どうなるフィリピン全土での禁煙令?
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フィリピン全土での禁煙令、ドゥテルテ大統領サインの見込みです。
フィリピン保健省のポーリン・ジ-ン・ウビアル大臣によると、保健省は国土全体で禁煙とする大統領令の草案を大統領府に提出したということです。
ウビアル大臣は、ドゥテルテ大統領が今月中にも署名し、発行となる見込みだと述べています。
屋内・室内問わず、すべての公共空間での喫煙を禁止するこの大統領令が施行されれば、バスターミナルや公園、車内などが禁煙となります。
(写真)フィリピン国土全体での公共空間での喫煙が禁止に?
この大統領令は、ダバオ市の禁煙条例をもとに起案されたものです。
ドゥテルテ大統領はダバオ市長時代に、「喫煙は、吸う人にも受動喫煙をする周りの人にも、病気しかもたらさないものだ」と強く語っています。
大統領が署名すれば、2016年中にもフィリピン全土で禁煙となる見通しです。
保健省は、この大統領令とは別に、2003年に施行された「たばこ規制法」の改正にも取り組んでいるとのことです。
フィリピンでは現在、喫煙可能なバーなども多く路上でも喫煙者を見かけます。
また、タバコの値段が比較的安くばら売りもしているので、気軽に手に入れることが可能。
尚、フィリピンでタバコを販売する大手メーカーは、この案に賛同しているとのことです。
喫煙者にとっては厳しい未来ですが、周囲の人々の健康問題を考えるとしかたない問題ですね。
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