フィリピン料理
絶対好きになる!初心者のためのフィリピン料理のすゝめ
フィリピン料理レストランに行っても、もう迷わない!このページをブックマークしたり、スクリーンショットを保存して、食事に行くときに活用しよう!
★のマークがついた料理は食材のバリエーションあり
肉系
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Adobo アドボ ★
醤油、酢、ニンニクで煮込んだ料理。Pork Adobo(ポーク)、Chicken Adobo(チキン)、もしくはこの二つの組み合わせが一般的だが、中にはイカやタコを使ったアドボも。クセがなく、日本人にも親しみやすい味付け。
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Bicol Express ビコール・エクスプレス
ポークと唐辛子をココナッツミルクで煮込み、バゴーンで味付けをした料理。ココナッツミルクのまろやかな甘みと唐辛子の辛さが合わさって美味しい。
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Bulalo ブラロ
牛すね肉を脂やコラーゲンがスープに溶け込むまでじっくり煮込んだ料理。肉がほぐれるように柔らかく、牛骨エキスのスープは程よい塩味で整えられていて美味しい。スイートコーンやさやいんげん、白菜などの野菜も入っていて、栄養満点。タガイタイの名物料理でもある。
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Caldereta カルデレータ
スペイン統治時代にスペイン人から伝わったと言われる料理。じゃがいもやニンジンなどの野菜とビーフまたはポークをトマトペーストで煮た料理で、元々はヤギ肉が使われていたが、今ではビーフが最も一般的。レシピによっては唐辛子で辛口に仕上げる場合もある 。
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Chicken Curry チキン・カレー
ココナッツミルクとカレー粉で作るまろやかなカレー。タイカレーに似ているが、辛さはほとんどない。チキン、じゃがいも、ニンジン、たまねぎなどの野菜が入っている。
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Dinuguan ディヌグアン
豚モツと豚の血のシチュー。火に通した血はチョコレート色になる。人によって好き嫌いが分かれるが、鉄分が豊富で栄養は満点。仕上げに入れる獅子唐は臭みをとるのに役立つ。白いご飯との相性は抜群で、ほかほかのご飯にたっぷりかけていただくと美味しい。
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Inasal イナサル
「イナサル」とは「ローストした」という意味で、チキンやポークを炭火で焼いた料理を指す。バコロド地方の名物料理で、味付けにいくつかのバリエーションがあるが、マニラの飲食店などでポピュラーなものは、醤油や砂糖、酢などに漬けた甘辛いもの。カラマンシーや唐辛子を入れた醤油につけて食べる。
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Kare-kare カレカレ
とろみのあるピーナッツ風味のソースに白菜、茄子などの野菜やお肉が入っている。通常は雄牛の牛テール(尾肉)を使うが、他の部位で代用する場合も多い。食べるときに好みによってバゴーンで味付けをする。野菜だけでも美味しいので、ベジタリアンに対応しやすい料理。
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Lengua in Mushroom Sauce レングア・イン・マッシュルーム・ソース
レングア(牛タン)とマッシュルームをホワイトソースで煮込んだ料理。隠し味に白ワインなどを使う場合もあり、比較的ヨーロッパ風の味付けだ。レングアはフィリピンではよく使われる食材で、トマト煮などにも合う。
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Longganisa ロンガニーサ ★
スペインから伝わったとされるソーセージ。太さや長さは様々で、ポーク、チキン、ビーフ、まぐろなどのバリエーションがある。ガーリックライスと目玉焼きを添えて朝食に食べるのが一般的。味付けは少し甘め。
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Lumpia ルンピア ★
春巻き。豚ひき肉入りのLumpiang Shanghaiはファーストフードやフードコートでよくみかける。もやしを使ったLumipang Togeや生春巻きのLumpiang Sariwaなどのバリエーションも。
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Nilaga ニラガ
美味しいポークと野菜の煮物。あっさりしたクリアスープなので食べやすい。ポーク、白菜、ジャガイモの他に、サバと呼ばれる料理用バナナも入っている。スープを白いご飯にかけて食べるのがフィリピン流。
