ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > フィリピンの経済ニュース > 【フィリピン経済ニュース】比のデジタル競争力61位(67経済中)、過去最低順位に

【フィリピン経済ニュース】比のデジタル競争力61位(67経済中)、過去最低順位に

2024年11月10日

ASEANで最低、1位シンガポール、2位スイス、日本は31位

 

スイス・ローザンヌのIMD(経営開発国際研究所)は、11月14日、「2024年世界デジタル競争力ランキング」を発表した。「世界デジタル競争力ランキング」は、デジタルに関する「知識」、「技術」、「将来への準備」という3分野、9つの中項目での調査を行い、ランキングしたものである。今回の調査対象国・地域は67。

 

2024年世界デジタル競争力ランキングの首位はシンガポール。2位スイス、3位デンマーク、4位米国、5位スウェーデン、6位韓国、7位香港、8位オランダ、9位台湾、10位ノルウエーと続く。最下位の67位はベネズエラ。

 

アジア太平洋地域での調査対象は14カ国・地域。ベストテン入りのシンガポール、韓国、香港、台湾に次いで14位中国、15位オーストラリア、31位日本(前年32位)、33位ニュージーランド、36位マレーシア、37位タイ、43位インドネシア、51位インド、61位フィリピン(前年59位)、64位モンゴルとランクされている。日本は、アジア地域でも中位と低評価である。

 

上記の様に、フィリピンは全体の61位で前年からは2ランク低下、2017年の報告開始以来、最も低い順位へと下落した。アジア太平洋地域14か国・地域では前年に引き続き13位にとどまった。東南アジアでは最下位。分野別では、「知識」で64位(前年63位)、「技術」で56位(同51位)、「将来への準備」で58位(同59位)と軒並み低評価。

 

フィリピンのこの8年間の全体のランキングの推移は、2017年46位、2018年56位、2019年55位、2020年57位、2021年58位、2022年56位、2023年59位、そして2024年は61位。2024年は2017年から15ランクも下げている。

 

その他の記事

三菱商事は、10月18日、「三菱商事とフィリピンのアヤラ財閥の旗艦企業アヤラコーポレーション(アヤラコープ、証券コード:AC)は基本合意書を締結し、フィリピン最大の金融アプリでありデジタルキャッシュレスエコシステムであるグローブ フィンテック イノベーションズ(Mynt社、本社:マニラ首都タギグ市)に三菱商事が出資参画することについて合意した」と発表した。

観光省(DOT)の9月1日時点の統計データ(eTravel)よると、2024年8月のフィリピン訪問者数は前年同月比8.0%増の47万2,482人だった。そのうち在外フィリピン人(海外に永住するフィリピンのパスポート保持者)は4万3,945人だった。

フィリピン最大の自動車イベントである「第9回フィリピン国際モーターショー(PIMS)」が、2024年10月24日~27日、マニラ首都圏パサイ市の世界貿易センターで開催される。

フィリピン中央銀行(BSP)の最高政策決定機関である金融委員会(MB)定例会合は、2024年には7回開催される予定である。近年は年8回開催されることが多く、2023年も8回開催されたが、2024年は1回減少となる。

8月3日に行われたパリオリンピックの男子体操の種目別床運動決勝で、フィリピンのカルロス・エドリエル・ユーロ選手(24歳)が優勝、オリンピックで全競技を通じてフィリピン男子初の金メダルを獲得した。8月4日に行われた種目別跳馬でも金メダルを獲得、2冠となった。

フィリピン統計庁(PSA)は、8月8日(木)、2024年第2四半期(4月~6月)の国内総生産(GDP)など国民勘定統計を発表する。バリサカン国家経済開発庁(NEDA)長官及び国家統計学者のマパPSA次官が解説する予定。

官邸は、台風3号やそれにより勢力が強まった南西モンスーンの影響で大雨が降り続く中、7月24日に続き25日(木曜日)も、マニラ首都圏(NCR)および中央ルソン(第3地域)、カラバルソン(第4-A地域)内の政府機関・官庁の業務を停止、全ての学校を休校にすると発表した。

フィリピン最大の外食企業であるジョリビーフーズ(証券コード:JFC)の業容が一段と拡充されつつある。JFCは、7月2日、完全子会社のジョリビー ワールドワイド(JWPL)が韓国のコーヒーチェーン「コンポーズ コーヒー」(Compose Coffee Co., Ltd.)およびその焙煎会社であるJMCF社(総称してコンポーズコーヒー)の実質70%の株式を取得する正式契約を締結したと発表した。

米国の有力経済誌フォーチュン誌は6月18日、「フォーチュン東南アジア500社」を発表した。フィリピンからは38社がリスト入りし、トップ10社には唯一サンミゲル社が9位にランクインした。総収入を基準にランク付けされた。

フィリピン証券取引所(PSE)は、5月29日、年次株式市場投資家プロファイル(SMIP)レポート2023年版を発表した。

金融・経済

ジャンルで探す

フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you  |   【フィリピン在住者向け】コンシェルジュ&会員制コミュニティ Barong Club
ページトップに戻る