4月の訪日フィリピン人、48%増の6.2万人で月間記録
2017年5月22日
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日本政府観光局(JNTO)は、訪日外客数などに関する2017年4月の推計値を発表した。
それによると、4月の訪日外客数は、前年同月比23.9%増の257万8,900人(推計値)で、単月で初めて250万人を突破した。これまでの最高は2016年7月の229万6千人。
航空路線の新規就航・増便による航空座席供給量の増加、イースター休暇が4月となったこと、中国の清明節、タイ正月(ソンクラン)の休暇と桜シーズンが相俟って訪日需要の拡大に貢献した。
市場別では、台湾、香港、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシアの13市場が単月として過去最高を記録。他7市場(韓国、中国、シンガポール、マレーシア、豪州、イタリア、スペイン)が4月として過去最高となった。
上位5市場は、1.韓国(前年同月比56.8%増の55万4,600人) 2.中国(2.7%増の52万8,800人) 3.台湾(7.6%増の41万3,300人) 4.香港(64.6%増の20万9,400人) 5.米国(23.6%増の14万1,100人)。
フィリピンは前年同月比47.8%増の6万2,000人。単月として過去最高を記録。前年は3月末にあったホーリーウィーク(聖週間)休暇が本年は4月に移動したことや春の魅力を伝える様々な訪日旅行プロモーションの実施などで40%超の増加となった。そして、タイの13万8,600人に次ぐASEAN第2位の訪日者数となった。
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