比インフラ銀行設立構想、大和証券協力へ
2017年5月24日
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フィリピンは、インフラ整備を喫緊の最重要課題の一つと位置付けており、そのためにインフラ銀行を設立する意向である。
ドミンゲス財務相は、日本政策投資銀行(DBJ)をモデルにしたインフラ銀行を設立する意向であり、政府系のフィリピン開発銀行(DBP)をインフラ銀行へと模様替えする構想を有している。ドミンゲス財務相らは、横浜で開催された第50回アジア開発銀行(ADB)総会の機会に、大和証券グループ本社(大和証券グループ)の中田誠司社長らと、インフラ銀行構想に関して協議するとともに、協力を要請した。
なお、 大和証券グループは1995年、DBPとの間で合弁会社(DBP-Daiwa Capital Markets Philippines, Inc.、以下、DBP大和)を設立している。DBP大和はフィリピン証券取引所会員として、フィリピン株ブローカレッジ業務を展開してきている。
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