピン海、スールー海、セレベス海、ルソン海峡といった東南アジア主要海域の多数に接する好条件にあります。
環太平洋造山帯に属し、山がちな地勢で活火山が多く地震も発生します。海岸には、サンゴ礁が発達し、群島の東側にはフィリピン海溝が南北に走っています。
一般的にルソン諸島、ビザヤス諸島、およびミンダナオ島の3つの島のグループに分かれます。

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民族

  フィリピンの民族は、大まか分けると、マレー系が95%となります。マレー系による単一民族国家に見えますが、マレー系の中も、100近い民族グループに分かれ、独自の言語が使用されています。そのため、地域や島によって違った文化、民俗があります。


政治

  政治体制は立憲共和制で、国家元首は大統領です。三権分立制度が確立し、革命期と大戦中の第1、2共和国を経て現在は戦後の第3共和国です。現在の憲法はマルコス独裁崩壊後の87年に制定されました。
立法府は上院と下院の二院制議会です。司法は最高裁を筆頭に下級審には様々なシステムがあり、行政の長は直接選挙で選ばれる大統領です。現在の第16代ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、初のミンダナオ出身。治安の悪かったダバオを市長時に強力な指導力で安全な都市に変えた事と、財閥や有力な政治家と無縁な事から就任後も国民から絶大な支持を受けている。通称ディゴン(Digong)。

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経済

 アジア通貨危機以降回復基調にあつたGDPが2005年に1000億米ドルを突破すると急速な成長を遂げ、2016年は3000億米ドルを突破する見込み。持続的な成長を維持していくには、経済構造改革、財政赤字解消、不良債権処理、治安回復によるフィリピン経済への信頼回復が課題とされて来ましたが、最も大きな障害であった治安改善と汚職追放の問題がドゥテルテ大統領指揮下で大きく解決に向かっており公共工事が速いスピードで進捗するようになった事は明るい材料と言えます。

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言語

  フィリピンの公用語は、フィリピン(タガログ)語と、英語です。国語はフィリピン(タガログ)語です。英語も広く使用され、高等教育では必須となっています。500以上の方言があり、78の言語グループに分かれ、8つの主要方言があります。

タガログ(Tagalog)・セブアーノ(Cebuano)・イロカーノ(Ilocano)・ヒリガイノン(Hiligaynon)・ビコラーノ(Bicolano)・ワライ(Waray)・カパンパーガン(Kapampangan)・パンガラトク(Pangalatoc)


宗教

  フィリピンは主にキリスト教とイスラム教が信仰されています。

キリスト教:
全体の93%以上を占めます。1521年フェルディナンド・マゼランの到達意向、16世紀にキリスト教に広まりました。カソリック信者が多くを占めています。最近は、1902年に設立したイグレシア・ニ・クリスト教、そしてフィリピン独立系教会(アグリパイ派)が信者を増やしています。

内訳:
ローマカトリック - 82.9%
プロテスタント - 5.4%
フィリピン独立系教会 - 2.6%
イグレシア・ニ・クリスト教- 2.3%

イスラム教:
全体の4.6%を占めます。
東南アジアでのアラブの貿易拡大が著しかった14世紀後にイスラム教が広まりました。 現在は、フィリピン南部、ミンダナオ地方のイスラム教徒ミンダナオ自治地域に多く居住しています。

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教育

  フィリピンの教育制度は現在基礎教育制度の移行中で、2017年度に幼稚園1年、小学校6年、中学校4年、高等学校2年の制度に完全移行します。ほとんどが2学期制です。
小学校は6歳から6年間の義務教育となり、学費は無料です。
中学校は12歳から4年間で、高校の2年間を含め、ハイスクール、または中等職業学校で行われ、私立が公立を上回っています。
高校卒業後の高等教育は18歳からで、大学と高校修了後教育機関(専門学校)で行われ、修了年限は専攻により異なりますが、医学部が9年、法学部が8年、獣医学部が6年、工学・薬学部が5年、その他は4年となります。
また、フィリピンは女性の地位や教育水準の高さでも東南アジア随一といわれ、女性は教員数でも男性を上回り、国家公務員にも女性が多く、女性管理職も多いのが特徴です。


