フィリピンの鉄道計画、南北通勤鉄道事業(NSCR)。日本の独立行政法人国際協力機構、JICAがこの計画の北ルートを支援。建設にあたり、フィリピン運輸省は、2018年に競争入札を行う。マロロス市と、マニラのトンド地区にあるトゥトゥバン駅を結ぶ。
(画像) JICAより
通勤時間が2時間からたった35分へ短縮!
10の高架駅を計画していて、早くて安全、快適な通勤が可能となる。ブラカン州からメトロマニラへ通勤している人には朗報だ。
ビジネス・ワールドによると;「事業化調査はすでに終了していて、2018年の第一四半期までに、競売入札を行うだろう」そう語るのは、NSCR開発担当者、メンドーサ氏。
動画: JICAの詳細なプランを分かりやすく説明したビデオ
上記のビデオは、JICA(ジャイカ-Japan International Cooperation Agency)が投稿したもの。北部の路線(マロロス-トゥトゥバン間)は37.9キロメートルで高架駅数は10だ。現在、この区間は、2時間の通勤時間を要しているが、鉄道が開通すれば35分へと大幅に減少される。
一方、メトロマニラから、アルバイ州、レガスピ市へ伸びる南部のルートだが、運輸省はすでに事業化調査を開始。現存する路線や、新たな支線案など、合わせて653キロメートルに及ぶ。
これには、現存するトゥトゥバン-カランバ線、及び、トゥトゥバン‐レガスピ間の長い事業、更にカランバからバタンガス州へ伸びる支線、レガスピからソルソゴン州、マトノグへと延びる延長線も含まれる。
建設工事は、2019年上半期に開始される予定。NSCRの完成、運行は2020年または2021年を見込んでいる。運賃は、自動料金徴収システムを導入する。
- 「ニックネーム」 Sena
- 「自己紹介」 フィリピン大好き!なインターン生です。
- マニラの隠れスポットを探し回っています
- 趣味はサーフィンです。