ゴルフコースといえば郊外の広い土地や山間部に作られることが多いと思いますが、Philippine Navy Golf Clubがあるのはボニファシオなどのあるタギッグ市。アクセスは良いですし、都心部といえどもそれなりの広さを要しています。またパブリックコースのためメンバーと同伴でなくてもお手頃な値段でプレー出来るのも魅力です。
NAIAに近く、空港に離着陸する飛行機がコース真上を行き来するのはなかなか壮観ですが、これも立地がもたらすコースの特徴ですね。
コース間は林で仕切られているため壁際のホール以外はOBの怖さはありませんが、木々が密集しているため林に入れるとグリーン方向を狙うのは無謀なチャレンジとなってしまうケースが多いです。グリーンは芝があまり刈り込まれていないのでショートしないようにしっかり打ちたいところ。
コースはパー70でショートホールが7ホール。パー5が5ホールの構成です。16番のショートは短いですが手前のバンカーの顎はかなり高いので、バンカー手前ならばグリーン方向に出すことも可能ですが、顎ぎりぎりに落ちてしまった場合はグリーン方向ではなく真横に出す勇気も必要です。とにかくショートしないように大き目に打つのが正解だと思います。
また、13番、14番、15番とパー5が3つ続くのも他のコースではあまり見られない構成です。パー5は一般的にパーを取りやすいですが、さすがに3つ続く体力的にも気持ち的にも疲れます。とにかく集中力を切らさず乗り切りたいですね。
16番ショート。手前バンカーの顎が高いのが特徴。
Beef Sukiyaki。ライスと一緒に是非!
1番ホールと10番ホールに挟まれて建つクラブハウス併設レストランは全体的に低価格で味もよくコストパフォーマンスが非常に良いです。なかでもお薦めはBeef Sukiyaki。大きな器にスープのような形で出てくるため日本人がイメージするすき焼とは違いますが、味はすき焼そのもの。肉が少々少ない気もしますが、値段が150ペソですからそこまで贅沢は言えないでしょう。追加でライスを頼んですき焼をかければすき焼き丼の出来上がり。
他にも焼きそば、焼きうどんなどもB級グルメとしては申し分のない味です。
※一部記述は、大橋 直輝氏のコラムから抜粋しています。
プレイフィー:要会員紹介
平日:P1,800(メンバー同伴はP1,400)
休日:P2,300(メンバー同伴はP1,800)
住所:Bonifacio Naval Station (BNS), Fort Bonifacio, Taguig, Metro Manila
電話番号:02-887-3732
パブリックコースなので、メンバーと同伴でなくてもプレー可能