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ペソ対ドルレート、19年年間で3.86%のペソ高に

2019年12月31日

フィリピン銀行協会(BAP)データによると、ペソ対米ドルレートは、2019年12月末に、終値1米ドル=50.635ぺソとなり、前月末から0.175ペソ、率にして0.35%のペソ高となった。

 

 12月は例年通り、クリスマスシーズンに向けてOFW(海外フィリピン人就労者)からの送金が増加という季節要因に加え、米中貿易交渉の進展期待などを背景にペソが上昇した。12月の終値ベースで最もペソ高となったのは17日の1ドル=50.580ペソ、最もペソ安となったのは、19日と26日の1ドル=51.080ペソだった。

 

 2019年年間では3.84%のペソ高となった。米国での金融緩和の動き、年後半の米中貿易摩擦緩和期待、フィリピンでのインフレ率急鈍化に伴う実質金利上昇などがペソ高につながっている。2019年の終値ベースで最もペソ安となったのは、1月22日の1ドル=52.930ペソ。最もペソ高となったのは11月5日の1ドル=50.410ペソで、2018年1月15日の50.370ペソ以来、約1年10カ月ぶりのペソ高水準となった。

 

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