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Pochero ポチェーロ
「Puchero」とも言い、チキンやポークをトマトで煮た料理。味の決め手となるのが、「サバ」と呼ばれるフィリピンの料理用バナナ。ジャガイモ、ニンジン、さやいんげんなど野菜が豊富で、ひよこ豆なども入っていて、ボリュームと栄養たっぷり。
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Sinigang シニガン ★
酸味の効いたさっぱり味のスープは日本人に人気。酸味の正体はタマリンドという果実で、鞘ごと煮てとった出汁を最後に加えて味を調整する。タマリンドがない場合はレモン汁で代用することもある。ポークシニガン、シーフードシニガン、サーモンのシニガンなど様々なバリエーションが楽しめる。
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Sisig シシグ ★
おかずとしてご飯と食べるほか、おつまみとしても人気の高いシシグ。豚の顔や耳の肉をたまねぎや唐辛子と炒めて、好みでカラマンシーを絞って食べる。仕上げに生卵をのせることも。マグロ、イカ、牡蠣などを使ったバリエーションもある。レストランでは熱い鉄板の上でジュージュー音を立てながら運ばれてくる。
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Tinola ティノーラ
クリアなスープと、ほんのりニンニクとショウガの香りが美味しいチキンの煮物。野菜には大きく切ったサヨーテ(ハヤトウリ)または青パパイヤを使い、果実がスープとよく合う。仕上げに新鮮なマルンガイ(モリンガ)の葉っぱをちぎって入れるので、栄養たっぷり。
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Tokwa’t Baboy トクワット・バボイ
厚揚げと茹でたポークをたまねぎや酢・醤油ベースのタレと和えたもの。おつまみとしても、ご飯と食べても美味しい。
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Chicharong Bulaklak チチャロン・ブラクラク
豚の腸の揚げ物。フライパンから出してすぐにカリッとした状態で食べるのが一番おいしい。中身は柔らかく、歯ごたえもあるので、胡椒をかけた酢につけて食べると、ご飯がすすむ。ビールのおつまみにも。
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Crispy Pata クリスピー・パタ
豚足を塩水で柔らかく茹でた後、数種類の調味料で味付けし、高温の食用油でカリカリの黄金色になるまで揚げた料理。
野菜系
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Ginataan ギナタアン ★
「ギナタアン」は「ココナッツミルクで煮た」という意味。かぼちゃとさやいんげんを煮たGinataang Kalabasa at Sitaw、チキンを煮たGinataang Manokなど、多くの種類がある。甘く味付けしたものもあり、餅やタピオカ、サツマイモ、ジャックフルーツが入ったGinataang Bilo Biloは日本人の口にもあうデザート。
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Gising Gising ギシン・ギシン
Ginataanと同様にココナッツミルクで茹でた料理。具にはさやいんげんと豚ひき肉を使用しており、バゴーンで味付けをしている。唐辛子を加えてピリ辛にする場合もある。
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Laing ライン
乾燥させたタロイモの葉っぱをココナッツミルクで煮たもの。葉っぱの色が濃いためか見た目は悪いが、まろやかココナッツミルクにショウガが効いていて食べやすい。ホカホカの白いご飯にたっぷりかけて食べるのがおすすめ。
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Pinakbet ピナクベット
「Pakbet」などとも呼ばれ、野菜を炒めて、バゴーンを加え煮詰めた料理。小さく切ったポークを入れることもある。野菜は主にオクラ、カボチャ、玉ねぎ、茄子、さやいんげん、ニンニク、ゴーヤなど。野菜の中でもカボチャのホクホクした味が目立ち、そのままでもライスと食べても美味しい。
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Tortang Talong トータン・タロン
茄子のオムレツ。茄子、卵、塩と材料はシンプルだが、茄子を直火で炙って皮をむくため多少手間がかかる。少しスモーキーな風味が特徴。
魚介系
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Calamares カラマレス
