ユニバーサル・エンターテインメント社は11月8日、2017年(第45期)第2四半期決算報告を行った。
当第2四半期連結累計期間(2017年4月1日~9月30日)におけるカジノリゾート(オカダ・マニラ)事業の売上高は8,889百万円(前年同期ゼロ)、営業損失は7,064百万円(前年同期営業損失2,968百万円)となった。
カジノリゾート事業では、昨年12月にフィリピン、マニラ・ベイ地区に部分開業している統合型リゾート施設「Okada Manila」(オカダ・マニラ)について、来期早々に予定しているグランドオープンへ向け、最終段階の作業を進めている。VIP向け専用カジノも完成したカジノフロアは、順調に売上を伸ばしており、「パールウィング」の464室のラグジュアリーホテルも稼働室数が増加している。高級レストランを擁するファインダイニングやショッピングモールも、着々と営業を開始。施設稼働率の向上により、固定費が次第に吸収され、月次損益が改善するプロセスが続いているが、フィリピンに加え、世界的な経済環境の変動、為替市場における通貨価値変動といった金融的要因、また、フィリピン政府やフィリピン賭博公社(PAGCOR)の規制改正、税制改正といった事業環境全般の変動により、グループの業績は影響を受ける可能性がある。