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三菱UFJ出資のセキュリティバンク、上半期15%増益

2019年8月9日

自己資本比率(CAR)19.2%と高水準、ROE8.8%

 

三菱UFJ銀行(MUFGB)が20%出資する有力拡大商業銀行であるセキュリティバンク(SECB)が、8月7日、2019年上半期(1月~6月)の決算速報を発表した。
 
 今上半期の収入は前年同期比(以下同様)25%増の154億ペソに達した。純金利収入が18%増の118億ペソ(融資・預金業務による純金利収入は37%増の101億ペソ)と好調、手数料・サービス収入も46%増の18億6,000万ペソへと大幅増加した。営業費用も23%増加したが大幅増収効果などにより、帰属純利益は15%増の49億5,000万ペソへと二桁増加した。特に、第2四半期の帰属純利益は37%増の25億7,000万ペソへと大幅増加した。
 
 2016年4月のMUFGBの20%出資により収益基盤が一段と拡充され、財務内容が更に向上してきたといえよう。2019年6月末の総資産は8%増の7,767億ペソ、株主資本は7%増の1,145億ペソに達し、バーゼル3基準の自己資本比率(CAR)は19.2%と高水準、中央銀行の最低基準10%を大幅に上回っている。また、普通株式中核自己資本比率(CET1)も16.8%と高水準、中央銀行の最低基準8.5%を大幅に上回っている。
 
 総不良債権(NPL)比率は1.1%と依然低水準、NPL貸倒れ引当率は127%と高水準。今後も良好な財務内容を維持しながら、MUFGBとの協働による日本関連市場開拓などにより、業容の更なる拡大を図っていく方針である(19年8月7日のフィリピン証券取引所回覧05511-2019号などより)。

 

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