注目のフィリピン総選挙まで、一週間を切りました。各候補者にとってはラストスパート。
一票でも多く票を集めるために奔走しています。
フィリピンにお住いの日本人の方は、今回初めて経験される方も多いのではないでしょうか?
選挙当日、どんなことが予想されるのか、起こり得ることをまとめてみました。
(写真)有権者一人ひとりの一票がとても重要。2013年フィリピン中間選挙の様子です。
Associated Press社Dhaka Tribune氏撮影
<選挙当日に起こり得ること>
・最後の最後まで候補者の熱の入ったキャンペーンが繰り広げられます。投票場所への無料送迎や投票の介助を申し出たり、熱心なビラ配り等々。
この他にも票を得るためならと、様々なアプローチが見られるでしょう。(これらのオファーは候補者の支援者主導で行っていて、候補者が直接的に関係していない場合もあります。)
・投票所となる公立学校は混雑が予想されます。時間が遅くなるほどより混雑することも。特に学校までの周辺道路は路上駐車でごった返します。
・各報道機関は選挙報道一色に。今回の選挙で当選するのは誰なのか、朝から晩まで選挙関連のニュースを報道します。候補者やセレブが投票するであろう高級住宅地区の投票所にはGMAやABS-CBNの中継車が待機しているかもしれません。
・茶封筒を持っている人々に遭遇するかも。選挙につきものである票買収問題。電子投票システムになった今でも行われています。茶封筒を持っている人すべてが票買収をしているわけではありませんが、「内緒でこの候補者を支持していただけませんか?」という文句で近づいてくる支援者がいるかもしれません。
<選挙当日に投票権がないなどの理由から投票に行かない方へ>
・休日を楽しみましょう。約5千5百万人が投票に行くと予想される今回の選挙。これは国の人口の半数以上。これら大勢の人たちがショッピングモールやビーチ、その他の観光名所に行かず投票所に行く訳です。
普段は混雑している場所もこの日ならくつろげそうですね。人員不足が予想されるので、レストランなどは待ち時間が普段より長くなってしまう可能性も。
・家でゆっくりと選挙の行方を見守りましょう。正式な選挙結果はだいたい二、三日かかりますが、PRCRV(責任ある投票のための教区議会)やNAMFREL(自由な選挙のための国民運動をする団体)などの機関が独自の出口調査をもとに結果速報を随時流します。
・PPCRV、NAMFREL、Comelecや報道機関では選挙に関するボランティアを募集しています。募集人員は限られていますので、興味のある方は早めにお問い合わせすることをお勧めします。
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