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比日産自動車躍進、19年のシェア10.4%で第3位に

2020年2月1日

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日産自動車(日産)が、フィリピンにおいて事業基盤を再強化、販売シェアを急回復させつつある。
 
 1990年代の日産のフィリピンでの販売シェアはトヨタ、三菱自動車に次ぐ第3位を記録することが多かった。しかし、2000年には日産モーター・フィリピン(NMPI)の経営権が台湾の裕隆汽車(裕隆)へと移った。そして、フィリピンでの日産の乗用車生産・販売は裕隆主導のNMPI、商用車生産・販売は現地企業ユニバーサル・モーター・コロンビア(UMC)へと二分されるに至った。2013年まで、日産はMNPIに約5.4%出資しているだけで、UMCへは全く出資していなかった。すなわち、2000年代は、資本面では2013年まではフィリピンからはほぼ撤退した状況となっていたしたがって、日産のフィリピンでの販売シェアは2000年代に低下傾向を辿り、2012年の販売台数はNMPIとUMC合計で僅か6,404台、シェアは3%台へ低下した。
 
 このような状況下で、日産は2013年12月に、NMPIとUMCと共同で、合弁会社のフィリピン日産(NPI、本社:マニラ首都圏)を設立、2014年に営業を開始した。このNPIは、フィリピン市場を対象とした新たな販売会社としてブランド認知度の向上、シェア急回復を目指したものである。NPIの資本金は約10億円で、出資比率は日産が51%、UMCとNMPIがそれぞれ24.5%である。すなわち、販売面では、日産が直接主導権を握ったことになり、日産がフィリピン市場に本格的に再参入したといえる。なお、UMCとNMPIはそれまで通り、フィリピン市場向けの日産車の生産を続けている。
 
 NPIは、フィリピン国内のブランド、販売マーケティング戦略、そしてディーラー事業の強化を担い、商品ラインナップの拡充と販売・サービスの向上を通じて、ブランド・パワーとセールス・パワーの向上を目指している。すなわち、販売に関しては、それまで二分されていた乗用車と商用車事業が統合され、顧客に幅広い選択や利便性を提供できることになった。そして、積極的な新型モデル投入や販売・サービスネット網の拡充を推進してきている。
 
 このような経緯を経て、NPIの最近のシェアは急上昇基調を辿っている。2018年は業界全体の新車総販売台数(輸入車含む)が前年比15%減と二桁減少する中で、NPIの販売台数は39.8%増の3万4,952台と大幅増加、シェアも2017年の5.3%から8.7%へと急上昇、第4位に上昇した。

 2019年も業界全体の新車総販売台数が前年比2.4%増の約41万1,200台と小幅増加にとどまるなかで、NPIの販売台数は22.2%増の4万2,694台と連続大幅増加、シェアも10.4%へと連続急上昇、ついに第3位にまで上昇した。2019年の躍進の原動力となったのは、ピックアップトラック「ナバラ」で、1万9,034台を販売、全販売台数の44.6%を占めた。 そして、中型スポーツ多目的車(SUV)「テラ」が1万0,469台、ビジネスバン「アーバン」の7,157台と続く。

 
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先頃、フィリピン自動車工業会(CAMPI)が、「2019年のフィリピン国内四輪車新車販売台数(CAMPIとトラック工業会加盟企業分:以下工業会加盟企業分と記す)は、前年比3.5%増の36万9,941台へと小幅増加した」と発表した。
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このほどユニバーサルエンターテインメントは、フィリピンのマニラ・ベイ地区で展開している統合型リゾート(IR)施設『Okada Manila(オカダ・マニラ)』を運営するタイガーリゾート・レジャー&エンターテインメント社(TRLEI)の2019年12月度の月次実績(速報値)について発表した。
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