気候と服装

  フィリピンは1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候です。寒いのが苦手な人には、1年を通して過ごしやすい気候です。年間の平均気温は26~27℃と暖かいトロピカルな亜熱帯気候です。
雨季は6~11月、乾季は12~5月ですが、近頃は雨季と乾季の境目があいまいという声も。
 
雨季の間、毎年熱帯性低気圧や台風の被害があります。
 
服装は基本的に夏物でOK。とはいえ、ショッピングモールやホテル内は冷房がきいているため、半袖では寒いと感じることもあるかもしれません。カーディガンやストールなど羽織るものを用意しておくとよいでしょう。また、11・12月頃は肌寒く感じる日もあります。

 

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歴史と文化

  フィリピンは、7000年ほど前に大陸から分離し、フィリピンの島々が形成されました。紀元前15000年から500年頃にかけて新しく人類が島々に移り住み、青銅器の道具を使い高度な水田技術を広めていき、紀元前300年から16世紀にかけてマレー人が移り住むようになります。マレー人は様々な技術を持ち込み、海上貿易も始め、14世紀頃、ブルネイ王国を統治していたサウジ・アラビア系スルタンがスールー王国、マギンダナオ王国などを設立、現イスラム教徒ミンダナオ自治地域の礎となりました。

1521年、マゼランが世界一周探検の途上、マクタン島に上陸してスペインの領土であることを宣言し、それまでバランガイという無数の親族集団がちらばっていた7000以上の島々をフィリピンという群島国家にまとめていき、スペイン統治下に入りました。

1860年代に入ると、スペインからの独立を目指す運動が活発になり、その解放運動の先頭に立ったのがホセ・リサールです。リサールは逮捕され1896年12月30日、銃殺刑に処せられますが、これが運動に火をつけることになり、1898年6月12日にスペインから独立。これがフィリピン第一共和国で、エミリオ・アギナルドが初代大統領に就任します。
しかし、フィリピンの独立を支援していたはずのアメリカが、スペインとパリ条約を結びフィリピンを購入。アギナルドを反乱軍の将とし、アメリカ寄りの政権を別に置きます。アメリカと独立戦線は1902年迄戦闘を行いますが終結し、アメリカが実効支配します。太平洋戦争時の日本寄りの政権の第二共和国を経て、真の独立は第二次世界大戦後の1946年に第三共和国まで待つことになります。

主な出来事

1521年マジェランのフィリピン到着
1571年スペインの統治開始
1898年米西戦争中の6月12日、アギナルド将軍が独立を宣言
米西パリ講話条約調印により、米の統治開始
1935年独立準備政府(コモンウェルス)発足
1942年日本軍政開始
1946年7月4日、フィリピン共和国独立
1965年マルコス大統領就任(1972年戒厳令布告)
1986年2月革命によりコラゾン・アキノ大統領就任、マルコス大統領亡命
1992年フィデル・ラモス大統領就任
1998年ジョセフ・エストラーダ大統領就任
2001年第二EDSA革命、 ジョセフ・エストラーダ大統領失脚、グロリア・アロヨ大統領就任
2004年グロリア・アロヨ大統領再就任
2010年ベニグノ・アキノ大統領就任
2016年ロドリゴ・ドゥテルテ大統領就任

便利なリンク

▼WOW Philippines Homepage (フィリピン観光省サイト/英語)
http://www.tourism.gov.ph/

▼プレミアム アイランド フィリピン (フィリピン観光省サイト)
http://www.premium-philippines.com/

▼Embassy of Japan in the Philippines (在比日本大使館)
http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm

▼INQUIRE net (INQUIRE新聞サイト)
http://www.inquirer.net/

▼The Philippine Star Online (The Philippine STAR新聞サイト)
http://www.philstar.com/

▼マニラ日本人会のホームページ
http://www.jami.ph/

▼セブ日本人会のホームページ
http://www.ja-cebu.com/

▼フィリピン日本人商工会議所のホームページ
http://www.jccipi.com.ph/

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