イタリアのカラマリフリット(イカのフライ)と基本的に同じだが、フィリピンでは醤油や酢につけて食べる。衣をイカ墨で黒くしたものもある。
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Danggit ダンギット
小さめの干し魚。油でカラッと揚げて、白いご飯やガーリックライスと食べるのが一般的。そのままビールのおつまみにも。スーパーでも買うことができるので自宅で気軽に作ってみよう。
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Kinilaw キニラウ ★
新鮮な魚肉を玉ねぎとショウガと一緒に、酢やカラマンシーの果汁に漬け込んだ料理で、南米のセビーチェに似ている。酸味の中にほんのりショウガが効き、魚とよく合う。普通は生魚を使うが、火を通したものもある。
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Sardines in Tomato Sauce サーディンズ・イン・トマト・ソース
イワシのトマトソース煮込み。缶詰の物もスーパーで多種類販売。白いご飯とよく合う。シメジを入れると更に日本人好みの味に。
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Tinolang Halaan ティノーラン・ハラアン
はまぐり、玉ねぎ、ほうれん草のシンプルなスープだが、ほんのり生姜が効いて日本人の舌に合う。30分くらいで調理できるのもポイント。「Halaan Soup」とも呼ばれる。二日酔いの胃にやさしいスープ。
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Tuyo トゥヨ
腸を抜いて2枚におろした魚を塩漬けにして乾燥させたもの。イワシが使われることが多い。安価で保存がきくため、貧しい人の食事として知られているが、一般の家庭でもよく食べられる。塩味が相当強く、そのまま食べることは難しいが、白いご飯とはよく合う。
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Daing na Bangus ダイン・ナ・バングース
Bangus(サバヒー)を開いて酢、塩・胡椒、ニンニクに一晩漬け、たっぷりの油で揚げた料理。酢が魚の臭みをとってくれる。ガーリックライスと食べるのが一般的で、目玉焼きを添えることも。
炭水化物系
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Arroz Caldo アロズ・カルド
鶏のお粥。お米がほとんど溶けてスープのようになり、ショウガとニンニクが効いて体を温めるので風邪にもおすすめ。骨付きのチキンがまるごと入っている場合が多い。仕上げにネギと焦がしニンニクをトッピングし、更にお好みでカラマンシーを絞ったりパティス(魚醤)をかけても美味しい。
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Bagoong Rice バゴーン・ライス
エビを発酵させた調味料「バゴーン」で味付けした炒飯。具はポークが使われることが多い。仕上げにネギやグリーンマンゴーをトッピングする。一度食べたら忘れられない味。
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Pancit パンシット ★
Pancit Malabon、Pancit Canton、Pancit Lomi、Pancit Sotanghonなど地方によってたくさんのバリエーションがあり、麺の種類、味付け、具などまったく特徴の異なる麺料理を総合してパンシットと呼ぶ。麺ではなく、スープにワンタンのようなものが入ったPancit Moloもある。一度に大量に作りやすいため、パーティの場では欠かせない料理。
フィリピンの食卓文化豆知識
★スプーンとフォークで食べる
フィリピンでは、スプーンとフォークを使った独特の食事方法がある。通常、右手にスプーン、左手にフォークを持ち、ご飯とおかずをスプーンに乗せて食べる。また、スプーンで食べ物を切るなど、ナイフの代わりとしても使われる。
★ごはんにおかずやスープ、ソースを混ぜる
食事で、Ulam(ウラム)=おかずをご飯に混ぜて食べることは一般的。特に、焼き魚のような大きなおかずは、スプーンとフォークを使って食べやすいサイズに切り分けたり、ほぐしたりしてからご飯に混ぜる。同様に、おかずの煮汁や付け合わせのスープ、ソースもご飯にかけて楽しむ習慣がある。
★みんなでシェアする大皿文化
フィリピンでは、多くの場合料理が大皿で提供され、それを各自の皿に取り分けて食べる。この文化に基づき、フィリピン料理のレストランではメニューが2~3人分として多めの分量で提供されることが多い。
以上で紹介したフィリピン料理の他にもたくさんの美味しいものがあります!
アジア料理の中ではまだあまり知られていないフィリピン料理、ぜひトライしてみてください☺
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