ニノイ・アキノ国際空港

島国フィリピンでは、飛行機が主な移動手段。フィリピン国内の移動も飛行機を使うため、何かと利用回数の多い空港。日本からフィリピンへの就航便も増え、ますます多くの利用客が見込まれます。しかし、あまり良い噂を聞かないニノイ・アキノ国際空港。事前に状況を把握し、トラブルを未然に防ぎましょう。

ニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport)の概要

通称ナイア（NAIA）と呼ばれ、マニラ首都圏のパサイ市とパラニャーケ市の境にあります。ターミナルが1～4まであり、利用する航空会社ごとにターミナルが異なります。

※マニラ国際空港庁（MIAA）は、2023年7月までに第2ターミナルを国内線発着専用のターミナルに変更すると発表しました。段階的なターミナルの変更が計画されています。（2023年3月26日時点）

変更予定日	ターミナル	航空会社
2023年4月16日（日）～	ターミナル1→ターミナル3	・ジェットスター航空・ジェットアジア・スクート・スターラックス航空・中国南方航空
2023年4月16日（日）～	ターミナル2→ターミナル1	・フィリピン航空（シンガポール線、ホーチミン線、ハノイ線、プノンペン線）
2023年6月1日（木）～	ターミナル1→ターミナル3	・チェジュ航空・エチオピア航空
2023年6月16日（金）～	ターミナル2→ターミナル1	・フィリピン航空（すべての国際線）
2023年7月1日（土）～	ターミナル3＆4→ターミナル2	・エアアジア（すべての国内線）

※赤字は日本₋マニラ間の直行便あり

なお、多くの方が利用する以下の航空会社のターミナルに変更はありません。

・日本航空（JAL）：ターミナル1

・全日空（ANA）：ターミナル3

・セブパシフィック航空：ターミナル3、ターミナル4（一部の国内線）

・エアアジア（国際線）：ターミナル3

空港をご利用の際には、必ず、航空会社からの最新情報をご確認ください。

また、MIAAの公式サイトやFacebook等も合わせてご確認ください。

空港と市内間のアクセスについて、ご紹介します。

▼ Grab

フィリピンで広く普及しているタクシー配車アプリGrab。ピックアップポイントと、目的地を指定して配車をします。ナンバープレートや車種を確認して乗車しましょう。

▼ クーポンタクシー

行き先に応じてあらかじめ運賃が決められており、乗り場で行き先を告げ、チケットを受け取り指示された車に乗車。タクシーを降りる際、運賃を運転手に支払います。
＜料金＞パサイP150～、マカティP330～、タギッグP330～、マニラP440～、ケソンシティP610～

▼ UBEエクスプレス

24時間安全で快適な道中を保証してくれる、プレミアム空港シャトルバス。ニノイ・アキノ国際空港ターミナルと、マカティのOne Ayala、クバオのARANETA CITY、ロビンソンプレイス・マニラなどを結びます。路線によりますが、2時間に1本くらいのペースで走行しています。

オンラインでのご予約、詳細はこちら。www.ubeexpress.com
また空港に到着後、UBEエクスプレスのブースにて、チケットを買うことも出来ます。

注意事項

空港の出口付近で待ち構え、客引きをしている白い車体のメータータクシーは、不当な金額を請求してくる場合があります。声を掛けられても利用するのは控えましょう。

Grabやタクシーを利用して空港に向かうのが一般的です。流しのタクシーを利用する際、乗車場所にもよりますが、渋滞がひどい場合にはメーターを使わずに、運転手との交渉で料金が決まる場合もあります。

ニノイ・アキノ国際空港は、航空会社によってそれぞれ利用するターミナルが異なります。乗り継ぎの場合ターミナル間の移動が必要となります。それぞれのターミナルが離れているため、移動の際はターミナル間を結ぶ空港シャトルバスかタクシーを利用しましょう。

▼ 空港シャトルバス

15分ごとの発車となっていますが、満員になるまで待っていたり、時間通りの運行とならない場合があります。乗り継ぎまでの時間に余裕がない方は、タクシーを使う方が無難です。

＜運行時間＞24時間
＜料金＞無料
＜走行ルート＞ターミナル１→ターミナル２→ターミナル４→ターミナル３
※ 【ターミナル3】よりも【ターミナル4】の方が先に巡回します。

以下のURLより、ニノイ・アキノ国際空港の最新発着便情報をご確認いただけます。

＜出発便＞http://www.manila-airport.net/departures.cfm

＜到着便＞http://www.manila-airport.net/Arrivals.cfm