2024年9月5日
韓国人108万人で断トツ、日本人26万人(シェア6.5%)で3位
観光省(DOT)の9月1日時点の統計データ(eTravel)よると、2024年8月のフィリピン訪問者数は前年同月比8.0%増の47万2,482人だった。そのうち在外フィリピン人(海外に永住するフィリピンのパスポート保持者)は4万3,945人だった。
国籍別第1位は、依然として韓国人で前年同月比7.0%増の14万5,431人、訪問者全体の30.8%を占めた。2位は米国人で9.2%増の5万7,254人(シェア12.1%)、3位は日本人で20.5%増の4万6,909人(シェア9.9%)、4位は中国人(本土)で32.7%減の2万1,298人、5位は台湾人で0.1%減の1万8,752人、以下、オーストラリア人、カナダ人、シンガポール人、英国人、マレーシア人の順だった。
2024年年初8カ月では、フィリピン訪問者数は前年同期比(以下同様)10.1%増の402万6,689人だった。そのうち在外フィリピン人は2.6%増の32万1,421人(シェア8.0%)だった。
国籍別では、1位は韓国人で13.0%増の107万8,063人(シェア26.8%)、2位米国人は0.8%増の63万7,592人(同15.8%)、3位日本人は33.6%増の26万0,773人(同6.5%)、4位中国人(本土)は38.3%増の24万1,041人(同6.0%)、5位オーストラリア人は1.3%減の16万6,441人(同4.1%)。以下、台湾人、カナダ人、英国人、シンガポール人、マレーシア人と続く。
フラスコ観光相によると、観光省は当初、2024年の海外からの訪問者数に770万人を目標としていると発表した。新型コロナ禍直前の2019年の826万人よりも約56万人少なく、当初は控えめな目標と捉えられていた。しかし、8カ月間の実績から判断すると、当初目標の達成は厳しい状況である。