ドゥテルテ大統領の施政方針演説でも言及された、インターネット接続のスピードが遅い問題。
これが改善すれば、国の発展にもつながります。現在は、どのような状況になっているのでしょうか?
(写真)フィリピンにもブロードバンドの導入を! 出典:The Daily Dot
大統領は、新たに設立された情報通信技術省(DICT)に対し、光ファイバーケーブルとワイヤレス技術の全国的な普及プランを作るようにと命じています。
しかし現在までに、全国ブロードバンド計画の詳細は明らかになっていません。
Oxford Business Groupに掲載された記事によれば:情報通信大臣のロドルフォ・サラリマ氏は、次のように述べたそうです。 「DICTは、民間企業に既に割り当てられた周波数で、まだ使われていない周波数を使用することを検討している。これが実現すれば、追加の周波数帯を国のブロードバンドネットワークに有効活用可能だ、民間の電気通信事業者が利用する代わりにね。」
そんな中スマート・コミュニケーションズは、「高速インターネット接続のサービスエリアを2016年末までに、国内40パーセントに拡大する」と発表。2018年までには、95パーセントを目指し、彼らの4G回線展開の一部としたい考えです。
ネット回線のスピードテストでお馴染み、Ooklaによれば、2015年、フィリピンは、ブロードバンドのダウンロードスピードで、アジア22か国中、21位にランキング。フィリピンのダウンロードスピードは3.64Mbps.です。(ちなみに最下位はアフガニスタンの2.52Mbps.、日本は第3位で82.12 Mbps. )
一刻も早い改善に期待します。
参考: Oxford Business Group, BusinessWorld Online, GMA News Online
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