【フィリピン経済ニュース】比のユーロ選手、五輪体操の床と跳馬で優勝
2024年7月26日
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フィリピン男子初の金メダル、日本で技を磨き開花
8月3日に行われたパリオリンピックの男子体操の種目別床運動決勝で、フィリピンのカルロス・エドリエル・ユーロ選手(24歳)が優勝、オリンピックで全競技を通じてフィリピン男子初の金メダルを獲得した。8月4日に行われた種目別跳馬でも金メダルを獲得、2冠となった。
ユーロ選手は、2013年からフィリピン代表チームを指導していた日本人コーチ釘宮宗大氏(帝京大学医療技術学部助教授)の目に留まり、2016年に来日、同コーチのもとで技に磨きをかけるとともに、奨学金制度を利用して帝京高校、帝京大学短期大学に進学した。その後、オリンピック男子団体と個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助選手らと徳洲会でチームメートとなるなど、日本で技を磨いてきた。
なお、ユーロ選手は2019年にドイツ・シュツッガルトで開催された第49回世界体操競技選手権大会において、種目別決勝男子床運動で、フィリピン初の金メダルをもたらした。
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