2019年7月19日
EBITDA12.6倍の26億ペソ、6月は26%増収
ユニバーサルエンターテインメントは7月12日、フィリピンのマニラ・ベイ地区で展開している統合型リゾート(IR)施設『Okada Manila(オカダ・マニラ)』を運営するタイガーリゾートレジャー&エンターテインメント社(TRLEI)の2019年6月度の月次実績(速報値)について発表した。
それによると、TRLEIの6月度における総売上高は前年同月比(以下、同様)25.5%増の32億0,700万ペソ。そのうち、カジノ総売上高は24.6%増の30億1,200万ペソへ。VIPテーブルゲーム収入が10.5%増の14億1,200万ペソ、マステーブルゲームが58.0%増の7億8,700万ペソと堅調で成長を支えた。その他売上高(ホテル、飲食、小売り他)は41.3%増の1億9,500万ペソへと増加した。調整後EBITDAは4億2,400万ペソの黒字で、前年同月の赤字から黒字に転じた。
2019年上半期(1月~6月)の総売上高は前年同期比(以下、同様)45.1%増の187億5,500万ペソ、そのうち、カジノ総売上高は44.7%増の176億5,500万ペソ、その他売上高は51.3%増の11億ペソと増加した。調整後EBITDAは26億2,600万ペソで、前年同期から約12.6倍の増加となった(19年7月12日のユニバーサルエンターテインメント発表より)。
オカダ・マニラは空港から車で10分という好立地で、世界三大夕日の一つに数えられる真っ赤なサンセットをのぞむマニラ湾に面している。カジノフロアだけでなく、世界最大級の噴水、ラグジュアリーなホテル、高級商業施設、世界各国の料理を提供するファインダイニング、ガラスドームに覆われたビーチクラブやナイトクラブなど、総合的なエンターテインメントを世界中に提供するマニラ最大のカジノ・エンターテインメントリゾートである。施設面積は440,000平方メートル(44ヘクタール)、開業日は2016年12月16日。カジノ設備はテーブル500台やスロットマシン3,000台 、ホテルは993室(予定)、飲食施設は41店舗(予定)、ショッピングエリア75店舗(予定)。その他世界最大級のマルチカラー噴水「ザ・ファウンテン」、屋内ビーチ&ナイトクラブ「Cove Manila」、高級スパ「ザ・リトリート・スパ」、子ども向け複合施設「プレイ」なども有している。